wXw:Best of wXw 2014の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ビッグ・ヴァン・ウォルターvs.ザック・セイバーJr.(1/18/14) ワールド・トライアングル・リーグ:ジョナサン・グレシャムvs.ザック・セイバーJr.(10/2/14) |
@ビッグ・ヴァン・ウォルターvs.ザック・セイバーJr.(1/18/14)
オーソドックスなレスリングの中に
観客への引っ掛かりを上手く作っていますね。
ウォルターがでかいのでセイバーはアマレス技術は
余り使えませんがプロレスのレスリングで面白くしている。
後半は打撃戦。
セイバーが蹴りで応じて、
両者相手の部位を殺しにかかる展開。
場面が変わっても一歩もひかないセイバーに
ファンがリング叩きするシーンは印象的でしたね。
完全燃焼のファイトでメインかと錯覚する内容でした。
ぎりぎり好勝負。
A獣神サンダー・ライガーvs.トミー・エンド(10/2/14)
開始直後エンドがハイ・ニー。
起こされるところをライガーがブレーン・バスター。
出だしから飛ばしてショート・カット。
相手とどう得意技の攻防を作り上げるか意識しているのは
こういう大陸を越えたワン・マッチでは嬉しいですが、
それにより個の攻めの一貫性は失われているし、
その攻防自体の精度もそこまで高くはなかった。
また、後半エンドが主導権を握るシーンになるも
50歳のライガーが相手とあってその攻めも遠慮がありましたね。
平均的な良試合。
(執筆日:2/?/20)
Bワールド・トライアングル・リーグ:ジョナサン・グレシャムvs.ザック・セイバーJr.(10/2/14)
昨年は違うブロックで決勝の3ウェイでしか当たれなかった2人。
垂直ロープ走りからクイックの応酬で始めると
好きなようにレスリング・テクニックを競っていきます。
セイバーは腕を、グレシャムは脚を。
グラウンドからスタンディングに移っても
変幻自在に部位狙いに繋げていますね。
20分時間切れに合わせた盛り上げ方なので
終盤の攻防は少し画一的になってしまいましたが、
2人の技術を十分に堪能できました。
ぎりぎり好勝負。
CwXw統一王座戦、3本勝負:ビッグ・ダディ・ウォルター(ch)vs.トミー・エンド(10/4/14)
エンドが不意打ちから速攻で3カウント奪取。
そのまま2本目にもつれ込むとラフ・ファイト。
エンドがウォルターをセコンドの力も借りながら抑え込んでいきます。
打撃偏重でスポットが少なくここは少し退屈ですね。
とはいえ2本目終盤の攻防で持ち直して3本目。
再びのセコンド介入で上手く
2本目終盤の雰囲気を継続させる流れを作りましたね。
得意技をぶつけ返しあう、単純明快に盛り上がる攻防で激戦となりました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
Dワールド・トライアングル・リーグ決勝:カールステン・ベックvs.ビフ・ビューシックvs.リッチ・スワン(10/5/14)
3人目がハイ・フライ、ダイブで
かき乱す形で始まるので目まぐるしく掴みはOK。
スポット重視で大雑把ながら
決勝に期待する派手さはありますね。
花道スポットもあり終盤への導入も良かった。
ベックが雑なのはさておき、
ビフxスワンで最後もう少し引き上げて欲しかったのですが、
思ったよりしっくりいかなかったようですね。
平均的な良試合。
(執筆日:8/?/17)
Eビッグ・ダディ・ウォルターvs.クリス・ヒーロー(12/5/14)
ビッグ・マンが身軽な動きからタフなチョップ合戦まで。
細やかな脚の使い方は上手いですね。
ただ主導権を握ってからは
オーソドックスな内容で少し退屈。
構成は綺麗で丁寧な流れ作りが光りますけどね。
終盤はヒーローがクラバートにエルボー、と定番技で構成。
安定しますが、これまた跳ねる余地も少なくしています。
ヒーローの腕へのローリング・エルボーをウォルターには拾って欲しかったですね。
そうするとラリアット押しからの最後のドライバーがもっと意味がでてきました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:2/?/20)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ビッグ・ヴァン・ウォルターvs.ザック・セイバーJr.(1/18/14)A獣神サンダー・ライガーvs.トミー・エンド(10/2/14)
Bワールド・トライアングル・リーグ:ジョナサン・グレシャムvs.ザック・セイバーJr.(20分時間切れ)(10/2/14)
CwXw統一王座戦、3本勝負:ビッグ・ダディ・ウォルター(ch)vs.トミー・エンド(2-1)(10/4/14)
Dワールド・トライアングル・リーグ決勝:カールステン・ベック(優勝!)vs.ビフ・ビューシックvs.リッチ・スワン(10/5/14)
Eビッグ・ダディ・ウォルターvs.クリス・ヒーロー(12/5/14)