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wXw:Best of wXw 2024の分析


名勝負 なし
好勝負 リオ・ラッシュvs.マイケル・オク(3/10/24)

@カフィシュラット・マッチ:ジョセフ・フェネックJr. vs.イーグル・ブラン(1/20/2024)
 正確なルールは不明ですが凶器盛りだくさんのケージ・マッチ。

 ジョセフのセコンドが邪魔をし、そこをジョセフが椅子攻撃。
 場外戦から始めてリングに。

 ストーリーの後押しを受けハードなスポットで盛り上げます。
 一定の攻防は行っているし絵になるシーンもあります。

 しかしそこを単発で終わらせず有機的に結びつける
 ストーリー・テリングがまだまだ足りない印象です。

 中々良い試合。

Aリオ・ラッシュvs.マイケル・オク(3/10/24)
 16Carat敗退者同士のマッチ・アップが
 ドリーム・マッチで一番良かったりしますが、まさにこの試合がそれ。

 リオがプロレスの物理法則を半分踏み出した自在な動きを披露。

 オクがセンスあるカウンターで応対。
 ダウン・モードと切り替えながら試合を進めるリオに対して、
 挑発も上手く使って良い関係性を築いています。

 終盤もスケール感があり素晴らしかった。

 ぎりぎり好勝負。

Bアーレス、ゴリンゴ・ロコ、ラティゴvs.鈴木秀樹、入江茂弘、ティモシー・サッチャー(10/6/2024)
 豪華なカードではありますが、、、
 入江はロープにつまづいてこけて泣き出したりと完全コメディーモード。
 鈴木がそれにのっかり、
 ティモシーの堅物キャラをいじるコメディーです。

 そうなるとルチャ組の最高のトリオアクションを見せれることもありません。

 本編の間に挟まれて一息つく試合としては役割を全うしましたが、
 それ以上の内容を期待していました…。

 まあまあ良い試合。

C阿部史典vs.ティモシー・サッチャー(10/3/2024)
 サブミッションをえげつなく見せ、
 かけている間も張り手を打ったり、
 間違いなく2人の試合にはなっています。

 ただティモシーは特異な存在でありながら
 世界観に昇華しきれず、意外にマイルドに収めるところがありますね。
 それが今回も出ていました。

 そんなに長くないのに必要でないシーンもあり伸びきらず。

 中々良い試合。


 (執筆日:12/?/24)