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Highspots:MASK versus MASK The Ultimate Challenge Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@マスク・マッチ、3本勝負:フエルザ・ゲレラvs.ロッキー・スター (12/3/89)
 この前にタッグをやっており、この2人はそれに負けてマスク・マッチを行う事に。
 そのタッグ後すぐにゲレラが不意打ちをしかけ1本目はすぐに終了。
 あっさりし過ぎでヒートを感じる暇もないですね。
 その後2本目の終わりぐらいから徐々に良くなり
 マスク・マッチの基本の要素を所々で見る事もできますが
 無駄に消耗感が強かったりして内容より結果が先行する内容に。
 平均レベル。
 Cとの二段仕立てが両方の試合に悪影響を与えた印象を受けますね。

Aマスク・マッチ、3本勝負:エル・イホ・デル・サントvs.オール・ス ター(11/8/89)
 やはりサントJrとの大物になると技や展開の解禁とかある様子で
 同じ年代の@と比べ洗練された攻防が使われている印象を受けます。
 さて詳しく見ていくと初めはそれ程意思疎通が取れていない感じを受けましたね。
 しかしスピーディーな動きで2,3本目への期待を膨らませながら1本目を終わらせると
 2本目をルード・ムーブ+流血で高めます。
 そして迎えた3本目は素晴らしい内容でしたね。
 ここぞというポイントで加速・減速させてくるし
 過激な場外ダイブの攻防も見せます。
 只フィニッシュはプロレス的感覚からすると弱いし
 サントの戦い方もルードとテクニコが混在したどっちつかずな印象を受けましたね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Bマスク・マッチ、3本勝負:レイ・ミステリオJr vs.ミステル・コンドル(AAA 8/14/92)
 不意打ちから始まったこの試合、
 セコンドのアトランティスの介入や
 腕攻めによる支配などとにもかくにも
 ルードのコンドルがやりたい放題の展開がずっと続きます。
 しかし溜めに溜めた割りにはそれ程爆発させず
 最後までコンドル優位な立場に立ってましたね。
 それでも意外に単調な印象はなく
 ここでも爆発しないのか?ミステリオ大丈夫なのか?と
 上手くのせられてしまいましたね。
 平均的な良試合です。

Cマスク・マッチ:ヴィジャノIII、アトランティスvs.ショッカー、ミステル・ニエブラ(CMLL 9/24/99)
 テクニコ、ルードの混合マッチならでは、
 パートナー同士の裏切りなども起こり
 (これがEの試合へと発展していくんでしょうね)
 良い意味で混沌とした中一進一退の攻防が繰り広げられます。
 只こういう特殊形式はシングルに比べ
 マスク・マッチの重みを生み出しにくいのが難点ですね。
 平均的な良試合。

DVD Rating:★★☆☆☆
 (執筆日:5/17/09)

注目試合の詳細

Aマスク・マッチ、3本勝負:エル・イホ・デル・サントvs.オール・スター(12/?/89)
  サントが後ろに投げる。
  スターも後ろに投げる。
  サントが腰投げ。
  ロープを使って投げる。
  スターがFUから腰へのサブミッション。
  サントは体を起こして崩すとレッグ・ロック。
  スターは崩すとレッグ・ロック。
  サントが逃れて仕切りなおし。
  サントは脚をかけて倒すと起こしてコーナーに振る。
  コーナーに振ろうとする。
  スターは振り返してぶつける。
  サントをコーナーにぶつけ突進。
  ショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地しミサイル・キックを決める。
  ロメロ・スペシャルを決めギブ・アップさせる!
  スターが先取(3分)!

  スターがサントを場外に連れて行き鉄柱にぶつける。
  リングに戻すとマスクに手をかける。
  ターン・バックルにぶつける。
  スピン・キック。
  サントは流血している様子。
  スターがサントをコーナーにぶつける。
  蹴り落とす。
  リングに戻ってきたサントをロープに振りショルダー・スルー。
  ロープに振る。
  サントが体当たりを決める。
  ドロップ・キックで落とすとトペ・スイシーダ。
  リングに戻すとボディ・スラム。
  ロープに走りセントーン。
  キャメル・クラッチでギブ・アップさせる!
  これで1−1(3分半)!

  サントがスターを場外に連れて行き地面に叩きつける。
  エプロンの角に頭部をぶつける。
  鉄柱にもぶつける。
  もう1回。
  リングに戻すとキャメル・クラッチ。
  スターが体を起こして崩すと場外に逃れる。
  リングに戻るとサントに張り手。
  マットに叩きつけると持ち上げ叩きつける。
  レッグ・ドロップ。
  起こすとジャーマンを狙う。
  サントがロープを掴んで耐える。
  スターは狙いを変えオコーナー・ロールでブリッジ。カウントは2。
  サントをドロップ・キックで落とすとトペ・スイシーダ。
  両者リングに入る。
  サントが突進するも避けられコーナーに激突。
  スターがカバーする。カウント2。
  フライング・クロス・チョップ。
  もう1発狙う。
  サントは避けて場外に転落させるとダイビング・クロス・ボディ。
  リングに戻るとスターをロープに振りショルダー・スルー。
  キャメル・クラッチを決める。
  スターは後ろに投げるとドロップ・キック。
  場外に出たサントにロープ越しにトペ・アトミコ。
  カウントが進む。
  スターがリングに戻る。
  サントもリングに戻ろうとエプロンに上がる。
  スターが突進。
  サントは避けると同時にロープを下げて落とすとエプロンからトペ・アトミコ。
  サントがリングに戻る。
  カウントアウトでサントの勝利(6分)!
  サントがスターからマスクを剥ぐ。

試合結果

@マスク・マッチ、3本勝負:フエルザ・ゲレラvs.ロッキー・スター(2-1)(12/3/89)
Aマスク・マッチ、3本勝負:エル・ヒホ・デル・サントvs.オール・スター(2-1)(11/8/89)
Bマスク・マッチ、3本勝負:レイ・ミステリオJr vs.ミステル・コンドル(2-1)(AAA 8/14/92)
Cマスク・マッチ:ヴィジャノIII、アトランティスvs.ショッカーミステル・ニエブラ(CMLL 9/24/99)