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EPW:Best of EPW 2022の分析


名勝負 なし
好勝負 インビテーショナル・トーナメント決勝:ギャヴィン・マクガーヴィンvs.マーカス・ピット(1/8/22)

@インビテーショナル・トーナメント決勝:ギャヴィン・マクガーヴィンvs.マーカス・ピット(1/8/22)
 昨年のMOTYを年初めに最高の舞台で再び。

 まずは格式あるじっくりとしたレスリング。
 ギャヴィンのチェーン・レスリングと
 マーカスの丁寧な間の取り方があって成立していますね。
 
 TMDKの女子マネ介入からマーカスのターン。
 ラフ・ファイトに転じ場外戦に。
 ただラフなだけでなく見せ場も意識的に作っていて良かったですね。

 リング戻りマーカスのまったり支配。
 強烈な技ベースで腰一転集中。
 それに対しギャヴィンが苦しみながらも気概を見せます。
 
 試合時間が長いので、構成の繋がりは弱く、
 攻防も昨年に比べるとバラツキは感じますが、
 魅力的な攻防で、この試合は普通では終わらない感がヒシヒシと感じられます。

 終わってみれば37分ものロング・マッチ。
 このカードだからこそ挑戦できるレベルでしたね。

 ぎりぎり好勝負。

Aインビテーショナル・トロフィー・マッチ:ギャヴィン・マクガーヴィン(th)vs.マイキー・ニコルス(6/11/22)
 マイキーがマーカスの敵討ちで挑戦。
 
 マイキーが体格差活かしてじっくり支配。
 ハード・ワークではあるものの
 マーカスに比べると2人だけの形に入っている感はないですね。

 思いのほか跳ねず普通の試合で終わった印象です。

 平均的な良試合。
 (執筆日:5/?/23)