Progress Wrestling:Best of Progress 2019 part.2の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | イルヤ・ドラグノフvs.カラ・ノワール(10/13/19) イルヤ・ドラグノフvs.カラ・ノワール(10/27/19) #1コンテンダーズ・マッチ:デヴィッド・スターvsThe OJMO(10/27/19) |
@イルヤ・ドラグノフvs.カラ・ノワール(10/13/19)
イルヤがゆったりした間、アピールと共にえげつない打撃。
ノワールが臨機応変に試行錯誤するのを
イルヤがしっかり受け止め狂人vs.ブラックスワンの
特別な化学反応にまで昇華させました。
オンリー・ワン感があって良かったですね。
ぎりぎり好勝負。
Aイルヤ・ドラグノフvs.カラ・ノワール(10/27/19)
早くも組まれたリマッチ。
ノワールの実力もProgressに浸透してきた頃合ですので
序盤はかなり本格派のレスリングを披露。
その上で多重ロープ・ワークや
キャラ見せのアピールを見せてきます。
ただ絵を作る意識が強すぎて逆に点として突出することになっており、
ストーリーとして繋がりきれていない印象は否めない。
しかし前回以上に狂人vs.ブラックスワン、
オンリー・ワン同士のぶつかり合いは磨きがかかっており、
流し見させず見入らせる魅力がある。
このカードは近いうちに3戦目あるでしょう。
ぎりぎり好勝負。
B#1コンテンダーズ・マッチ:デヴィッド・スターvsThe OJMO(10/27/19)
スターがリアルなレスリングでOJMOを圧倒。
OJMOの痛めている首を攻めていきます。
スターは一つ一つのムーブどれも見応えがありますね。
OJMOは前半こそポイントだけのアクションでしたが、
後半になると如何なく驚異的身体能力を発揮。
ハーフ・ボストン・クラブも効率的に使うことで
スターと渡り合って不自然ない形になっていますね。
スターがOJMOのポテンシャルを引き出した上で
精力的なファイトで薙ぎ倒す、
良い関係性の上で作られた素晴らしい試合です。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:10/?/19)
C3本勝負:イルヤ・ドラグノフvs.カラ・ノワール(12/15/19)
イルヤもオペラ座の怪人メイクで登場。
速攻の仕掛けから演舞も
どっちに転ぶか分からないと思わせるだけの一定以上の複雑さがあります。
演舞後の見得ににおいてイルヤが心理戦。
切れたノワールにカウンターでフライングヘッドバットを決め一本取ります。
2本目はそのままイルヤ優勢で
観客席に座らせてのセントーンなどインパクトのある攻め。
スポットと表現両立されているのが素晴らしいですね。
ノワールはアンダードッグスタイルで対応。
まずまずですが、先ほどの切れたノワールとに
新たな可能性があると思っているので、
それがどれくらいのクオリティで実現できるかは別にして
3戦目最終戦としては挑戦して欲しかった。
3本目も過去二戦と同じく
個性的で重厚な一進一退になっていますが、
最後はイルヤがハグして額にキス、
ノワールが動じずパッケージパイルを決め勝利というもの。
そういうキャラとはいえ
最終戦の3本勝負の3本目として
こういうキャラ要素が強すぎる幕引きはどうかと思いますね。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:12/?/19)
注目試合の詳細
なし試合結果
@イルヤ・ドラグノフvs.カラ・ノワール(10/13/19)Aイルヤ・ドラグノフvs.カラ・ノワール(10/27/19)
B#1コンテンダーズ・マッチ:デヴィッド・スターvsThe OJMO(10/27/19)
C3本勝負:イルヤ・ドラグノフvs.カラ・ノワール(2-1)(12/15/19)