TOPルチャ・リブレCMLL 1997年 →CMLL:2/15/97(January 1997)

CMLL:2/15/97(January 1997)の分析


名勝負 ミニズ王座戦、3本勝負:ダミエンシート・エル・ゲレロvs.シクロンシート・ラミレス
好勝負 なし

1枚、約1時間40分です。
SlamBamJam製。

1/10/97の大会より
@3本勝負:オリンピコ、オリンパス、ソラールI vs.モグル、リンクス、グラディアドアJr
 試合展開も選手も特に記憶に残らない。
 悪い試合。

A3本勝負:ミステル・ニエブラ、ショッケル、マスカラ・マヒカvs.エル・フェリノ、レイ・ブカネロ、ブラック・ウォーリアー
 ニエブラの引き方、フェリノのクイックな動きは良いですね。
 他は目立たず、まずまず。
 3本目でフェリノらルードが支配しますが、当時は余り支配時での見せ方が豊富ではないですね。
 終盤にダウン相手へのトペコン含むダイブ連発。
 平均より少し上。

1/7/97の大会より
Bミニズ王座戦、3本勝負:ダミエンシート・エル・ゲレロvs.シクロンシート・ラミレス
 技とそれ以外の移行、仕掛け、全てが地続きとなって
 ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワンの攻防。
 それがレスリングの真の姿であり理想形です。
 まさか、それをまさかミニがやってのけるとは。
 2人ともトップ・ロープぐらいの背はあるので基本的に動きに制限はないけれども
 注視すれば手足の短さが間合いに影響し、動きを細々させるハンデとなっているのは分かる。
 やっぱりミニの世界なんです。
 それなのに何て美しいレスリングなのでしょう。
 この2人が繰り広げる可能性、自由度、優しさは完璧です。
 この2人にはルチャの代名詞であるダイブも1回で十分です。
 9分(not7分)、4分(not3分)、7分半(not10分)、という絶妙の試合配分で本当に心地よい時間を与えてくれました。
 プロレスにおいてレスリングが重要なのは
 レスリングが公平であるから。
 レスリングが正義であるから。
 レスリングが平和であるから。
 もしレスリングを極める事が出来たなら性差も身体差も超越して神の頂に辿り着く事が出来るからです。
 幸せなひと時。
 歴史的な名勝負です。
 
C3本勝負:ネグロ・カサス、リスマルク、リスマルクJr vs.ベスティア・サルバヘ、スコルピオJr、エミリオ・チャールズJr
 1本目はルードがラフ・ファイトで支配。
 チャールズがそこそこ体の大きさを活かせていますね。
 テクニコ側はリズマルク親子が親子タッグだからと接待されず、
 普通に個々で戦力としてアピールしていたのが印象的です。
 悪くない試合。

総評
 信じられない名勝負1試合だけで十分。
 (執筆日:9/24/10)
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

Bミニズ王座戦、3本勝負:ダミエンシート・エル・ゲレロvs.シクロンシート・ラミレス
  握手を交わす。
  組むとゲレロがバックを取る。
  ラミレスが腕を取ろうとするも防がれる。
  ゲレロがフルネルソン。
  ラミレスがアーム・ドラッグで倒しキー・ロック。
  ゲレロがグラウンド・ヘッド・シザース。
  ラミレスが逃れレッグ・ロック。
  ゲレロがリスト・ロック。
  ハンマー・ロック。
  ラミレスが首を掴んで飛び上がり首投げ。
  ゲレロが脚をかけて倒す。
  ハンマー・ロック。
  側転からアーム・ドラッグで腕を取る。
  ラミレスが丸め込む。
  ゲレロが逃れ丸め込む。
  ラミレスがフロント・ヘッド・ロック。
  ゲレロが脚をかけて倒す。
  ラミレスが脚を払って倒す。
  ゲレロが脚を掴んで倒す。
  レッグ・ロック。
  バタフライ・ロック。
  回転しようとした所をブリッジで固める。
  ラミレスが逃れ両脚を取る。
  ゲレロが体を起こしキャメル・クラッチを狙う。
  腕のロックは決めれず。
  スナップ・メアからチン・ロック。
  上にかぶさる。
  ブリッジで耐えるラミレスを持ち上げツームストンの体勢。
  ラミレスが体勢を入れ替える。
  ゲレロが体勢を入れ替える。
  ラミレスがハリケーン・ラナに切り返す。
  DDT。
  DDTへ。
  ゲレロが叩きつけエルボー・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  ゴーリー・スペシャル。
  ラミレスが上体を起こし肩車される状態に。
  反転してハリケーン・ラナ。カウント2。
  ドロップ・キック。
  脚にボディ・プレス。
  もう1回。
  レッグ・ロック。
  ゲレロがアーム・バー。
  ラミレスが後転して逃れる。
  レッグ・ロック+バタフライ・ロック。
  ゲレロが起き上がりミュール・キック。
  仕切りなおし。
  ゲレロが距離をつめノーザンライト。カウント2。
  ラミレスがドロップ・キック。
  ゲレロが場外に出て間を置く。
  ゲレロがラミレスの脚を掴んで倒す。
  ロープに走る。
  伏せたラミレスを飛び越えるとスナップ・メア。
  両腕を取る。
  ラミレスは跳ね起きるとアーム・ドラッグ。
  脚を払いカバー。
  ゲレロがすぐ返し脚を払いカバー。
  ラミレスがすぐ返す。
  仕切りなおし。
  ゲレロが脚を取って倒しロープに走る。
  伏せたラミレスを起こすとダブル・アーム。
  持ち上げゴーリー・スペシャル。
  サンセット・フリップに持っていく。カウント2。
  ドロップ・キック。
  カバー。カウント2。
  ゲレロが押してロープに走る。
  ロープを掴んで止まりドロップ・キックをかわすとラミレスを起こす。
  クローズラインへ。
  ラミレスが受け止めクローズラインへ。
  ゲレロは避けると突進。
  リープ・フロッグでかわされるもそのままコーナーへ。
  コーナーを使ってかわすとバク転。
  ラミレスが押してロープに走る。
  打ち上げられるもセカンド・ロープに着地。
  そのまま後ろに飛びハリケーン・ラナ。
  起き上がるのを待ちうけロープに振る。
  リープ・フロッグ。
  ゲレロがスライディングからクローズラインへ。
  ラミレスは受け止めると背に通してサブミッション。
  ゲレロがギブ・アップ(9分)!

  ゲレロがリングに戻る。
  ラミレスが腰にヘッド・バッド。
  スリーパー。
  ゲレロが一本背負い。
  アーム・ロック。
  ラミレスが倒す。
  腕を取り倒す。
  ゲレロが蹴り飛ばしカバー。
  ラミレスが返し脚にしがみつく。
  ゲレロははたくと変形バタフライ・ロック。
  ラミレスがスクール・ボーイ。カウント2。
  ゲレロが起こしジャーマン。カウント2。
  ジャックナイフ固め。カウント2。
  ラミレスが低空ドロップ・キック。
  脚を踏み後ろに倒れる。 
  もう1回。
  ゲレロがたまらず場外に出る。
  ラミレスは戻ってきたゲレロの脚を取って倒す。
  ロープに走る。
  伏せたゲレロを飛び越えて止まるとスナップ・メア。
  突進してきたゲレロをリープ・フロッグでかわすとモンキー・フリップ。
  ボディ・シザースで飛びつきモンキー・フリップ。
  ゲレロが近づいてきたラミレスを蹴り飛ばす。
  突進。
  ショルダー・スルーを食らうもエプロンに着地。
  拳を受け止めると殴り倒す。
  コーナーに上りダイビング・クロス・ボディへ。
  ラミレスは受け流すと押してロープに走る。
  ハリケーン・ラナへ。
  ゲレロがパワー・ボム。
  ロメロ・スペシャルを回転してきめギブ・アップさせる!
  ゲレロが追いつく(4分)!

  ラミレスは場外で休んでいる。
  リングに戻る。
  ゲレロが脚を蹴り払う。
  脚をかけて倒しエルボー・ドロップ。
  エルボー・ドロップ。
  ボストン・クラブ。
  脚をクロスさせボストン・クラブ。
  ラミレスが脚を取って倒しレッグ・ロック。
  ゲレロがロープを掴む。
  ラミレスがボディ・スラム。
  セカンド・ロープからボディ・プレスへ。
  ゲレロはかわして自爆させる。
  ボディ・スラム。
  コーナーに上るとスワントーン・ボムへ。
  しかしかわされ自爆。
  ラミレスがカバー。カウント2。
  インサイド・クレイドル。カウント2。
  ゲレロが不意を突いてクルーシーフィックス。
  ラミレスはカウント2で返すとキャメル・クラッチを狙う。
  ゲレロが腕はロックされないよう耐える。
  かかったかに見えたがゲレロが後ろに跳ね除ける。
  ブリッジで固める。カウント2。
  ゲレロが蹴り倒す。
  ラミレスを起こしチョップ。
  コーナーに振るとスペース・ローリング・エルボー。
  コーナーに振りもう1発狙う。
  かわされ突進。
  ラミレスがカウンターでバック・ブリーカー。
  ゲレロが押してロープに走る。
  リープ・フロッグにいったラミレスを肩車しようとする。
  ラミレスがハリケーン・ラナに切り返して落とす。
  トペ・スイシーダで追撃。
  リングに戻す。
  エプロンに上がるとターン・バックルにぶつけようとする。
  ゲレロはコーナーに脚をかけて防ぐと鉄柱にぶつけて落とす。
  コーナーに上ると場外のラミレスにトペ・アトミコ。
  リングに戻る。
  ラミレスがコーナーに上りダイビング・コークスクリュー・ボディ・プレス。カウント2。
  クロス・チョップで倒す。
  ゲレロがスピン・ルーニーからそのままハリケーン・ラナ。カウント2。
  ラミレスがボディ・シザースで飛びつきサーフボード・ストレッチで揺らすジャベ。
  ゲレロが丸め込みに持っていく。カウント2。
  押してロープに走る。
  ラミレスがリープ・フロッグ。
  もう1回。
  ゲレロが下に入り肩車。
  反転したラミレスにパワー・ボム。カウント2。
  ゲレロが押しロープに走る。
  ヒップ・トスを着地すると両腕を取って倒しジャベ。
  ラミレスがギブ・アップ!
  ゲレロの防衛(7分半)!
  ゲレロは喜びの余りコーナーに上って転げ落ちる。

試合結果

@3本勝負:オリンピコ、オリンパス、ソラールI vs.モグル、リンクス、グラディアドアJr(2−1)
A3本勝負:ミステル・ニエブラ、ショッケル、マスカラ・マヒカvs.エル・フェリノ、レイ・ブカネロ、ブラック・ウォーリアー(2−1)
Bミニズ王座戦、3本勝負:ダミエンシート・エル・ゲレロ(ch)vs.シクロンシート・ラミレス(2−1)
C3本勝負:ネグロ・カサス、リスマルク、リスマルクJr vs.ベスティア・サルバヘ、スコルピオJr、エミリオ・チャールズJr(2−1)