French Catch:Best of Frence Catch 1973の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | 3本勝負:インカ・ウィラコチャ、アントン・テジェーロvs.レネ・ベン・チモール、ウォルター・ボルデス(1/18/73) ギルバート・ルダックvs.バート・マイケル(4/16/73) |
@3本勝負:インカ・ウィラコチャ、アントン・テジェーロvs.レネ・ベン・チモール、ウォルター・ボルデス(1/18/73)
ボルデスは堅実な働き。
その分チモールはいつも通り奔放にムーブで盛り上げます。
対するインカがチモールを盛り立てつつ、
やり過ぎないように制動して見せます。
アントンは大きな受けが特徴ですが、
今回は序盤から場外受けも見せて徹底していましたね。
その拘りには美学すら感じます。
ヒール戦略による孤立シーン、合体技の見せ場で
1本目後半から2本目の流れを作りました。
3本目は少し散文的にも思えますが、
オールラウンドに魅せる要素を押さえていてレベルは高かった。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:5/?/22)
Aギルバート・ルダックvs.バート・マイケル(4/16/73)
フェイス同士じっくりとしたグラウンド。
攻守の切り替えは抑え目ですが
逃れようとする反復の動きで倒立など地味に体幹を使っていますね。
力のかけ具合が伝わってきます。
激しいアッパー・カートの撃ち合いで終盤へ。
その鋭さは特筆すべきレベルで盛り上がります。
そしてこの時代には珍しいフィニッシャー連打による鮮烈なエンディングの演出。
本格派の芯がありつつ分かりやすさも兼ね備えた試合でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:6/?/22)
注目試合の詳細
なし試合結果
@3本勝負:インカ・ウィラコチャ、アントン・テジェーロvs.レネ・ベン・チモール、ウォルター・ボルデス(2-1)(1/18/73)Aギルバート・ルダックvs.バート・マイケル(4/16/73)