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French Catch:Best of Frence Catch 1981の分析


名勝負 なし
好勝負 3本勝負:ジーン・コーン、レネ・キャベリックvs.ジャッキー・リチャード、ガイ・リナウト(10/12/81)

@3本勝負:ジーン・コーン、レネ・キャベリックvs.ジャッキー・リチャード、ガイ・リナウト(10/12/81)
 ジャッキーとガイは同じレザー・コスでタッグ・チームを演出。
 80年代に入ったんだな、と時代を感じさせますね。

 しかしアクションは70年代のフレンチ・キャッチ健在。
 非常に俊敏でロープ・ワークだけで凄い。
 振り手と受け手の呼吸があってこそのアクションです。

 1本目はかなり早い時間で決着。
 2本目はそのまま孤立シーンに展開させます。
 タッチすると相手のセコンドも投げ入れ一対ニで爆発させたりと
 メリハリの方法論にちゃんと基づいた構成になっていますね。

 フェイスが盛り返しつつもフォールという形に結びつかず、
 時間切れが迫ってくるというストーリー・ラインが
 ややまどろっこしいものの全編を通してかなりアクション・レベルは高かったですね。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:1/?/22)