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特集:Battle of the Brits 1の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

DVD(PAL,R2)1枚、約1時間25分です。

再びTVにプロレスを、と選手が集結した92年の興行。

@王座戦、3本勝負:スティーブ・グレイ(ch)vs.サイアニード・シッド・クーパー
 クーパーがサブミッションをかけてグレイが逃れる。
 それを1ムーブごとに繰り返した後クーパーが打撃を入れてヒールとして支配。
 グレイがセコンドもまとめて反撃と。
 ここまでは単純すぎるきらいはあるもののまずまずの内容でしたね。
 しかしその後は冗長で1本勝負で良かったように思います。

A3本勝負:ザ・ロッカーvs.イアン・マクグレガー
 1本目はスコットランド人イアンが丸め込みで即座に取ります。
 2本目は英国の道化ヒール、ずんぐりロッカーのつまらない腕攻めです。
 3本目はイアンがロッカーを落とすとロッカーが変に戻る気をなくしてあっさり終わり。
 中身のないひどい試合です。

B3本勝負:ジャイアント・ヘイスタックス、?vs.ボンバー・パット・ローチ、?
 俳優ローチがベビー、巨漢のヘイスタックスがヒールの役回り。
 クオリティを期待してはいけないと分かっていても
 ヘイスタックスがローチを避けたまま勝負が終わるとはねぇ。
 どうやら次回シングルでケージを行おうという事らしいですが・・・。
 ひどい試合。

C3本勝負:ドクター・デスvs.トニー・スチュアート
 マスク・マン、ドクター・デスにはプリンセス・ポーラがついていますね。
 試合はドクター・デスがゆったりと攻め、スチュアートが時々勢いのある攻反撃を行う、という内容。
 これっぽっちも高度な内容ではないが
 技に頼らず観客側とフィットしたリズムで持って盛り上げているのは評価できる。
 
総評
 温かい雰囲気ながら時期が衰退後で失われしヨーロピアン・レスリングを見れなかったのは誤算。
 (執筆日:9/21/09)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@王座戦、3本勝負:スティーブ・グレイ(ch)vs.サイアニード・シッド・クーパー(1−1)(6R引き分け)
A3本勝負:ザ・ロッカーvs.イアン・マクグレガー(2−1)(リングアウト)
B3本勝負:ジャイアント・ヘイスタックス、?vs.ボンバー・パット・ローチ、?(2−1)
C3本勝負:ドクター・デスvs.トニー・スチュアート(2−1)