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Progress Wrestling:Best of Progress 2024の分析


名勝負 なし
好勝負 SSS16決勝:ルーク・ジェイコブスvs.リッキー・ナイトJr.(5/27/2024)

PROGRESS王座戦:ルーク・ジェイコブス(ch)vs.レオン・スレーター(11/24/2024)

@SSS16決勝:ルーク・ジェイコブスvs.リッキー・ナイトJr.(5/27/2024)
 花道の攻防で階段にぶつけられたリッキーが流血。
 ルークが悪辣漢として流血を活かして強烈にアピールしましたね。

 ルークはヒールになったことで、
 リッキーにハードヒットを譲っていますがそれでも魅力的です。

 リッキーが良い流れで反撃しルークも流血。
 舞台は整いました。

 リッキーの全力トペを皮切りに始まったクライマックス。
 見応えありましたがレフェリー気絶とか盛り盛りにし過ぎた感はありましたね。

 最後少し発散しましたが、SSS決勝に相応しい全力ファイトでした。

 ぎりぎり好勝負。

Aカーラ・ノワールvs.チャーリー・エヴァンス(11/17/2024)
 カーラが独特の振る舞いを見せながら多彩な蹴りを放って試合運び。
 チャーリーが怯まず倍返し。

 どちらもハード印象的な試合運びなので
 これが男女対決であることを忘れさせますね。

 終盤は気持ちの入った打ち合いに
 チャーリーがアンクルロックでプラス1。

 最後が明らかに工夫をこらした入りをしていますが
 そのロジックに余りしっくりこなくて
 まとまりきっていないもののベースの熱量は特筆に値します。

 好勝負に少し届かず。

BPROGRESS王座戦:ルーク・ジェイコブス(ch)vs.レオン・スレーター(11/24/2024)
 ルークなりに引いたヘタレヒールで場を温めた後、カウンタージャーマン。

 強烈な腹/腰攻めでレオンを追い込みます。

 シームレスなレオンの反撃により
 一方的な展開でもこの瞬間にもカウンターが放たれるかもしれないという緊張感がありますね。

 同時に行っているレオンのダウン表現も引き込まれるものがあります。

 終盤更にギアがかかると盛り上がりっぱなしの攻防。
 ルークのパワフルさとレオンの粘りがハマっていましたね。
 完全にMOTYを狙いに行った内容。

 文句なしに好勝負です。
 (執筆日:12/?/24)