TOP他大陸のプロレスProgress Wrestling →Progress Wrestling:Best of Progress 2022 part.2

Progress Wrestling:Best of Progress 2022 part.2の分析


名勝負 ノーDQ:キッド・ライコスvs.クリス・ブルックス(9/27/22)
好勝負 Progress世界王座戦:ジョナサン・グレシャム(ch)vs.ウォーレン・バンクス(3/25/22)

@Progress世界王座戦:ジョナサン・グレシャム(ch)vs.ウォーレン・バンクス(3/25/22)
 イルヤvs.カーラもありましたが、
 懐古で締めくくる訳にはいかない、と言うことか、このカードがメイン。

 とはいえ明確な実力差。
 グレシャムがブーイングを受けながら
 憎たらしいほど上手いレスリング・ワークで圧倒します。

 パズルのように組み合わせて
 バンクスを子供扱いして煽っていきました。

 これだけ一方的でも面白いというのは凄いですね。

 バンクスがリングアウト寸前で戻ってからは天丼ネタで盛り上げ。
 
 思考の狙いとアクションが見事に一致した内容でしたね。
 バンクスに対しては感想ほとんどありませんが(笑)、
 満足度の高いメイン・イベントでした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:3/?/22)

Aアイ・クイット・マッチ(敗者はProgress追放):スパイク・トリベットvs.カーラ・ノワール(6/4/22)
 バチバチの打ち合ってロー・ブローも放ってと
 矢継ぎ早に序盤から仕掛け合います。

 スパイクも独自キャラを見せながらカーラに相対します。

 カーラがロープ越しにジョン・ウーを決めるとスパイクは観客席にぶつかり吐血。
 ストリート・ファイトから画鋲、リングマット剥ぎに首輪など
 強い絵作りをてんこもりで織り込んでいきます。

 抗争の集大成、そしてProgressの一つの時代の区切りとして
 かなりの演出量を用意して来ましたね。

 一方で繋ぎの部分で気になる所はチラホラ。
 スパイクはどのくらい間を置くべきかの感覚がまだまだでした。

 これだけ演出が用意されているとかえって難しい部分もありますが、
 もう少しメリハリ意識しても良かったですね。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:9/?/22)

Bアトラス王座戦:ルーク・ジェイコブス(ch)vs.アクセル・ティッチャー(6/5/22)
 (放送は7/2/22)
 気持ちの伝わるハード・ヒットを打ち込む一方で
 静かな闘志の見せ方もできています。
 
 特にアクセルはアクション的に落す中盤でも
 緊張感、殺気があって素晴らしかった。

 ルークは形を意識した攻めで独自色を披露。

 お互いが少し寄せ合った中で
 後半にかけて試合自体の尖がり具合が丸まり失速した感が勿体ない。

 好勝負に届かずも中々良い試合。。
 (執筆日:9/?/22)

CSSS16トーナメント決勝、Progress世界王座戦:クリス・リッジウェイvs.ウォーレン・バンクス(6/5/22)
 ゴングが鳴る前にクリスがベルトで不意打ち。

 肩の負傷を抱えるウォーレンに部位攻めを仕掛けると共に
 過激スポットも両立させた攻防になっています。

 ウォーレンは人気も高いですが、
 今はムーブ頼みではない応援を引き出す為の試合運びが出来ています。
 痛みの表現もそうですが、技を打つ時に力を振り絞って無理している印象を与えているのは成長ですね。

 クリスのテクニックと融合して
 魅力的なストーリーを奏でた内容になっています。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:9/?/22)

Dオージー・オープン(カイル・フレッチャー、マーク・デイヴィス)vs.ヴァイオレンス・イズ・フォーエヴァー(ドミニク・ギャリーニ、ケヴィン・クー)(9/27/22)
 乱戦から始めてショートカットしつつも
 決して雑なことはせずタッグ・シーンをポイントに据えた良い構築。

 両者のタッグ力が発揮された鬩ぎ合いでしたが、
 ViFはオージーの引き立て役に徹していて、
 攻防的には更にやろうと思えばやれる余地がありましたね。

 試合の順番、時間設定考えると仕方ないとはいえ。

 中々良い試合。
 (執筆日:8/?/25)

EノーDQ:キッド・ライコスvs.クリス・ブルックス(9/27/22)
 ライコスはライコスIIと共にFUCK CCKボードを持ち込み登場。
 不意打ちからトペを決め派手なスタートです。

 クリスは冷静に主導権を取り返しマスク引き裂きですが、
 空間を意識した試合運びが素晴らしいですね。

 エプロンでライコスを肩車させて鉄柱にぶつけるシーン。
 カメラマンや制止するスタッフも含めてスポットの見せ方を分かっていましたね。

 ライコスの流血を踏まえて中盤はごみ箱やラダーを使ってハードコアに。
 しっかりとした繋ぎで見応えがありましたね。

 続いて衝撃のシーン。
 クリスがライコスのマスクを剥ぎ、立てた椅子の上にデッドリー・ドライブ。
 ライコスが素顔になるシーンは葛西vs.デスペが被りましたね。

 一気に特別感が生まれた雰囲気の中で、
 クリスの思い切った躊躇なしのムーブ。
 FUCK CCKボードを使っていないので絶対に決まらないのですが、
 それでも余りの強烈さにカウント2キックアウトで熱狂が生まれした。

 ライコスも一気にフロー状態にのって素晴らしいムーブ。

 ここまで凄い試合になるとは思わなかったですね。

 今年のUKシーンを代表する試合です。

 ぎりぎり名勝負。

 (執筆日:9/?/22)