Arena Coliseo De Monterrey:Monterrey Year-End Special(2001)の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚約1時間45分です。
SlamBamJam製。
アワードが贈られた選手のインタビューが試合と試合の間に入っています。
@〜Dはカットあり。
@3本勝負:オリエンタルズ、チューチョー・マールJr vs.カルフラネス・ロッカーロス、モンゴル・チーノJr
オリエンタルズはラーメンマンっぽい容姿ですね。
最初はロープを使わなかったり
素早い攻防に段階付けがあって
見応えがあったのですがあのフィニッシュはちょっと頂けない。
マスクを剥がれた振りをして反則裁定を奪う、というズルして頂きですが
マスクはルチャの魂ですからやってはいけないと思いますよ。
まあまあ良い試合。
Aタッグ王座戦、3本勝負:シルバー・キング、エル・ダンディ(ch)vs.ラ・パルカ、アンティファス
パルカXダンディ。
かなり動きが重く、下り坂にあるのは明らか。
お互い配慮しあわないといけない状態です。
一方でシルベルXアンティファズは良かったですね。
若手のアンティファズは当然軽快に動けますが、
それに対しシルベルは十分太刀打ちできる程のレスリング能力を未だ保持している。
受けの体の滑らし方も巧みですね。
多少苦しい部分もありながらもプロレスが出来る面子なのでそちらで対処。
適当に形をつける事も出来ているし、まあまあ良い試合です。
(執筆日:9/25/10)
B3 本勝負:カルフラネス・ロッカーロス、ネオンvs.アラン&クリス・ストーン、メガ
ロッカーズの連携技は見栄えが良いですけれど
試合を作る連携力にまでは到達していません。
少し悪い試合。
C3本勝負:チューチョー・マールJr、メガ、オーランド・サンタ・クルーズvs.ヴェネノ、パンチョ・テキーラ、ジャングル・ネグラJr
2本目のクライマックス・シーンは良かったけれど
構造自体が悪く他は見所が無いですね。
テキーラかな、巨漢系のルチャランが使えない。
悪い試合。
Dマスク・マッチ、3本勝負:ラ・ハストルクレラvs.ラ・フェリーナ
女性の試合ですけれど動きが悪くいまいち。
悪い試合。
E3本勝負:イホ・デル・サントvs.ラ・パルカ (12/23/01)
(CMカットが 1,2回程)
とにかく流血が凄い。
お互いの銀、白色のコスチュームを
真っ赤に染める大量の流血はアトランティスvs.ヴィジャノIIIを彷彿とさせ
この試合を特別な一戦にする可能性を十二分に秘めていました。
しかしそこまでにならなかったのは
ルチャには珍しい計30分もの試合時間の長さでしょう。
2本目途中まで10分近くサントの攻めオンリーという展開は手抜き過ぎますよ。
1,2本目が圧縮され、もっとスピード感ある内容だったら
一転して好勝負になったと思うんですけどね。
3本目は場外ダイブを潤沢に取り入れた一進一退の攻防で見応えがあっただけに・・・。
後最後のフィニッシュがルチャならではの
ちょっとすっきりしない物だったのが残念。
平均的な良試合。
総評
サントvs.パルカの流血っぷりは流血大賞ものなのだけど
試合は惜しい形なので必見とまでは言えず・・・。
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
E3本勝負:イホ・デル・サントvs.ラ・パルカ (12/23/01)サントがいきなり不意打ち。
場外に連れ出すと鉄柱にぶつける。
DDT。
リングに戻すと攻めていく。
マスクを引き裂く。
頭部を蹴り飛ばす。
ロープに振りクローズラインへ。
パルカは避けると蹴り飛ばす。
ロープに走る。
ターザン・ボーイがパルカの脚を引っ張って倒す。
サントは余計な事をするなとターザン・ボーイを追い払う。
リングに戻ると場外のパルカにスライディング・キック。
リングに戻すとダイビング・ショルダー・タックルからキャメル・クラッチでギブ・アップを奪う。
サントが先取(4分)!
殴りつけていく。
エプロンに出すと鉄柱にぶつける。
椅子にぶつけ鉄柱にぶつける。
リングに戻すと腰に膝を当てサブミッション。
ニーを叩き込む。
腰へのサブミッション。
ロープに振りクローズライン。
殴りつけて流血させる。
コーナーにぶつける。
キャメル・クラッチへ。
パルカが抵抗し決めさせない。
サントは諦めるとニー・ストライク。
場外に逃れたパルカにトペ・スイシーダ。
リングに戻すとダイビング・ショルダー・タックルへ。
パルカは避けると同時にマットにたたきつける。
場外に出すと椅子に投げつける。
鉄柱にもぶつける。
椅子に投げ飛ばす。
鉄柱にぶつけゴミ箱で殴りまくる。
サントは大流血している。
パルカはサントをリングに戻すとコーナーに逆さ吊りにして蹴りまくる。
ロープに押しつける。
サントがたまらず場外に逃れる。
パルカは後を追うとサントを椅子にぶつける。
スリーパー。
サントが反撃し殴りあいに。
パルカはサントを背の鉄柱にぶつける。
リングに戻すとベリー・トゥー・ベリー。
側頭部を蹴り飛ばすとロメロ・スペシャルを決める。
サントが耐え腕のロックを外す。
パルカはサントをマットにたたきつける。
ボディ・スラムからラ・マヒストラル。
サントがロープを掴む。
雪崩式ハリケーン・ラナを決め1,2,3!
パルカが追いつく(12分)!
パルカはサントの上半身をエプロンに出すと下に叩きつける。
(CM)
鉄柱を使って脚を締め上げた様子。
リングに戻るとコーナーに振りクローズライン。
コーナーに振り突進。
サントは避けて自爆させるとセカンド・ロープから飛びつきヘッド・シザース。
場外に落ちたパルカに斜めのトペ・スイシーダ。
リングに戻る。
パルカもカウントぎりぎりで滑り込む。
サントがロープに走る。
ハリケーン・ラナを決めるもカウントは2。
ロープに走り今度は一回転してのサンセット・フリップ。カウント2。
クローズラインへ。
パルカは避けるとドロップ・キック。
場外に落ちたサントをトペ・スイシーダで追撃する。
リングに戻りアピール。
サントが戻ると同時に不意を突き腰へのサブミッション。
パルカが何とか逃れる。
サントがキャメル・クラッチを決める。
パルカは何とか外すとロメロ・スペシャル。
後ろにつけてカバーの状態にするもカウント2。
ロープに走り飛ぶも避けられロープに激突。
サントはパルカをドロップ・キックで落とすとダイビング・クロス・ボディ。
リングに戻しカバー。カウント2。
パルカは先に回復するとジャックナイフ固め。カウント2。
クルーシーフィックスもカウント2。
サントがカバー。カウント2。
パルカはサントをコーナーに振るとスピアーにいくも避けられコーナーに激突。
サントはパルカをコーナーに上げるとコーナーで殴りあい。
両者体勢を崩してロープをまたぐように落ちる。
レフェリーがサントをカバーさせてカウントするもカウント2。
パルカがサンセット・フリップ。カウント2。
サントがサンセット・フリップ。カウント2。
(CM?)
パルカがロープに走る前にサントを押す。
この際サントがレフェリーとぶつかる
サントはそれを良いことにカウンターで股間を蹴り上げる。
カバーする。
別のレフェリーがカウントしようとする。
サントとぶつかったレフェリーがそのレフェリーを押し飛ばしてカウント。
1,2,3!
しかしそのレフェリーはパルカの腕を上げる。
パルカの勝利(11分)!
どうやらサントの反則を取ったらしい。
サントは納得いかずパルカを攻撃。
サントのセコンドが止めさせようとする。
サントはそのセコンドを攻撃。
他の仲間も寄ってたかって攻撃する。
試合結果
@3本勝負:オリエンタルズ、チューチョー・マールJr vs.カルフラネス・ロッカーロス、モンゴル・チーノJr(2−1) (DQ)Aタッグ王座戦、3本勝負:シルバー・キング、エル・ダンディ(ch)vs.ラ・パルカ、アンティファス(新チャンピオン!)(2−1)
B3本勝負:カルフラネス・ロッカーロス、ネオンvs.アラン &クリス・ストーン、メガ(2−1)
C3本勝負:チューチョー・マールJr、メガ、オーランド・サンタ・クルーズvs.ヴェネノ、パンチョ・テキーラ、ジャングル・ネグラJr(2−1)
Dマスク・マッチ、3本勝負:ラ・ハストルクレラvs.ラ・フェリーナ(2−1)
E3本勝負:イホ・デル・サントvs.ラ・パルカ (2−1)(DQ)(12/23/01)