AULL:Best of AULL 2017の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | 3本勝負:ペンタ・ゼロM、ダガvs.LAパーク、レイ・エスコルピオン(3/1/17) |
@3本勝負:ペンタ・ゼロM、ダガvs.LAパーク、レイ・エスコルピオン(3/1/17)
LAパークには脱帽しますね。
出だしの挑発合戦では
額を突き合わせるどころかヘッド・バッドをかまし、
観客席に出ればチェーンで首を絞め、
リングに戻れば連なっている観客席を持ち込んでセントーンを決める。
このスター・パワー、このやりたい放題の行動。
誰しもが注目せざるを得ない圧倒的な存在感です。
スター・パワーでこそ劣るものの
エスコルピオンも雰囲気の作り方は上手い。
ここぞでマスクから覗く額に拳を打ち込んで見せたり、
反撃前にアピール要素にシフトし流れを作ったり。
ペンタらテクニコが追い込まれますが、ようやく反撃開始。
ダガがラフ・ファイトに慣れてなくて
ラフ・ムーブに気持ちを乗せれていないものの
クーラー・ボックスが使われたりと
1本目と同じくハードコア要素があるので面白い。
3本目。
インターバル中に攻撃を受けたダガが孤立する展開ですが、
1、2本目で思いきったハードコア・ブロウルで盛り上がっていただけに
通常ルールに打って変わって熱量が失われてしまったのは勿体無い。
攻防自体は悪くないけれども
その領域ならCMLLのトップ・スター対決の方が良い訳ですからね。
最後もロー・ブローを打ち合って
レフェリーがどちらにDQを下すかという
ルチャで時々ある微妙なフィニッシュ方法。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:6/?/17)