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wXw:Best of wXw 2019 part.1の分析


名勝負 なし
好勝負 wXw統一世界王座戦:アブソリュート・アンディ(ch)vs.デイヴィッド・スター(1/26/19)

ヴェイト・ミラーvs.ウォルター(2/15/19)
 
リングカンプ(ティモシー・サッチャー、ウォルター)vs.入江茂弘、石川雄規(3/7/19)

@ボビー・ガンズvs.入江茂弘(1/19/19)
 ボビーの仕掛けを入江が跳ね除け、
 積極的な鬩ぎあいが序盤から展開されます。
 
 入江がエプロンのガンズにスピアーを決め主導権。
 ボビーのぎこちない見せ方が少し目立ちましたね。
 入江もまだ空白の埋め方に課題があります。

 それでも安易な軌道にのせず
 2人の形を求め攻防を繰り広げて行く。
 数え歌とすべくリマッチを組まれた期待に応えて見せました。
 最後は場の勢いにムーブも乗っていましたね。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

Aラッキー・キッドvs.クリス・ブルックスvs.ボビー・ガンズvs.ティモシー・サッチャーvs.イルヤ・ドラグノフ(1/26/19)
 良い面子が揃っていますね。
 早々にはけてリングでは1vs.1で展開しますが、
 それぞれ色々な関係性があるので、
 単なるアクション以上のものが提供できています。
 特にキッドが思いのほか良いキャラしていましたね。

 後半は5ウェイならではの複数人スポットで盛り上げました。
 好勝負に少し届かず。

BwXw統一世界王座戦:アブソリュート・アンディ(ch)vs.デイヴィッド・スター(1/26/19)
 アンディが力強い重厚な攻めと同時に
 ヘタレ感も出して柔軟に一進一退を調整します。

 唾を飛ばされてスターが切れて反撃。
 この感情の発露はスターならではですね。

 アンディが試合放棄を狙い、
 追っかけてくればスターを攻撃しリングアウト狙い、と
 WWE的演出が更に試合に勢いをつけます。

 アンディの仮想的ヒール、
 スターのリアリスティックなフェイス、
 団体のブック・サポートが
 見事な化学反応を起こして全編必見の内容になりました。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:12/?/19)

Cヴェイト・ミラーvs.ウォルター(2/15/19)
 ミラーはまだ体はできていないが
 ウォルター二世のような印象がありますね。
 ウォルターがミラーを上手く立ててやりつつ
 超一流の凄さも見せ付けていきます。
 ウォルターは主導権を握って
 相手の抵抗がなくなり動かせなくなった時もしっかり作れている。
 これこそ超一流の証ですね。
 観客はこのマッチアップを愉しんでいて
 それによって作られた雰囲気、レールの上を
 ミラーが不器用ながら走っていく。
 ミラーの攻めは散逸的で受身的ですが
 一本筋の通りまくったウォルターの相手としては問題ありません。
 終盤は流石にこの実力差で長引かせすぎな印象はあるものの素晴らしい試合でした。
 ぎりぎり好勝負。

Dリングカンプ(ティモシー・サッチャー、ウォルター)vs.入江茂弘、石川雄規(3/7/19)
 石川を呼んでリングカンプと当てるとか最高ですね。
 ウォルターとのごつごつとした打撃戦も
 ティモシーとのレスリング合戦も見応えがある。 
 入江も彼らの世界に入っていって
 タフなぶつかり合いで負けない輝きを入っていました。
 タッグとしての構成としては特に感心しないが、
 マッチアップの妙がストレートに堪能でき、それだけで勝負できている。
 ぎりぎり好勝負。

Eデイヴィッド・スターvs.ラッキー・キッド(4/4/19)
 裏WMにwXwも参戦しUS興行。
 キッドは16Caratを優勝したとはいえ
 以前アンダードッグとしての役回り。
 US興行の為かもしれませんが、彼は変に格上げしない方が良いでしょうね。
 キッドの隙を見逃さず
 スターが丁寧に働きかけ、
 するとキッドもポイントを押さえて反応。
 思いのほか緻密な一進一退となっています。
 スターが盛り上がり所をしっかり引っ張り、
 フィニッシャーに向けてまとめました。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:3/?/19)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ボビー・ガンズvs.入江茂弘(1/19/19)
Aラッキー・キッドvs.クリス・ブルックスvs.ボビー・ガンズvs.ティモシー・サッチャーvs.イルヤ・ドラグノフ(1/26/19)
BwXw統一世界王座戦:アブソリュート・アンディ(ch)vs.デイヴィッド・スター(1/26/19)
Cヴェイト・ミラーvs.ウォルター(2/15/19)
Dリングカンプ(ティモシー・サッチャー、ウォルター)vs.入江茂弘、石川雄規(3/7/19)
Eデイヴィッド・スターvs.ラッキー・キッド(4/4/19)