Germany Classic:Best of Germany 1980の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ルーザー・リーブス・タウン・マッチ、ノーDQ、タップアウト&ノックアウト・オンリー:アクセル・ディーターvs.ムース・モロウスキー(10/5/80) |
@ルーザー・リーブス・タウン・マッチ、ノーDQ、タップアウト&ノックアウト・オンリー:アクセル・ディーターvs.ムース・モロウスキー(10/5/80)
その名の通りアクセル・ディーターJr.(WWEではマーセル・バーセル)の父親です。
相手のムース含め世界には名の通っていない
ドイツの片隅で行われたローカル・マッチ。
それがまさかのMOTY候補の試合になるとは誰が思ったでしょう。
ポイントはR制。
1Rは打撃の重みを感じさせ、2Rはどっしり組み合い、
3Rはヒールのムースがターン・バックル攻撃を皮切りにアクセルを流血させ、
4Rはアクセルが顔に容赦ない蹴りを入れて反撃。
5Rからはそれぞれサブミッションで追い込んだり、と
そのRでやることを絞って全力を注いでいます。
これならワールドクラスとの差もほとんど出ませんね。
積み重ねたアクションの結果として
終盤の技の一つ一つが輝き、30分以上の試合を実現させています。
一部ローカル感はありましたが、
凄い試合が繰り広げられていることに対する
観客含めた雰囲気の出来上がりっぷりが素晴らしかった。
ぎりぎり好勝負。
1980年のMOTY3位にランクインです。
(執筆日:1/?/22)