TOPルチャ・リブレHighspots 個人物・特集DVD →Highspots:HAIR versus HAIR The Ultimate Humiliation Disc Three

Highspots:HAIR versus HAIR The Ultimate Humiliation Disc Threeの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ヘア・マッチ、3本勝負:エミリオ・チャールズ対アポロ・ダンテス(CMLL 12/4/01)
 1本目はルチャ版ブロディのチャールズが観客を見渡しながらの良いドミネイトで
 ダンテスのカウンター・フィニッシュにもって行きました。
 2本目もダンテスがストレート勝ちかと思わせてセコンド介入というのは工夫されている。
 3本目はヘビー級なので特別凄いムーブもなかったのだけどそれなりにはなっています。
 まあまあ良い試合。 

Lヘア・マッチ:ピンピネラ対ティファニー(AAA 9/16/01)
 ティファニーは下手すぎますね。
 トペコンとか余りに飛距離が無くてピンピネラが受け止めにいかなかったら危なかった。
 ピンピネラの苦労もむなしく悪い試合。
 ドッグ・ファイトが一番盛り上がるような内容で
 ダブル・カウントアウト、2人が髪を切る結果とはねぇ。
 
Mヘア・マッチ:ラティン・ラベル対ヘビー・メタル対ペーロ・アグアーヨJr 対ヘクトル・ガルザ(AAA 1/15/02)
 勝者が抜け、敗者が次のヘア・マッチで戦う事になる形式。
 リングで戦う権利は2人だけなので厳密には4ウェイではないけれど
 入れ替わり立ち代りで攻防を繰り広げ
 ダイブ連発スポットもあるので4ウェイ的な面白みがあります。
 ヘクトルのルード・プレイもエッセンスとして良し。
 只反則への裁定変更でヘア・マッチをルード同士にしたのは間違いで
 一気に集中力が落ちてしまいましたね。
 平均レベル。

Nヘア・マッチ、3本勝負:リッキー・マルビン対ズンビード(CMLL 2/15/03)
 入場ステージからのフライで始めると
 そこから髪がかかっているだけの激しい攻防が息をつかせぬ速度で繰り広げられます。
 マルビンの身体能力は存分に発揮されたし、何よりズンビードの試合運びが上手い。
 体の身のこなしには感心するし、技の選択、実行力も素晴らしい物があります。
 このDVDの中で屈指の内容ながらこのエンディングを許容する感覚はプロレスにはないですね・・・。
 最初見たときは拍子抜けしましたよ。
 そのせいで好勝負には届かずも中々良い試合。

Oヘア・マッチ、3本勝負:ショッケル対ヴァンピーロ(4/4/03)
 人気があるってのは大きいですね。
 同時にクローズラインを打つも両者耐えるといった簡易な均衡した構図を描くと
 花道の攻防、エプロンの攻防、脚攻め、全てが
 試合にフィットして観客を熱狂させます。
 予想以上の内容でしたが、フィニッシュだけはちょっとやっつけに見えましたね。
 平均的な良試合。

Pヘア・マッチ、3本勝負:ペーロ・アグアーヨ、ペーロ・アグアーヨJr 対シエン・カラス、マスカラ・アニョ・ドス2000(3/19/05)
 日本語実況つき。
 家族を巻き込んでJの抗争が再び。
 アグアーヨの動きは更に悪くなっています。
 只連携、介入系スポットがあるので
 一応試合としては形になりましたね。
 アグアーヨがレジェンド扱いされている上
 最後にJrが残った時点で負ける確立が0%なのでクライマックスは少しくどくも感じます。
 少し悪い試合。

総評
 やはりマスクと比べると落ちますね。
 しかし逆にそれは分かっていただけにちょっとした掘り出し物があったのはうれしい。
 (執筆日:7/4/09)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Cヘア・マッチ、3本勝負:リッキー・マルビン対ズンビード(CMLL 2/15/03)
  マルビンが登場。
  駆け寄ってきたズンビードに入場ゲートの階段から飛んでクロス・ボディ。
  ズンビードのクローズラインを避けるとスーパー・キック。
  リングに投げ入れるとスプリングボード式ドロップ・キックへ。
  ズンビードは避けるとドロップ・キック。
  コーナーに振りクローズライン。
  殴り倒すと起こして胸に張り手。
  コーナーに振るとロープに走りエース・クラッシャー。
  カバーするもカウント2でわざと起こす。
  コーナーに振ろうとする。
  耐えるマルビンを蹴りつけコーナーに振る。
  マルビンはコーナーを駆け上がると振り向きざまに飛びついてヘッド・シザース。
  場外に落ちたズンビードをトペ・コンヒーロで追撃する。
  リングに戻しチョップ。
  ロープに振ろうとする。
  ズンビードが振り返しクローズラインへ。
  マルビンは避けると低空ドロップ・キックからラ・マヒストラルで1,2,3!
  マルビンが先取(2分)!

  胸に張り手の打ち合い。
  ズンビードがクローズラインへ。
  マルビンは避けると低空ドロップ・キックへ。
  ズンビードは跳躍して避けると顔面への低空ドロップ・キック。
  ロープに振ろうとする。
  振り返されるもセカンド・ロープにのりドロップ・キック。
  エプロンに出たマルビンにドロップ・キックを決めて落とす。
  ロープを掴むとダウンしたマルビンへトペコンを決める。
  マルビンをリングに戻すとロープに振り低空ドロップ・キック。
  変形のデス・バレー・ドライバーを決め1,2,3!
  ズンビードが追いつく(1分)!

  笛が鳴るなりマルビンがコーナーのズンビードに突進。
  避けられるもエプロンに出るとスプリングボード式ドロップ・キック。
  突進。
  ズンビードはヒップ・トスでマルビンを場外に投げると
  ロープに走り三角飛びのブランチャ。
  リングに戻しエプロンに上がる。
  マルビンが殴りかかり延髄切りへ。
  ズンビードはガードすると殴りかかってきたマルビンにショルダー・ブロック。
  スプリングボードへ。
  避けようとかがんだマルビンにサンセット・フリップを決める。カウントは2。
  ロープに振ろうとする。
  マルビンは振り返して蹴りを入れるとライガー・ボム。カウントは2。
  ロープに走る。
  ハンドスプリングの技へ。
  ズンビードはカウンターでドロップ・キックを決めると変形のデス・バレー・ドライバー。
  カバーするもカウントは2。
  マルビンの頭部を蹴り飛ばす。
  コーナーに振ろうとする。
  振り返されるもカウンターで蹴りを入れコーナーに座る。
  マルビンが駆け上がって雪崩式ハリケーン・ラナ。
  スプリングボード式ハリケーン・ラナにつなげるもカウントは2。
  コーナーに振ろうとする。
  ズンビードは振り返すと突進。
  避けられて転落する。
  マルビンは三角飛びでロープにのるとスプリングボード式コークスクリュー・ボディ・アタック。
  リングに戻ろうとする。
  ズンビードが掴んで地面に叩きつける。
  リングに戻ろうとする。
  マルビンが掴んで地面に叩きつける。
  胸への張り手の打ち合いに。
  場外カウントが進んでいる。
  両者止めるとリングに滑り込む。
  それぞれ場外カウントで勝ちだとアピールするも
  レフェリーは2人共間に合わなかった、という判断(4分半)!。
 
  それぞれ納得できない様子。
  マルビンは髪を切られるのを渋っている。
  観客からは再開?を要求する声。
  ズンビードが諦め髪を切られる。
  これを見たマルビンは覚悟を決め髪を切られる。

試合結果

@ヘア・マッチ、3本勝負:エミリオ・チャールズvs.アポロ・ダンテス(2−1)(CMLL 12/4/01)
Aヘア・マッチ:ピンピネラvs.ティファニー(ダブル・カウントアウト)(AAA 9/16/01)
Bヘア・マッチ:ラティン・ラベルvs.ヘビー・メタルvs.ペーロ・アグアーヨJr vs.ヘクトル・ガルザ(AAA 1/15/02)
Cヘア・マッチ、3本勝負:リッキー・マルビンvs.ズンビード(1−1)(ダブル・カウントアウト)(CMLL 2/15/03)
Dヘア・マッチ、3本勝負:ショッケルvs.ヴァンピーロ(2−1)(CMLL 4/4/03)
Eヘア・マッチ、3本勝負:ペロ・アグアーヨ、ペロ・アグアーヨJr vs.シエン・カラス、マスカラ・アニョ・ドス2000(2−1)(CMLL 3/19/05)