TOPルチャ・リブレLucha Libre その他 →CRASH Wrestling:Best of CRASH 2017 part.2

CRASH Wrestling:Best of CRASH 2017 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 ウォー・マシーンvs.レイ・ホーラス、レイ・フェニックスvs.シェイン・ストリックランド、サミ・キャリハン(7/14/17)

ペンタ・エル0M vs.マーティ・スクールvs.ラ・マスカラvs.ジェフ・コブ(7/14/17)

①リコシェ、フリップ・ゴードンvs.サミー・グアヴァラ、ミステル450(5/5/17)
 それぞれトップ・クラスの身体能力を持つハイ・フライヤー。
 この試合にかける強い思いがあるようで
 伸び伸びとスケールの大きい動きをそれぞれ放つ。
 こうなるとムーブで彼らに敵う者はそうそういません。
 良い意味で調子に乗っていく。
 そうすると細かな部分がおろそかになりますが、
 そこはキャリアで勝るリコシェがフォロー。
 ただ何発続けたか分からないほどのダイブ・シークエンスから
 ムーブを何発も打つことが目的化してしまった感があります。
 タッグとしての戦略性がもう少し出せれば払拭できたはず。
 中々良い試合。

②レイ・フェニックス、ペンタ・エル0M vs.ブラック・テリー、スカイデ(6/2/17)
 まったく異色のタッグ対決であることが
 それぞれの意識、アイディアに刺激を与えたか
 様々な試合展開を組み合わせて
 ポイント、ポイントでしっかり見せ場を作っていく試合に。
 ロング・マッチではないとはいえ思いの他上手くいっていましたね。
 中々良い試合。

③レイ・ホーラスvs.リオ・ラッシュvs.マット・サイダルvs.サミ・キャリハン(6/23/17)
 サミは上手く観客をのせていますね。
 ただハイ・テンションで動き回っているだけでなく、
 良く会場を見て考えています。
 試合運びという点ではサミに劣りますが、
 他の3人も自分なりの個性をのせたムーブで盛り上げます。
 終盤になってミックス具合が弱まり
 シングルで技を打ち合い、
 カットで選手が入れ替わって、が
 延々と続くので少しダレた印象で終わってしまったのは勿体無かった。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

 (執筆日:8/?/17)

④ウォー・マシーンvs.レイ・ホーラス、レイ・フェニックスvs.シェイン・ストリックランド、サミ・キャリハン(7/14/17)
 体格で勝るウォー・マシーンがまずはその圧力を見せ、
 続いてサミのハイ・テンションでボルテージを高めます。
 ロープにもたれかかったレスラーを踏み台にして
 場外にムーンサルトを放ったり
 リングに戻されかけるもブーメランで戻ってきてチェーン・アクションしたりと
 一つ一つのムーブも手が込んでいて特別性を感じさせます。
 ROHの時もそうでしたが3ウェイ・タッグにおいて
 ウォー・マシーンは最高峰の人材に成長しましたね。
 ウォー・マシーンの存在が
 終盤の協力技での鬩ぎ合いも
 よりハイ・インパクトにより豊かな攻防を実現させました。
 文句なしに好勝負。

⑤ペンタ・エル0M vs.マーティ・スクールvs.ラ・マスカラvs.ジェフ・コブ(7/14/17)
 スクールのオーバーリアクションで
 コブの力強さがスケール・アップ。
 ペンタはいつも以上にキレがありスピード感があります。
 マスカラも男前キャラでペンタとスター・パワーを競います。
 妥協しない個性のぶつかりあいは面白いの一言。
 3ウェイ・ムーブにダイブで加速し、
 終盤もそれぞれカットしてカウント3を防ぐに値する
 激しい攻防が繰り広げられました。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:1/?/18)

注目試合の詳細

なし

試合結果

リコシェ、フリップ・ゴードンvs.サミー・グアヴァラ、ミステル450(5/5/17)
レイ・フェニックス、ペンタ・エル0M vs.ブラック・テリー、スカイデ(6/2/17)
レイ・ホーラスvs.リオ・ラッシュvs.マット・サイダルvs.サミ・キャリハン(6/23/17)
④ウォー・マシーンvs.レイ・ホーラス、レイ・フェニックスvs.シェイン・ストリックランド、サミ・キャリハン(7/14/17)
ペンタ・エル0M vs.マーティ・スクールvs.ラ・マスカラvs.ジェフ・コブ(7/14/17)