French Catch:Best of Frence Catch 1957 part.4の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@レネ・ベン・チムールvs.ホアキム・ラバルバ(9/20/57)
バルバはコミカルに楽しませる良い受け身。
チムールも相変わらず良い動きしますね。
攻めに重みがあり、観客の反応も上手く引き出しています。
アクションだけでない絵作りの才覚もありますね。
ヒールの煽りとフェイスのリベンジにおいて
前者の溜めをもう少し時間かけたいところでしたが、
攻防広げ方は自由闊達で良好。
そんなに外れた動きしてないのにレフェリーが導線に入ってきて
チムールにショルダー・スルーをかけてしまうのは無理がありし、
全体から見ると中盤も終盤も沸点の絶対値が変わらず
ダイナミックな構成になりきれていないものの化学反応は間違いなく生まれていました。
好勝負に届かずも中々良い試合。
Aガイ・ロビンvs.エリック・テイラー(10/4/57)
完全に息が合っている訳ではありませんが、
それぞれ良質なアスリートですからね。ミスはしない。
テイラーがフェイスとして華のある動きに安心してチャレンジできる関係性が出来ています。
大きく盛り上がり所を作った後、ガイが腕狙い。
現代に近い技使いは見目麗しく、
特にトーチャー・ラックは大迫力でした。
密度の高いアクションで良かったですね。
最後のフィニッシュがやや不明瞭でしたけれども。
中々良い試合。
(執筆日:1/?/21)
注目試合の詳細
なし試合結果
@レネ・ベン・チムールvs.ホアキム・ラバルバ(9/20/57)@ガイ・ロビンvs.エリック・テイラー(10/4/57)