APWG:Best of APWG 2018の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@30分アイアン・マン・マッチ:カサイvs.マット・テオ(3/24/18)
カサイのへタレ・マスクマン・ヒールは
全力でキャラを演じていて良いですね。
脚を怪我したから時間をくれ、と
5分間も喚きたてて不意打ちを食らわせるなんて
相当の度胸と口達者でなと出来ない。
テオがカサイが場外でシバきリングに戻すも
カサイのセコンドが立ちふさがったのに気を取られてリングアウト。
15分技らしい技使うことなく良く成立させましたね。
カサイが引き続き主導権。
アピール能力ありきみたいな書き方をしましたが、
腕狙いの一貫性、ムーブの精度も伴っていて良いですね。
テオが反撃のブレーン・バスターを狙うも
セコンドに脚を引っ張られると共に押さえつけられ2-0。
勧善懲悪を真っ直ぐ行きますね。
しかもこれが20分経過時ということで時間構成も素晴らしい。
レフェリー気絶を絡めて
幻のフォールやベルトでの首絞め攻撃で煽る煽る。
残る10分も熱が落ちることなくやりきりました。
2人の意図が交錯する切り返し合いは
そんなに質が高くなさそうですが、
それを極力排除させて成功させたからには不問。
予想以上にエンターテイメントで
カサイのキャラも気に入りましたが、
せめてサドンデスぐらいはもう少し地力で攻防して欲しかったところ。
最後まで他のレスラーによる乱入合戦でしたからね。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:7/?/21)