Dragon Gate Europe:Shingo vs. Yokosuka 3 10/22/11の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | オープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:Pac(JT)(ch)vs.ドラゴン・キッド(JT) Shingo(JT) vs.横須賀享(JT) |
@BxBハルク(BW)vs.ライオン・キッド
A戸澤陽(BW)vs.谷嵜なおき(BW)
谷嵜がヒールとして髪をつかんで倒したり、外して張り手をかましたりして
戸澤のストレートな魅力を引き出していきます。
戸澤はベビーフェイスとして振舞いますが、
日本ではBWとして活動しているので、すかしたりするのもお手の物。
それを谷嵜が卑怯さで上回ることで自分も輝いている。
谷嵜の打撃は結構良いものを持っているので
中盤以降も一本道で惹きつけ続きました。
このカード通りの内容でしたが、
それでいて最高に素晴らしいエネルギーを感じさせました。
中々良い試合。
B吉野正人(JT)vs.土井成樹(BW)
Cマーティ・スカル、マーク・ハスキンスvs.CIMA(BW)、Gamma(JT)
Dオープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:Pac(JT)(ch)vs.ドラゴン・キッド(JT)
キッドの演舞に対してPacが丁寧に仕草やカウンターの技で対応します。
ダイブも決めPac上位というイメージを作り上げました。
そのPacの空中技にカウンターを叩き込むことでキッドも説得力ある反撃ターンにつなげる。
キッドもゆったりとした試合運び、サブミッションを利用してベテランっぷりとして比類なきものに自己を高めて行きました。
後半はカウンター豊富な張り合い。
雪崩式リバース・ハリケーン・ラナ着地→ジャーマン着地→えぐいトルネードDDTという一連の攻防が特に凄かったですね。
全ての引き出し持ってきて極限まで打ち合った一戦。
ぎりぎり好勝負です。
EShingo(JT) vs.横須賀享(JT)
横須賀はいつも導入が弱いですね。
打撃を耐えた上で脚攻め開始。
とにかく脚を攻めていきます。
エプロンでのDVDからShingoが腕攻め。
相当な激しさで攻めて行きましたね。
一般的なサブミッション中心のものではなく
腕にラリアットや一本背負いといった幅広い攻め方で、
付け入る隙のない攻めでした。
ド迫力の鷹木に対し横須賀が投げで追いついてくき、
終盤はラリアットの耐えあいを中心に過激な投げ技連発。
デイビーvs.鷹木を髣髴とさせる異常な熱気を生みました。
あの一戦に比べると一部完成度に波があるので
評価としては文句なしに好勝負。
総評
前年に続き年間最高大会に食い込むようなビッグ・ショーに仕上げました。
(執筆日:5/3/12)
DVD Rating:★★★★☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@BxBハルク(BW)vs.ライオン・キッドA戸澤陽(BW)vs.谷嵜なおき(BW)
B吉野正人(JT)vs.土井成樹(BW)
Cマーティ・スカル、マーク・ハスキンスvs.CIMA(BW)、Gamma(JT)
Dオープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:Pac(JT)(ch)vs.ドラゴン・キッド(JT)
EShingo(JT) vs.横須賀享(JT)