TOPルチャ・リブレCMLL 1997年 →CMLL:4/19/97

CMLL:4/19/97の分析


名勝負 なし
好勝負 トルネオ・シベルネティコ:ネグロ・カサス、ブラック・ウォーリアー、フェリノ、マノ・ネグラ、エル・ダンディ、スコルピオJr、シルベル・キングvs.エル・イホ・デル・サント、エル・テハノ、ミステル・ニエブラ、ラ・フィエラ、ドクトル・ワグナーJr、マスカラ・マヒカ

3/18/97の大会より
@3本勝負:ヴィオレンシア、カルロフ・ラガルデJr vs.ウルトラマンJr、アストロ・レイJr
 ヴィオレンシアの受けから繰り出されるウルトラマンの連続攻めは見応えあり。
 アストロも特筆すべき程ではないですが良い動きですね。
 カルロフはちょっと容姿だけの外人ルチャドールって感じでした。
 平均レベル。

3/15/97の大会より
A3本勝負:エル・ダンディ、リスマルク、ブラゾ・デ・プラタvs.エル・サタニコ、レイ・ブカネロ、グラン・マルクスJr
 1本目はルードのサタニコらが全員でリングに入り制圧。
 2本目からテクニコの反撃が始まりますが、
 ポルキーが悪い意味でスティールしてしまう。
 リスマルクなんて完全に目立たなくなってますね。
 悪い試合。

B3本勝負:レザーフェイス、スティール、フォーリン・エクスチェンジvs.アポロ・ダンテス、スコルピオJr、エミリオ・チャールズJr
ルードが色物で使い物になりません。
 定型のルード制圧で3本目までもつれ込んだけどまったくその価値はありませんね。
 スリリングとは程遠い攻防です。
 最後はスティールがロー・ブローからフォールを奪いますが、
 ダンテスが気づいていたにも関わらず普通に抗議してカウント3を許すという形で萎える。
 ひどい試合。

3/18/97の大会より
Cバトル・ロイヤル
 次のシベルネティコ戦でのチーム決め。
 重要なのはダンディがシルベルを襲おうとするも
 シルベルのカウンターで縺れて両者脱落。
 それによりルードがサントをリンチし落とそうとするも
 規定数に達してサントがルード軍に組み込まれる形になった事ですね。

Dトルネオ・シベルネティコ:ネグロ・カサス、ブラック・ウォーリアー、フェリノ、マノ・ネグラ、エル・ダンディ、スコルピオJr、シルベル・キングvs.エル・イホ・デル・サント、エル・テハノ、ミステル・ニエブラ、ラ・フィエラ、ドクトル・ワグナーJr、マスカラ・マヒカ
 といっても一人テクニコが混じってもストーリーが描かれることはなく
 トルネオ・シベルネティコならではの1対1が中心です。
 一人一人を振り返ると・・・
 ネグラは下手ですが組み合わせの相手がワグナーだったのが救いで最初に脱落してくれます。
 そのワグナーは気取ったルードで輝いていますね。
 テハノはベテランとしてインサイド・ワークで勝負していて
 ダンディとの重量級対決は見応えがありました。
 ニエブラは動きの軌道が汚いですが、独特の味があり
 カサスとの攻防は結構幅がありましたね。
 ウォーリアーは長身が映える動きでこの時期が一番輝いていたのでしょうね。
 フェリノはスピード感があり、マヒカは優雅。
 スコルピオはやや体が重く足手まといか。
 フィエラは最後に残る抜擢を受けていましたが、良くも悪くもなく印象は薄いですね。
 後半加速度ある攻防後、ややずれたかなと思ったが、
 流石にフィニッシュとダイブ関連スポットは見事に務め上げ白熱しなおしました。
 サントがカサスにダイブを決めるもそれで担架で運ばれる、というフィニッシュは良いものの
 捻るならそれ以外の部分でもダブル・フォールなどでやって欲しかったですね。
 まあそれは2回目のトルネオシベルネティコできっちり改善されるのだけど。
 ぎりぎり好勝負。

総評
 2回目の方を最初に手に入れるべきではあるけれども
 こちらも中々どうして見応えがあります。
 (執筆日:4/15/11)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@3本勝負:ヴィオレンシア、カルロフ・ラガルデJr vs.ウルトラマンJr、アストロ・レイJr(2-1)
A3本勝負:エル・ダンディ、リスマルク、ブラゾ・デ・プラタvs.エル・サタニコ、レイ・ブカネロ、グラン・マルクスJr(2-1)
B3本勝負:レザーフェイス、スティール、フォーリン・エクスチェンジvs.アポロ・ダンテス、スコルピオJr、エミリオ・チャールズJr(2-1)
Cバトル・ロイヤル
Dトルネオ・シベルネティコ:ネグロ・カサス、ブラック・ウォーリアー、フェリノ、マノ・ネグラ、エル・ダンディ、スコルピオJr、シルベル・キングvs.エル・イホ・デル・サント、エル・テハノ、ミステル・ニエブラ、ラ・フィエラ、ドクトル・ワグナーJr、マスカラ・マヒカ