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WSW:Best of WSW 2019の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@タッグ王座戦:ヴィラン・エンタープライゼス(マーティ・スクール、ブロディ・キング)(ch)vs.メキサブラッド(バンディード、フラミータ)(3/7/19)
 ブロディはでかさを使ってアピール。
 切り返し合いはスクールが受け持って、と明確に役割分担していますね。
 そんなに試合時間を割かれていない中で
 割り切ってそこで魅力を追求したのは正解に思えますね。
 花道から飛んでのヘッド・シザースなど
 予想を超えるスポットも盛りだくさんです。
 それぞれの個性は出しつつも
 フェイス/ヒールといった分け方にまではしなかったことが、
 それだけスポットを織り込めたポイントでしょう。
 14分という試合時間ながら非常に面白かったです。
 好勝負に少し届かず。

AWSWヘビー級王座戦:ロビー・イーグルス(ch)vs.ブライアン・ケイジ(3/10/19)
 序盤に体格差をあからさまに出してきましたが、
 ケイジの外敵としての強さを見せる以上に
 イーグルスが軽く見えてしまっている印象。

 ケイジは拍手を要求したりとふてぶてしさを十分に感じさせつつ
 イーグルスの腰を攻めていきます。
 イーグルスのサポートもあり、
 非常にスケール感を覚える攻めですね。

 イーグルスも反撃の際には
 ケイジの体をぐるぐる回ったりと
 サーカスのような視覚的にインパクトのあるムーブを見せています。
 ムーブだけでなく熱量もしっかり伝わってきます。

 しかしながらその熱量の為にスピード100%で動き回るのは如何なものか。
 腰の痛みはどっかへ行っていますね。
 最後のフィニッシュ方法といい盛り上がるのですが、
 もう少しダメージ表現も欲しかった。
 ロビーはオーストラリアを代表して
 外でも活躍すべきレスラーで、
 それが求められるステージにあると思いますね。
 中々良い試合。

Bフラミータvs.バンディード(3/11/19)
 前日のタッグで認知されているので
 飛ばせそうなものですが通常運転。
 観客席裏に戦場移るも特にスポットなし。
 そして中盤観客を煽って一体感を高めつつも
 その分アクション量は減っていて、と。
 このカードに抱く特別感、と
 大会における位置付けがまったく違うようで
 ワン・オブ・ゼムでスルーされた内容ですね。
 決して悪い試合ではないんですけど
 期待していると肩透かし。
 最後の1分で試合を締めるのとか凄いっちゃ凄いんですが。
 まあまあ良い試合程度。
 (執筆日:1/?/19)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@タッグ王座戦:ヴィラン・エンタープライゼス(マーティ・スクール、ブロディ・キング)(ch)vs.メキサブラッド(バンディード、フラミータ)(3/7/19)
AWSWヘビー級王座戦:ロビー・イーグルス(ch)vs.ブライアン・ケイジ(3/10/19)
Bフラミータvs.バンディード(3/11/19)