TOP他大陸のプロレスWXW →WXW:16 Carat Gold Tournament 2007 Day Three 5/6/07

WXW:16 Carat Gold Tournament 2007 Day Three 5/6/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

3枚組み約3時間30分です。
WXWで注文したためPALになります。

1試合目−準決勝:アーレスvs.エル・ジェネリコ
 今までトーナメントは映画みたいに映像の上下が黒幕だったのに
 なぜか今回は普通の仕様。
 ジェネリコのキレが良いですね。
 アーレスはいつも通りのらりくらり。
 平均より少し上。 
 
2試合目−トミー・エンドvs.レイザー・ブレイド
 瞬殺試合。
 
3試合目−準決勝:クリス・ヒーローvs.ムラト・ボスポラス)
 スタイルが違いすぎてスイングせず。
 ヒーローがムラトに合わせて見れるものにはしてきました。
 少し悪い試合。
 
4試合目−ウェスリー・クロートンvs.アツシ・アオキ
 意外にも腕攻めvs.脚攻めという
 レスリングだけでちゃんと試合を作ってきました。
 平均的な良試合。
 
5試合目−バッド・ボーンズvs.潮崎豪
 潮崎は怪物を圧倒するだけの説得力に足る
 研ぎ澄まされたチョップを初めとした基本技を見せ、
 バッド・ボーンズも素晴らしい迫力の大技を見せます。
 まっこうからぶつかっていく、その様は面白いの一言。
 ボーンズは大技に頼りがちで繋ぎ技ができないのがやや難点。
 中々良い試合でした。

6試合目−タッグ王座戦:アブラス(アブソリュート・アンディ、シェイン・ダグラス)vs.ナイジェル・マッギネス、ダグ・ウィリアムス
 ナイジェル、ダグという組み合わせは中々良いタッグでしたね。
 只アブラスはタッグとしても個のレスラーとしてもいまいち。
 平均レベル。
 
7試合目−PACvs.デイビー・リチャーズ
 相変わらずのハード、ハイ・フライングな事をやっているが
 思ったほどスイングせず・
 PACは飛びを1ランク下げて試合運びに重きを置くべき。
 まあまあ良い試合程度か。

8試合目−アダム・ポラックvs.ビッグバン・ウォルター
 でかぶつに小兵が脚攻めで対抗する内容。
 ひどい試合。

9試合目−ドラゴンゲート・ルール:斉藤了、マット・サイダルvs.クラウディオ・カスタニョーリ、エミル・シトッチ
 ドラゲー・ルールならではのスピード、連携はあまりないが
 前夜見せたようにサイダルとCCの絡みは良いし
 工夫した攻防がいくつも見られ平均的な良試合。
 
10試合目−決勝:クリス・ヒーローvs.アーレス
 やっていることは悪くないんですが
 アーレス程度のレスラーで約36分もだらだらやられたら
 途中で見ている方が飽きてきます。
 最後も決勝とはいえインフレしすぎで単調。
 悪い試合。
  
総評
 主催ということで馬鹿げたプライドから
 上手いかどうかよりも自レスラーを勝ちあがらせることを優先したため
 トーナメントの質は低下するばかり。
 (私がWXWのヨーロピアン・スタイルと相性が悪いのもあるのですけど)
 しかしこの日はトーナメント外の試合で
 幾つか見所がありました。
 (それでもWXW対招聘だけど)
 WXWのいつもの大会からしたら御の字。
 この日のトーナメントは低調でしたが
 1,2日目では好勝負も生まれたし
 決勝戦終了後参加者が全員上がったシーンを見ていると
 良いトーナメントだったなという印象。
 来年も数多くの有名レスラーを招聘して欲しいですね。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@準決勝:アーレスvs.エル・ジェネリコ
Aトミー・エンドvs.レイザー・ブレイド
B準決勝:クリス・ヒーローvs.ムラト・ボスポラス
Cウェスリー・クロートンvs.アツシ・アオキ
Dバッド・ボーンズvs.潮崎豪
Eタッグ王座戦:アブラス(アブソリュート・アンディ、シェイン・ダグラス)(ch)vs.ナイジェル・マッギネス、ダグ・ウィリアムス
FPACvs.デイビー・リチャーズ
Gアダム・ポラックvs.ビッグバン・ウォルター
Hドラゴンゲート・ルール:斉藤了、マット・サイダルvs.クラウディオ・カスタニョーリ、エミル・シトッチ
I決勝:クリス・ヒーロー(優勝!)vs.アーレス