Highspots:The Absolute Best of Johnny Saint Volume.1 Disc Threeの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
約1時間30分です。
@1本勝負:ジョニー・セイントvs.バリー・ダグラス(S4C Welsh TV ?/?/90)
ダグラスはベテランでヨーロピアン・レスリングの理を知っているが
少々歳を取りすぎで対応速度は緩めです。
1本で終わってしまった所を見てもエキシビション的位置づけだったのかもしれませんね。
悪い試合。
Aジョニー・セイントvs.カン・フー(S4C Welsh TV ?/?/80's)
(途中から)
若手カン・フーはその名の通りカンフー・ギミックを売りにしてますが
只の誤魔化しで能力は持っていません。
それなりに気持ちは入っているので攻めはまだ見れるけど
受けが下手糞でリズムが良くないですね。
また最後はカン・フーが勝手に自爆、ロープで首が絞まる格好となり急遽終了です。
悪い試合。
Bジョニー・セイントvs.ジャッキー・ロビンソン(S4C Welsh TV ?/?/80's)
ロビンソンはトップ・スピードこそありませんが
多彩な引き出しを時間をおかずに出してくるのは流石ですね。
展開の重要性も意識していてRで変化させています。
セイントも相手を上回るために力を尽くしていますね。
終盤ロビンソンが投げ系で押すものの
全てダウン・カウントを数えてワン・パターンになっています。
まあまあ良い試合。
Cジョニー・セイントvs.ダニー・コリンズ(S4C Welsh TV ?/?/80's)
取り合えずコリンズは大きく動きを見せようという意図がありますね。
しかし特別な攻防はなかった。
少し悪い試合。
Dジョニー・セイントvs.キッド・マッコイ(S4C Welsh TV ?/?/90's)
マッコイがペースを握らせない展開です。
しかしマッコイは若手でヨーロッパ特有のレスリングも学んでいない世代です。
実力差がある中で互角の攻防を演じるのはどうもわざとらしさがぬぐえませんね。
悪くない試合ではある。
E1本勝負:ジョニー・セイントvs.キッド・マッコイ(S4C Welsh TV 3/7/91)
同じような内容。
しかしマッコイが若手ならではの挑戦性を発揮し、
新しい動きを輸入している所があり、スリリングな攻防を生み出しています。
セイントのムーブをパクるのも良いですね。
粗い部分もあるものの激しい競い合いがありました。
平均より少し上。
総評
Disc For,Fiveは不具合で見られなかったのでここでまとめます。
予想通り展開の幅の狭さがクオリティの面でネックとなっています。
またリアリティー押しのためか不完全燃焼の決着が多かったのも残念でした。
セイントのベスト版ではありますが、
購入基準はWWEのフィンレー、新日のジャッキー、ロコを知っているかになりそうです。
DVD Rating:☆☆☆☆☆
(執筆日:4/2/11)
注目試合の詳細
なし試合結果
@1本勝負:ジョニー・セイントvs.バリー・ダグラス(S4C Welsh TV ?/?/90)Aジョニー・セイントvs.カン・フー(テクニカル・ノックアウト)(S4C Welsh TV ?/?/80's)
Bジョニー・セイントvs.ジャッキー・ロビンソン(2-0)(S4C Welsh TV ?/?/80's)
Cジョニー・セイントvs.ダニー・コリンズ(2-1)(S4C Welsh TV ?/?/80's)
Dジョニー・セイントvs.キッド・マッコイ(全R終了)(S4C Welsh TV ?/?/90's)
E1本勝負:ジョニー・セイントvs.キッド・マッコイ(S4C Welsh TV 3/7/91)