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French Catch:Best of Frence Catch 1966の分析


名勝負 なし
好勝負 3本勝負:ビリー・カタンザロ、ギルバート・ル・マゴルーvs.ヴァシリオス・マントポロス、フランシス・ルイス(8/19/66)

@ル・ペティット・プリンスvs.ボビー・ジェネル(5/22/66)
 プリンスが華麗な動き。
 ボビーも軽快な動きで、
 グラウンド・ベースの定型に乗っ取りつつ、
 形骸化せずにアスリートの動きができています。

 ただ中盤の攻防は技が決まったのか防がれたのか
 どちらとも判別しにくさがありましたね。

 ボビーがヒールのアクセントを加えると
 よりこのカードの形に向けて突き進んでおり、
 プリンスがスーパースターにこれからなっていくことを確信させる内容になっています。

 平均的な良試合。

A3本勝負:ビリー・カタンザロ、ギルバート・ル・マゴルーvs.ヴァシリオス・マントポロス、フランシス・ルイス(8/19/66)
 ハイ・テンポでレスリングを展開。
 タッチ・ワークも小気味よく
 序盤なりのアクションに抑えつつ、これは凄いぞ、としっかり惹きつけますね。

 ルイスの派手な受けが光り、1本目を適度にまとめあげます。

 2本目も1本目のフィニッシュを活かして攻防のストーリー。
 セコンドとの距離感が場の攻防の中の一要素として
 しっかりあるのは好感度高い。

 セコンドがぶつけられて転落した中での
 カウンターのボディ・スラム、と
 2本目のフィニッシュもカットされない理屈が十分伴っています。

 3本目も勢い衰えず、マントポロスの華麗なバック・ブリーカーから始まり、
 フェイス2人がヒール2人を同じムーブでやっつける
 現代にも残っているタッグの定番シーンを連発して盛り上げました。

 これは見事なタッグで1966年のMOTYです。
 
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:4/?/21)

B3本勝負:エディ・ウィックス、ワーニア・デ・ザーゼッキvs.ルディ・サトゥルスキー、ハリー・ウェンツェル(8/29/66)
 ルディ、ハリーはドイツ系ヒールでヒートを煽っていますね。

 フェイス側もウィックスが見栄えのする動きが出来ています。

 独立した動きでフェイス/ヒールが相互作用しているかというと改善の余地はありますが、
 ヒール同士をぶつけたりとアメリカン・タッグのエッセンスが色濃いのが興味深かった。

 2本目派手な受け身、場外転落も多用して盛り上がりましたが、
 途中からヒールがやられ役に徹して
 敵としての魅力に欠けていたのが勿体なかったですね。

 平均的な良試合。
 (執筆日:10/?/21)

C3本勝負:レネ・ベン・チモール、ウォルター・ボルデスvs.ブロウソン・ノワールズ(9/6/66)
 チモールはちょっと実体が弱くなっていますが、
 エンタメ・スターっぷりは見事で他を圧倒する絵に盛り上がります。
 リングの中だけでなく、セコンド時の動きも良かったですね。

 ボルデスは印象弱いものの悪くはない働き。
 ノワーズも同様。

 個としてはチモールの魅力に引っ張られていますが、
 3本勝負の構成バランスが良かった。
 2本目で勧善懲悪の形をつけて3本目が下火になることも多い中で、
 3本目の仕切り直しのレスリングが非常に良く、
 再点火への下地が出来ていました。

 エンターテイメントな内容でしたね。

 中々良い試合。

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ル・ペティット・プリンスvs.ボビー・ジェネル(5/22/66)
A3本勝負:ビリー・カタンザロ、ギルバート・ル・マゴルーvs.ヴァシリオス・マントポロス、フランシス・ルイス(2-1)(カウントアウト)(8/19/66)
B3本勝負:エディ・ウィックス、ワーニア・デ・ザーゼッキvs.ルディ・サトゥルスキー、ハリー・ウェンツェル(2-1)(8/29/66)
C3本勝負:レネ・ベン・チモール、ウォルター・ボルデスvs.ブロウソン・ノワールズ(2-1)(9/6/66)