Highspots:LA PARKA Disc Twoの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | メキシカン・ナショナル・ライト級王座戦、3本勝負:リスマルク(ch)vs.ラ・パルカ(7/18/94) |
約2時間5分です。
@3本勝負:ラ・パルカ、エスパントJr、ジェリー・エストラーダvs.レイ・ミステリオJr、レイ・ミステリオSr、リスマルク
良いルチャドールが揃っていますが乱戦スタートでだらだら。
観客席に投げ込んだりしたのに、突然攻防重視にシフトしターン・バックル崩壊によりミス・ムーブ。
3本目で2度目のルード支配を入れてきますし無駄に時間がかかっている。
そのくせ最後はロー・ブローを食らった振りですし。
悪い試合。
A3本勝負:ラ・パルカ、シコシス、ヘビー・メタルvs.ミステリオッソ、ヴォラドール、レイ・ミステリオJr
まずメタルがキャラを差し引いても適当な動きです。
仕切ってその後戦うまでの間が空けすぎで戦ってもまともな攻防をせず
やったと思えば序盤にやる物じゃなかったり。
その後も外れっぷりは変わらず。
2本目は良い攻防は出るも散逸な流れです。
そして3本目はだらだらルード支配。
最後に素晴らしいダイブが出たけどそれがどうした、悪い試合。
B3本勝負:ラ・パルカ、ピラータ・モーガン、ブルー・パンテルvs.オクタゴン、ラティン・ラバー、タイガー・マスクIII
1本目は乱戦から即終了。
2,3本目は主にタイガーに合わせて作っていて
レベルは下がるもののタイガーが足を引っ張るなんて事はありません。
悪くない試合。
Cメキシカン・ナショナル・ライト級王座戦、3本勝負:リスマルク(ch)vs.ラ・パルカ(7/18/94)
リスマルクに何故ルチャ・リブレを?と聞いたならば
そこにリングがあるからさ、と応えそうな闘いを見せる。
最初の2分、やった事と言えば握手を求めてパンチを食らったぐらいか。
見得を切る訳でもなくこういう時間の使い方をできる強心臓。
戦場に歩いて入っていくようです。
仕切り直しは良くも悪くも流れを切る物なのに
彼のそれはとても自然で美しいです。
レスリング。
投げ含め多面的に捉えていて上手く魅せます。
そして今回パルカも見直す事になりましたね。
突き飛ばして倒す際に足を踏んでいたりと細かい所に工夫があるし
ふらふらになって逃げる、というクライマックスの演じ方は見事。
ダブル・カウントアウト、ダブル・フォールでマスクを引き裂き合う割りに
上記のクライマックス含め熱狂は無いけれど、それもまたリスマルクの世界。
堪能しました。
ぎりぎり好勝負。
D3本勝負:ラ・パルカ、ジェリー・エストラーダ、シコシスvs.ヘビー・メタル、マスカラ・サグラダ、エル・イホ・デル・サント
(画質は悪め)
シコシスとサントが目玉の絡み。
パルカとサグラダがややコミカル調に。
そしてメタル、エストラーダがスピード重視。
ルチャはこういうリズムの違う物を組み合わして作る、という意識が強いですね。
1本目はトリオ・ムーブで2本目はルード支配で締めます。
しかし3本目でまとめるでもなく時間を使って
最後をダイブ連発の力押しで締めるのは勿体無かったね。
まあまあ良い試合。
総評
(ディスク1とまとめての総評)
ルチャなのでベスト版でもどうでも良い試合が多いです。
初期のパルカを見て見直す部分があったのは収穫ですけどね。
試合の中で人一倍ハードな受けをしたりIで表現力を証明したりと。
只試合日表記が無いので2つ星とまでは言えない。
(執筆日:9/8/09)
DVD Rating:★☆☆☆☆
注目試合の詳細
Cメキシカン・ナショナル・ライト級王座戦、3本勝負:リスマルク(ch)vs.ラ・パルカ(7/18/94)リスマルクが握手を求める。
パルカが応じる振りをしてパンチ。
リスマルクが脚を取りにいくも防がれる。
パルカが脚を取って倒しレッグ・ロック。
リスマルクがアーム・ロックを決めカバーへ。
パルカがすぐ返しカバーへ。
リスマルクはすぐ返すと起こされたところで後ろに投げる。
仕切り直し。
パルカが脚をかけて倒し腕を取る。
リスマルクが体勢を変えて腕を取る。
パルカがリスマルクを倒してカバー。カウント2。
フロント・ヘッド・ロック。
リスマルクがスープレックスに返す。
パルカがリスマルクを足を踏みつけ突き飛ばす。
レッグ・ロック。
脚をクロスさせマスクを引っ張る。
ヘッド・ロック。
リスマルクが離して前に投げる。
仕切り直し。
リスマルクが腕を取って倒す。
パルカが外してボディ・スラム。
エルボー・ドロップからカバー。カウント2。
丸め込む。
リスマルクはカウント2で返すとスナップ・メアからクルーシーフィックス。カウント2。
パルカがカバー。カウント1。
リスマルクの脚を払いカバー。カウント2。
逃れようとするリスマルクを捕らえにかかる。
リスマルクが回転して腕を取ろうとする。
パルカも回転して離れる。
仕切り直し。
ナックル・ロック。
裏返し。
元通り。
パルカが裏に回りバタフライ・ロック。
リスマルクが反対にしようとする。
パルカが更に回転させて戻す。
リスマルクが反対にしようとする。
パルカが更に回転させて戻す。
リスマルクが反対にする。
そしてゴーリー・スペシャルに移行する。
パルカは腕のロックを外すとヴィクトリー・ロール。カウントは2。
パルカがにじりよって裏拳。
裏拳。
裏拳。
ロープに振ろうとする。
振り返されスライディング・キックへ。
リスマルクは避けるとチョップを連発。
ロープに振ろうとする。
振り返されるもショルダー・スルーを狙ったパルカを蹴り上げる。
カバー。
パルカがすぐ返しクローズラインへ。
リスマルクは避けるとバック・ブリーカー。
カバーにいく。カウント2。
リスマルクがドロップ・キック。
カバーするもカウント2。
ドロップ・キックへ。
パルカは避けるとドロップ・キックで落とす。
トペ・スイシーダで追撃する。
リングに戻ろうとする。
リスマルクが引っ張って阻止して戻ろうとする。
パルカが阻止して胸への張り手の打ち合いに。
レフェリーのカウントに気づき両者戻る。
しかし2人共カウントアウトになる!
1−1(12分半)!
ナックル・ロック。
リスマルクがわきの下に頭を入れスープレックス。カウント2。
パルカがインサイド・クレイドル。カウント2。
ボディ・スラムからカバー。カウント2。
丸め込む。カウント2。
リスマルクがパルカをロープに振りスパイン・バスター。
バタフライ・ロック。
パルカがマスクに手をやって外させる。
コーナーに振り殴りつける。
コーナーに振る。
裏に回ろうとしたリスマルクをキャッチしてスパイン・バスター。
カバー。カウント2。
コーナーに振りスプラッシュ。
カバー。カウントは2。
コーナーに振ろうとする。
リスマルクが振り返し突進。
ショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地。
パルカのクローズラインを避けると殴り倒す。
ロープを飛び越えてリングに入る。
パルカがロープに走る。
リスマルクが押したためロープにぶつかってダウン。
リスマルクがカバー。カウント2。
ドロップ・キックで落とす。
ダイビング・ボディ・アタックで追撃する。
リスマルクがリングに戻る。
パルカはエプロンに上がると体を入れてカウントをカット。
近づいてきたリスマルクにヘッド・バッドを決めてダウンさせる。
スワントーン・ボムへ。
リスマルクは避けて自爆させるとカバー。カウント2。
ヴィクトリー・ロールを狙う。
パルカが押しつぶす。
カウント2でリスマルクが体勢を入れ替える。カウントは2。
ロープに走る。
パルカがオコーナー・ロールを決めブリッジ。
カウント3が入るも両者の肩がついていた様子!
2−2でとなる(5分)!
リスマルクがいきなりドロップ・キックを狙う。
パルカは避けると胸に張り手。
コーナーに振りドロップ・キックへ。
リスマルクは避けるとチョップで倒す。
起き上がったパルカにチョップを決めて倒す。
起き上がったパルカにチョップを狙う。
パルカは避けると延髄切り。
カバーするもカウント2。
ロープに走る。
リスマルクがカウンターでレッグ・ラリアット。
マスクを引き裂く。
パルカが体勢を入れ替えマスクを引き裂く。
レフェリーが引き離す。
パルカはリスマルクをコーナーに振ってぶつける。
クローズラインからカバー。カウント2。
コーナーに振って突進。
避けられ鉄柱に激突する。
リスマルクは追撃したいがレフェリーが離れるよう言って近づかせない。
リスマルクはパルカをリングに引き戻す。
起こすとバタフライ・スープレックス。
カバーするもカウント2。
起こそうとする。
耐えるパルカを起こす。
パルカが歩き回り振られまいとする。
リスマルクは引き寄せるとスープレックス。
パルカが場外に出て歩き回る。
リスマルクが後を追う。
リングに押し入れる。
殴りつける。
起こすとシット・ダウン・パワー・ボムで1,2,3!
リスマルクの防衛(5分半)!
パルカは流血していた様子。
試合結果
@3本勝負:ラ・パルカ、エスパントJr、ジェリー・エストラーダvs.レイ・ミステリオJr、レイ・ミステリオSr、リスマルク(2−1)(DQ)A3本勝負:ラ・パルカ、シコシス、ヘビー・メタルvs.ミステリオッソ、ヴォラドール、レイ・ミステリオJr(2−1)
B3本勝負:ラ・パルカ、ピラータ・モーガン、ブルー・パンテルvs.オクタゴン、ラティン・ラバー、タイガー・マスクIII(2−1)
Cメキシカン・ナショナル・ライト級王座戦、3本勝負:リスマルク(ch)vs.ラ・パルカ(2-1)(7/18/94)
D3本勝負:ラ・パルカ、ジェリー・エストラーダ、シコシスvs.ヘビー・メタル、マスカラ・サグラダ、エル・イホ・デル・サント(2−1)