TOP他大陸のプロレスWXW →WXW:Fight Club:Burning Recut Night Two 11/13/05

WXW:Fight Club:Burning Recut Night Two 11/13/05の分析


名勝負 なし
好勝負 小橋建太vs.アーレス

Highway Entertainment 13製、2枚組みです。
ROHで購入したためNTSCでした。

まずは試合の前にエディ追悼の10カウント・ゴングが鳴らされます。

1試合目−バッド・ボーンズvs.スティーブ・アリソン
2試合目−潮崎豪vs.ムラト・ボスポラス
3試合目−ライト級王座戦、4コーナー・マッチ:エミル・シトッチ(ch)vs.エル・ジェネリコvs.スーパー・ドラゴンvs.トミー・エンド
 やっぱりWXWは試合カード通りの試合内容を見せてくれない、
 巧い下手云々の前に面白くないなぁとぼやきながら
 ディスク1の3試合をながら見。
 いつもよりかは良いのだけれど・・・。
 バッド・ボーンズはまだ怪物とし目覚めてないし。
 後はスパドラがやけに気合入っていたのが印象に残っています。

4試合目−ロウ・キーvs.ダグ・ウィリアムス
 しかし一流所同士だとやはり良い試合見せてくれます。
 序盤の心理的駆け引きから中盤、ダグの腕攻め。
 しかし終盤がややあっけなくて
 せっかくの腕攻めが生かされなかったのが残念。
 ダグにはいつもの事ですけど・・・。
 中々良い試合でした。

5試合目−秋山準、テンクワvs.ハイ・クラス・キャッチ・クラブ
 秋山が形だけ出た後はテンクワが捕まる。
 秋山と交代したら一気にクライマックスへという時間帯なのだが
 なんともゆるい攻防で見ているほうは盛り上がりません。
 秋山、もう少し気合入れてやってくれませんかね。

6試合目−小橋建太vs.アーレス
 WXW版ジョーvs.小橋。
 (ジョーに比べるとアーレスはかなり格が落ちますけれど)
 大盛り上がりの中、
 小橋は相変わらずチョップだけで試合を作っています。
 それに対してアーレスもいつも通り卑怯な戦法で対抗。
 最後はあっけないですが(小橋の投げはハーフネルソン1発のみ)
 格の違いを考えると逆にこれで良かったと思います。
 本当に小橋は凄い。
 彼の試合は同じ日本人であることを誇りに思わせます。
 おまけでぎりぎり好勝負。

総評
 とにかくメインに尽きますね。
 アーレスはWXWでトップとはいえ
 世界的に見れば一流かは大いに疑問です。
 そのため単純な試合内容としてみれば
 予想の範疇というやつですが小橋がドイツでも
 生ける伝説扱いされ、また小橋も生ける伝説たるものを披露する
 その光景は見ていて嬉しいものがあります。
 小橋がWXWに登場(おまけで秋山も)という記念すべき大会。
 WXWの通常大会としてはかなり良い方です。 
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

E小橋建太vs.アーレス
  アーレスが握手を求める。
  小橋が応じようとするとネクタイを締め嘲笑。
  再び握手を求める。
  小橋が応じると同時に襲い掛かる。
  小橋は耐えてチョップ一発。
  アーレスはたまらずロープに逃げる。
  小橋がチョップを連発。
  耐えていたアーレスだったが3発目で倒れる。
  正面からでは無理だとサミングに噛み付き攻撃。
  サイドウォーク・スラムからカバー。カウント1。
  エルボー・ドロップからカバーするもまたもやカウント1。
  小橋がチョップで反撃を狙うもサミングで防がれる。
  ボディ・スラムからカバー。カウント2。
  CCがレフェリーの目を逸らしている隙にネクタイで小橋を締め上げる。
  殴りつけるも小橋は耐え切りチョップ。
  打ち倒すもダメージが残っていてすぐに逆転される。
  アーレスがロープを往復して結局リバース・チン・ロック。
  ロープを悪用する。
  小橋がロープに脚をかける。
  カバーするもカウント2。
  小橋が殴られても向き直りチョップ。
  キッチン・シンク連発からチョップを振り下ろす。
  チョップ・ドロップからカバー。カウント2。
  アーレスのシャツを剥ぎ取るとチョップを浴びせていく。
  アブナミドル・ストレッチに捕らえる。
  アーレスがロープを掴む。
  バック・ドロップからカバーするもカウント2。
  小橋はアーレスを投げ落とすと場外でチョップを浴びせる。
  リングに戻すとロープにもたれかけさせ後頭部にチョップを振り落とす。
  ボストン・クラブで追い詰める。
  アーレスがロープを掴む。
  首筋にチョップを連発しカバーするもカウント2。
  アーレスが一瞬の隙を突きバック・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ブレーン・バスターからカバーするもカウント2。
  ギブソン・ドライバーもカウント3ならず。
  ならばともう1発狙う。
  小橋はリバース・スープレックスに返すとローリング・チョップからマシンガン・チョップ。
  ローリング・チョップからハーフネルソン・スープレックス!カウントは2!
  ならばとショート・レンジ・ラリアットで1,2,3!
  小橋はアーレスを抱え起こすと握手。
  Kobashiコールが会場中に響き渡る。

試合結果

@バッド・ボーンズvs.スティーブ・アリソン
A潮崎豪vs.ムラト・ボスポラス
Bライト級王座戦、4コーナー・マッチ:エミル・シトッチ(ch)vs.エル・ジェネリコvs.スーパー・ドラゴンvs.トミー・エンド
Cロウ・キーvs.ダグ・ウィリアムス
D秋山準、テンクワvs.ハイ・クラス・キャッチ・クラブ
E小橋建太vs.アーレス