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SPW NZ:Best of EPW 2019の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@EPW王座戦:ギャヴィン・マクガーヴィン(ch)vs.マイケル・モロニー(4/6/19)
 サインボードを破ったギャヴィンをモロニーを打撃で制裁。
 ドンの異名を持つだけあって制裁の演出は悪くない。
 
 ギャヴィンもヒール・アピールで観客を煽ります。

 ただそれぞれ単独アピールで
 2人で試合をすることにより高まりを感じさせないですね。

 攻防ではない点のスポットに関しては
 しっかりブックで用意されていて
 花道からリングへのFAスラム等印象深い。
 
 レフェリーKO×3、テーブル葬でリングアウト寸前と
 MOTYを狙っている感のある演出が盛りだくさんになっていますが、
 演出ありきで他が置いてけぼりになっています。

 ローカル・レベルの30分試合でした。

 平均的な良試合。
 (執筆日:12/?/20)

Aダミアン・スレーターvs.TJP(8/31/19)
 同窓の徒。
 WWEのクルーザー級トーナメントに出場しつつも
 その後は大きく道が分かれた両者がオーストラリアで激突です。

 TJPがWWE経験者として
 余裕のアピールと共に変則ムーブで翻弄します。
 TJPのそれが独りよがりでなく着実に相手の流れを断つ
 戦略的な意味合いを持っているのが良いですね。

 相変わらず受けに回った時は余り仕事をしませんが、
 スレーターが着実に後ろにつなげる試合運びをするので致命傷にならず。

 両者精力的な仕事で
 終盤は結構手があっていて見応えもありました。

 好勝負に少し届かず。
  (執筆日:9/?/19)

BEPW王座戦:マイケル・モロニー(ch)vs.デイヴィス・ストーム(8/31/19)
 トップ・フェイス対決の位置付けですが、
 モロニーはスポットに行くまでの過程、
 ブックの行間をどう作るかの意識が低いのが気になりますね。

 途中からデイヴィスのドロップ・キックに対比して
 DVDをキーの技に据えたことと
 腕の痛みをしっかり引き継いだことは良かったですが、
  
 一方のデイヴィスは腕攻めと
 ドロップ・キックをキーにした構築手法で
 より安定して試合を運べていました。

 柵越えフライを食らってデイヴィスが流血したものの
 そんなに試合運びに反映できていなかったのは勿体無い。
 レフェリー気絶やベルト攻撃未遂の終盤の演出も
 試合の印象を上げるほどではなかった。

 平均的な良試合。
 (執筆日:12/?/19)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@EPW王座戦:ギャヴィン・マクガーヴィン(ch)vs.マイケル・モロニー(新チャンピオン!)(4/6/19)
Aダミアン・スレーターvs.TJP(8/31/19)
BEPW王座戦:マイケル・モロニー(ch)vs.デイヴィス・ストーム(8/31/19)