RCW:Best of RCW 2024の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | なし |
①ノーホールズバード：DELTA vs.ディーンブレィディ(7/6/2024)
WWEとの契約が決まったデルタを送別するために兄妹対決。
とはいえ感傷的な所は表に見せず
ディーンはヒール・キャラを維持して荒っぽく厳しい攻め。
それにデルタはキャラ的にも背景的にも怯まず一進一退で応えます。
中盤はチェーン、竹刀など凶器を使ってハードコアに。
入場で使われるパイロをディーンが受ける珍しいスポットもありましたね。
クライマックスはデルタの椅子でのヘッドショットでディーンが流血。
それを見てデルタが許しを乞い、素を見せてドラマを。
オチ(決着)含めてドラマ自体は理解できるものですが、
この素の見せ方、演技力、試合後の後味に対するフォローは
まだまだ洗練され切っていない感がありましたね。
とはいえ40分弱に及ぶロング・マッチで
同団体の歴史に刻まれる試合であったことは間違いありません。
好勝負に少し届かず。
(執筆日：12/?/24)