TOPルチャ・リブレLucha Libre その他 →Arena Coliseo De Monterrey:6/1/04 & 6/6/04

Arena Coliseo De Monterrey:6/1/04 & 6/6/04の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約1時間35分です。

@3本勝負:レイ・セギタリオ、レイ・ハチセロ、レイ・デモニオJr vs.レオノ、パンソロ、クレイジー・デーモン
 レイらは割りかし見れるのですが、
 レオノらは体重Overとコスチュームだけのルチャドールで、ひどい試合。

A3本勝負:ポトロJr、レネ・グアハルドJr vs.エストレージャ・ドラダJr、ティグレ・ウニベルシタリオ
 乱戦系だが乏しい動きで魅せれる程上手くはない。
 レフェリーは少しルードびいきな上、スロー・ペースで
 興味を維持させるには辛い内容です。
 最後はロー・ブローをしながら自分も食らった振り。
 レフェリーが観客に聞いて正しい判断でDQを下すというルチャでしか通用しないエンド。
 自分のやっている事を信じて揺らがない点は良いが、悪い試合でした。
 
B3本勝負:ヘッドハンターズ、コナン・ビッグvs.ラティン・ハート、ラバー・ボーイ、ショウタイム
 ヘッドハンターズは説得力こそあるものの
 相手の反撃方法が限られる欠点の方が大きい。
 そのくせルード支配からの反撃を長くやるので2本目で十分と思ってしまう。
 3本目で改めて1対1やれるカードでない事は分かるでしょうに。
 最後ハンターズは疲れたのかその体重も活かさず只の変形ボディ・スラムでフィニッシュ。
 ひどい試合。

CFILLウェルター級王座戦:アポロ・エストラーダJr(ch) vs.ブラック・ゴードマンJr
 2日前に引き分けての再戦。
 ですがそれによってクオリティが向上しているとはとても思えない。
 主導権の切り替わりが全然上手くいっていません。
 ゴードマンの背格好が様になっていて、
 アポロが打撃スタイルで差別化が図られているからこそ何とか見れるものになっている。
 最後はわざとらしいレフェリー誤爆の後、
 ゴードマンのセコンドが水をぶっかけて邪魔をしゴードマンが王座を掠め取る結末に。
 少し悪い試合。

Dマスカラ・コントラ・カベジェラ:ブラック・ゴードマンJr vs.アポロ・エストラーダ
 2度目であれでは3度目でもそう変わらない。
 しかし出来る事もある。
 アポロが大流血して盛り上げています。
 また悪徳レフェリーによって今回もアポロが陥りそうになった際に
 正規レフェリーが悪徳レフェリーにトペをするという予期せぬスポットも用意されている。
 それによって一応コントラ戦らしい趣で試合を終える事が出来ています。
 平均レベル。

総評
 王座を奪い合うライバルが白熱しコントラ戦へ、というと王道のセットアップなのだけど
 それによって試合の内容が向上していくかというとそうでもないのがルチャなのです。
 (執筆日:8/15/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@3本勝負:レイ・セギタリオ、レイ・ハチセロ、レイ・デモニオJr vs.レオノ、パンソロ、クレイジー・デーモン(2-1)
A3本勝負:ポトロJr、レネ・グアハルドJr vs.エストレージャ・ドラダJr、ティグレ・ウニベルシタリオ(2-1)(DQ)
B3本勝負:ヘッドハンターズ、コナン・ビッグvs.ラティン・ハート、ラバー・ボーイ、ショウタイム(2-1)
CFILLウェルター級王座戦:アポロ・エストラーダJr(ch) vs.ブラック・ゴードマンJr(新チャンピオン!)
Dマスカラ・コントラ・カベジェラ:ブラック・ゴードマンJr vs.アポロ・エストラーダ