Toryumon Mexico:Dragomania II 6/9/07の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚約2時間です。
SlamBamJam製。
Samurai TVからの流用になっています。
5/12/07の大会より
@ブライアン・リー、松崎俊也vs.花岡大輔、アルカンヘル・デ・ラ・ムエルテ
跳躍力こそあるもののリズムが悪いリーをフューチャーしたために
間が開いてあわせているのは見える内容に。
只後半アルカンヘルが関わって試合を作るようになると締まってきますね。
松崎は補佐に徹していたのが残念ですが、よい動きをしていました。
少し悪い試合。
A下田美馬、HIROKAvs.インディア・シュークス、マルセラ
(カットあり)
連携技の入れ方で試合を展開させる、見事な内容。
これはカットなしで見たかったですね。
HIROKAの充実度とインディアの華が目立ちました。
取りあえず平均より少し上。
B3ウェイ・ダンス:イホ・デル・ファンタスマ、アミーゴ鈴木vs.ジョー・ポッター、ビノ・ガンビーノvs.ホルヘ・リベラ、ドクトル・カロンテ
(複数回カットあり)
最初こそ3人がリングに上がっていましたが
当然すぐにコーナーに戻り、入れ替わり立ち代りで技を打ち合います。
カットを考慮しても長すぎる雑さで、リベラのジャベとポッターの風貌だけが見所。
悪い試合。
Cブラゾ・デ・オロ、ブラゾ・デ・プラティーノ、パッション長谷川vs.OKUMURA、堀口ひろみ、カサノバ・イタリアーノ
(カットあり)
前年度に生まれたブラゾスとパッションのトリオは
今年も良いコンビネーションで笑いを生み出しましたね。
只相手がOKUMURA以外弱かったですね。
バティスタ似のカサノバはもう少し弄りようがあったと思いますけど。
しかし後半に向けて良い雰囲気を作りました。
まあまあ良い試合。
DNWAウェルター級王座戦:大原はじめ(ch)vs.ラ・マスカラ
大原の煽りがルチャにジャスト・フィットしていましたね。
マスカラがスロー・スタートで負担がかかっていましたが
1人で会場をコントロールする素晴らしい働きです。
只終盤になってもマスカラがはじけなかったのが勿体無い。
一進一退の攻防でしたが連続技やコーナー・ワークなどマスカラにもう少しスピード感が欲しいですね。
まあまあ良い試合。
Eドクトル・ワグナーJr、ネグロ・カサスvs.獣神サンダー・ライガー、後藤洋央紀
メヒコと日本のスタイルを混在させて進めました。
途中で発散しかけても軌道に戻す、しっかりとした仕事です。
特にワグナーが気合入ってましたね。
見得と技のバランスが良く光り輝いています。
逆に見ると他の3人も決して悪くは無かったですがワグナーに追随して欲しかったですね。
後藤は試合中に脚を痛めてしまったそうなので仕方ないといえば仕方ないが。
セミらしい重さのある内容でした。
平均的な良試合。
Fウルティモ・ドラゴン、ミスティコ、ミル・マスカラス、岡田かずちかvs.高山善廣、鈴木みのる、ウルティモ・ゲレロ、SUWA
怪我して欠場が発表されていたミスティコが
ゲレロの挑発から姿を現しヘッド・シザースを決めてくれる、というサービスからスタート。
しかし試合はできないので3対4は変わらず、
マスカラスは動けないしウルティモは小さい。
という事で岡田の孤立が最初から長い事続きます。
それでも高山の圧力、みのるの挑発で目を引きます。
受身の失敗で危険な落ち方をしたのも結果的に岡田を気にさせる材料となりました。
ルードの暴圧が止まらない形で
レジェンド、マスカラスのマスクが剥がされそうになります。
それを防ごうとしたウルティモがとばっちりを受けマスクが完全に引き裂かれます。
そこにコルレオーネがサプライズ登場。
彼はウルティモのマスクをつけていてこれでウルティモも復活できる、と。
単純ながらこの展開は熱かったですね。
その後はマスカラスのダイビング・クロス・ボディや
コルレオーネと高山、SUWAとウルティモの絡みなど
良い物を1つ1つ見せてくれました。
まあまあ良い試合。
ちなみに試合内容には反映させませんでしたがこの試合はSUWAの引退試合でした。
総評
特別良い試合はないですけどね、
Bを除けばどれも良い試合でブッカーとしての狙いが見事に成功している。
TMらしい楽しさを持つ良大会です。
(執筆日:8/15/09)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ブライアン・リー、松崎俊也vs.花岡大輔、アルカンヘル・デ・ラ・ムエルテA下田美馬、HIROKAvs.インディア・シュークス、マルセラ(15分時間切れ)
B3ウェイ・ダンス:イホ・デル・ファンタスマ、アミーゴ鈴木vs.ジョー・ポッター、ビノ・ガンビーノvs.ホルヘ・リベラ、ドクトル・カロンテ
Cブラゾ・デ・オロ、ブラゾ・デ・プラティーノ、パッション長谷川vs.OKUMURA、堀口ひろみ、カサノバ・イタリアーノ
DNWAウェルター級王座戦:大原はじめ(ch)vs.ラ・マスカラ
Eドクトル・ワグナーJr、ネグロ・カサスvs.獣神サンダー・ライガー、後藤洋央紀
Fウルティモ・ドラゴン、ミスティコ、ミル・マスカラス、岡田かずちかvs.高山善廣、鈴木みのる、ウルティモ・ゲレロ、SUWA