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GSW:Battlefield 1/19/08 の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約2時間40分です。
メニューなしです。

@1 回戦:ミシェル・コバックvs.クラウディオ・カスタニョーリ
 同じドイツですがWXWのような自分勝手なチャントは余り無いですね。
 技が決まった時は拍手をしたりするし。
 しかしレスラーの使えなさ、といったら同じですね。
 このコバック(ライノに似ている)は大物扱いされてますけど、
 スペース・ローリング・エルボーを使ったりと技は自由にセレクトできると思っている節がある上
 CCの作るリズムをことごとく潰していますよ。
 悪い試合。

A1回戦:クリストファー・ダニエルズvs.ブライアン・ダニエルソン
 ダニエルズほどのレスラーがプロレスする場を求めて辺境の地まで来ないといけないとは世も末だ。
 それはさておき試合ですが
 ダニエルズの執拗なヘッド・ロックから
 アメドラのグラウンドでの腕攻め、繰り返しを活かした攻防で
 かつての輝きを取り戻せそうな気もしましたが
 15分という試合時間、コバック介入からのフィニッシュという制約がそれを阻みました。
 平均的な良試合。

Bタッグ王座戦:クリス・コレン、ビッグ・ヴァン・ウォルター(ch)vs.アームド・チャー、クレイジー・セクシー・マイク
 前半の権利の無視といったらひどかったですね。
 ぐだぐだと見よう見まねで本質を理解していないプロレスもどきを披露します。
 ひどい試合。
 試合後コバックがコレンを攻撃。

Cシュート・ファイト:エリック・シュワルツvs.エコ・フレッシュ
 勿論中身はシュート・ファイトではありません。
 総合格闘技を題材にするも特にアイデアもなくWe want Wrestlingコールが起き、
 それに凹んだかプロレス寄りに移るも
 最後は10カウント前に立てなかった(つまり11カウントぐらいで立ち上がる)、という
 一目でひどい絵だと分かるフィニッシュで幕を閉じます。
 ひどい試合。
 試合後レジェンドがコミッショナーのアレックス・ペインに王座挑戦を求める。
 ペインはその前に戦わなければならない相手がいる、と言う。
 その相手は・・・クリスチャン・ケイジ。

D決勝、GSW王座戦:ミシェル・コバックvs.ブライアン・ダニエルソン
 CCも手を焼いた相手ですが
 アメドラはラフ・ファイトで何とか形を作ることに成功しています。
 それにしたってコバックの何をすべきかわかっていない様には苛々させられるし
 最後のレフェリー気絶を絡ませた攻防はとってもチープ。
 少し悪い試合。

E20マン・ロイヤル・ランブル
 スター性、キャラが強くないインディーには難しい試合形式ですけれども
 小ネタが結構あってそれなりに楽しめましたね。
 (CCとSMHの再会、ボーンズとアンディの結託、女性レスラー、ウェスナ・ビューシックの存在etc)
 最後の攻防もダニエルズがしっかり演出しましたし。
 しかし脱落に関しては考えなしで人数調整で適当にやっており勿体無い場面もありました。
 平均レベルです。
  
総評
 アメドラvs.ダニエルズがそこまでの試合にならず。
 ビッグ・マッチが成功しなければドイツのプロレスには魅力が無い。 
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@1回戦:ミシェル・コバックvs.クラウディオ・カスタニョーリ
A1回戦:クリストファー・ダニエルズvs.ブライアン・ダニエルソン
Bタッグ王座戦:クリス・コレン、ビッグ・ヴァン・ウォルター(ch)vs.アームド・チャー、クレイジー・セクシー・マイク(新チャンピオン!)
Cシュート・ファイト:エリック・シュワルツvs.エコ・フレッシュ
D決勝、GSW王座戦:ミシェル・コバック(新チャンピオン!)vs.ブライアン・ダニエルソン
E20 マン・ロイヤル・ランブル(勝者:クリストファー・ダニエルズ)