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wXw:Best of wXw 2012の分析


名勝負 なし
好勝負 デイビー・リチャーズvs.ザック・セイバーJr.(8/12/12)

ビッグ・ヴァン・ウォルターvs.ザック・セイバーJr.(8/18/12)

@wXw統一王座戦:ビッグ・ヴァン・ウォルター(ch)vs.エル・ジェネリコ(5/19/12)
 体格で勝るウォルターは優位に立つとバランスの良い攻め。
 ジェネリコはダウン・モードに入り所作で
 応援を引き出していきます。
 ダイブにサンダー・ドライバー、と
 分かりやすいスポットでジェネリコの反撃開始。
 ハードなチョップに耐えてビッグ・ブーツでやり返すのですが、
 ここでビッグ・ブーツがヒットする際の音出しが弱いのは課題。
 密度のある切り返し合いを行う際には
 体重差がネックで少しもたつきましたね。
 しかしクライマックスはジェネリコの粘り、
 そこからの逆転劇を上手く描けています。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Aデイビー・リチャーズvs.ザック・セイバーJr.(8/12/12)
 特別感を覚えるカードだけに
 演者も力がこもったレスリング。
 両腕を掴んでのストンピングを序盤で繰り出す程です。
 セイバーのユーロ・テイストによる変化と
 全力の蹴りあいというストレートさ、
 両面をしっかり堪能できる内容。
 終盤デイビーの攻めが少し直線的になってしまったきらいはあるものの
 期待に応える執念の攻防で試合を終えました。
 ぎりぎり好勝負。

Bビッグ・ヴァン・ウォルターvs.ザック・セイバーJr.(8/18/12)
 セイバーがゴングが鳴るなり飛び掛っていき、
 ウォルターのでかさを強調。
 どちらも傷つかない鋭い攻防で
 それぞれの価値を出だしで一気に引き上げましたね。
 その上で行うナックル・ロックですから
 セイバーが押し込むシーンがあっても説得力があります。
 セイバーがトペ3連発打ち込めば
 ウォルターは雛壇にセイバーを投げつけ雛壇ごと破壊。
 リングに戻りウォルターが腰攻め。
 それまでの潰しあいから少し落ち着いた感があったものの
 再びセイバーが反撃に転じると
 お互い死力を尽くしてぶつかりあい。
 この2人のライバリティがここに極まり、という試合でした。
 文句なしに好勝負です。
 (執筆日:8/?/17)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@wXw統一王座戦:ビッグ・ヴァン・ウォルター(ch)vs.エル・ジェネリコ(新チャンピオン!)(5/19/12)
Aデイビー・リチャーズvs.ザック・セイバーJr.(8/12/12)
Bビッグ・ヴァン・ウォルターvs.ザック・セイバーJr.(8/18/12)