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wXw:Best of wXw 2022 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 マイク・ベイリーvs.ボビー・ガンズ(10/1/22)

WTTF公式戦:阿部史典、入江茂弘vs.ケヴィン・クー、ドミニク・ギャリーニ(10/2/22)

@マイク・ベイリーvs.ボビー・ガンズ(10/1/22)
 最初は観客のチャントに反応してアクションを行わず。
 温まっているとはいえその雰囲気はやりづらさもありますが、
 キレのある演舞に打撃で観客から自分に難なく主導権を移して見せました。

 ボビーが逃げて間を置こうとする流れからひっくり返し逆転。
 脚攻めをキーにしつつも、そこありきにせずに
 状況に合わせて攻め方を調整しているのが素晴らしかったですね。

 攻防の前にストーリーとして惹きつけることが出来ていました。

 しっかり攻防噛み合わせた骨太な内容でした。

 ぎりぎり好勝負。

AWTTF公式戦:阿部史典、入江茂弘vs.ケヴィン・クー、ドミニク・ギャリーニ(10/2/22)
 阿部とドミニクは手探りながらも良い形でテクニックをぶつけあっていますね。

 入江はデフォルメな入り。
 ベースを上手く抑えることで
 彼の爆発力がメリハリ利いて一層魅力的に映りますね。

 そこまで長くない時間にやりたいことを詰め込んでいるので、
 おもちゃ箱のように取っ散らかっていますが、全くもって楽しい。

 終盤は思わぬ流血もあって盛り上がりました。

 ぎりぎり好勝負。

BWTTF公式戦:阿部史典、入江茂弘vs.ロット&フロット(ニキータ・カリスマ、ミシェル・シャンケンバーグ)(10/3/22)
 王者のロット&フロットが負けた場合、
 タッグ王座は空位となり決勝に賭けられるシチュエーションとなっています。

 昨夜ショーをスティールした阿部、入江は
 引き続き観客を魅了する良質なパフォーマンス。
 阿部のセコンドとしての働きも良かったですね。

 ロット&フロットは定番のヒール芸ですが、
 まずまずで特別性は感じられず。
 10分という試合時間も難しかったでしょうけどね。

 中々良い試合。

CWTTF決勝、タッグ王座戦:フレンチャドールズ(イーグル・ブラン、センザ・ヴォルト)vs.アンボス(イカルス、ロバート・ドレイスカー)(10/3/22)
 フレンチャドールズは軽快に飛び、
 アンボスはポイントを押さえた試合運び。
 それぞれ役割を適切にこなします。
 
 センザが一番光っていましたね。
 ムーブに依存せずアピール力活かしてカリスマ感を出していました。

 観客席の攻防から両者リングアウト。
 そこからレフェリー裁定により
 トルネード・ルール、ノー・カウントアウト、ノーDQで再開。
 
 前半はオーソドックスでしたが、後半はストーリー・メインにシフトしましたね。

 アンボスが牙をむいてブランを流血、
 センザのマスクを剥ぎ取る暴挙で煽り立てます。

 中々ない演出から一気に盛り上げて〆。
 
 ストーリー・メインでニア・フォール要素なかったのは意外でしたが、
 スキルに裏打ちされたストーリー・テリングで
 観客を満足感もって家路につかせました。

 好勝負に少し届かず。

Dアクセル・ティッチャーvs.メタハン(11/26/22)
 アクセルが厳しい攻めで追い込み。

 メタハンは苦しい表情でリアリティーのある受けですが、
 受け表現だけに留まらず、攻めに転じれば攻撃的に。
 
 コンパクトにまとまっていますが、
 フィニッシュの見せ方含めて余韻があり、
 このカードは遺恨継続して欲しいと思わせる内容でした。

 中々良い試合。
 (執筆日:10/?/22)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@マイク・ベイリーvs.ボビー・ガンズ(10/1/22)
AWTTF公式戦:阿部史典、入江茂弘vs.ケヴィン・クー、ドミニク・ギャリーニ(10/2/22)
BWTTF公式戦:阿部史典、入江茂弘vs.ロット&フロット(ニキータ・カリスマ、ミシェル・シャンケンバーグ)(10/3/22)
CWTTF決勝、タッグ王座戦:フレンチャドールズ(イーグル・ブラン、センザ・ヴォルト)vs.アンボス(イカルス、ロバート・ドレイスカー)(10/3/22)
Dアクセル・ティッチャーvs.メタハン(11/26/22)