WXW:Broken Rulz X 7/3/10の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約2時間20分です。
@ラウンド・ロビン・チャレンジ:ウェイド・フィッツジェラルドvs.ブライアン・ダニエルソン
ウェイドは技術が劣っているのを誤魔化そうとはしていないですね。
ブライアンが遊ばせ、しかるべき時に動いて試合を構築。
意図的に2戦目への余裕を残すアピールが出来ています。
ウェイドも善戦とは言えないが一応存在感を残せていた。
平均レベル。
Aトミー・エンドvs.サムタック・ジャック
打撃スタイルで芯を通したTJに対し、
エンドがセコンドを使ったりしながらすかします。
エンドがある程度なんでも出来るので楽しめますね。
ただセコンド介入からの丸め込みでフィニッシュならもう少し短くても良かった。
悪くない試合。
Bバーンド・フォーvs.カールステン・ベック
ベックがグダグダなスカッシュ。
Cバッド・ボーンズvs.ジョニー・モス
入場中のボーンズをウォルター軍が襲撃するもモスが追い払って試合開始。
動けるパワー・ファイターとして第2のバッド・ボーンズとしてモスを売り出そうという狙いが見えますね。
大味ながら狙いは成功している内容。
ただウォルター軍の襲撃を最初ではなく最後に持ってきて
今回はノー・コンテスト、モスがウォルターを助ける形にした方がより格好がついた気もする。
少し悪い試合。
Dラウンド・ロビン・チャレンジ:TJPvs.ウェイド・フィッツジェラルド
TJPはレスリングのジャンルで相手を封殺し
それ以外の部分で押される原因を置く形で構築しようとしています。
ただウェイドの存在意義を見出せず自己完結したような内容となっています。
少し悪い試合。
Eカーニッジvs.ジョン・ライアン
見事に見所がない。
悪い試合。
Fダグ・ウィリアムス・フェアウェル・マッチ:ダグ・ウィリアムスvs.マーティン・ストーン
フェアウェルという事で丁寧なレスリング。
ストーンが打撃で主導を握り、ここからダグがどう反撃するかに注目が集まりました。
しかしダグは能力を見せれず飛びつきDDTで一発逆転。
フェアウェル選手として苦戦するのは分かるけれど=力を抑えるではないでしょうに。
平均レベル。
Gラウンド・ロビン・チャレンジ:ブライアン・ダニエルソンvs.TJP
序盤はテクニカルな動きや相手のペースに行かせない動きが見られますね。
ただ同時進行の攻防ではないんですよね。
そこから誰にでも出来るような挑発合戦、打撃の打ち合い。
緊張感、リアルさが欲しい所でしたね。
その後、後半からはやや加速。
WXW的に展開は薄いものの良い一進一退を生み出し、対等な鬩ぎ合いに発展させています。
平均的な良試合。
HWXW統一王座戦:ザック・セイバーJr(ch)vs.ビッグ・ヴァン・ウォルター
威勢よく始まったもののウォルターは間の空け方が緩すぎるし、
セイバーは途中から力関係を無視して技をかけていく。
そして最後はTJ乱入というメインとは思えぬエンディング。
悪い試合です。
試合後両軍入り乱れて乱闘。
総評
こちらのアメドラvs.TJPも普通の試合でがっかり。
(執筆日:11/7/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ラウンド・ロビン・チャレンジ:ウェイド・フィッツジェラルドvs.ブライアン・ダニエルソンAトミー・エンドvs.サムタック・ジャック
Bバーンド・フォーvs.カールステン・ベック
Cバッド・ボーンズvs.ジョニー・モス
Dラウンド・ロビン・チャレンジ:TJPvs.ウェイド・フィッツジェラルド
Eカーニッジvs.ジョン・ライアン
Fダグ・ウィリアムス・フェアウェル・マッチ:ダグ・ウィリアムスvs.マーティン・ストーン
Gラウンド・ロビン・チャレンジ:ブライアン・ダニエルソンvs.TJP
HWXW統一王座戦:ザック・セイバーJr(ch)vs.ビッグ・ヴァン・ウォルター(DQ)