TOPルチャ・リブレCMLL 2025年 →CMLL:Best of CMLL 2025 part.7

CMLL:Best of CMLL 2025 part.7の分析


名勝負 トルネオ・シベルネティコ:チーム・メヒコ(アンヘル・デ・オロ、アトランティスJr.、ディスフント、マスカラ・ドラダ、ミスティコ、ネオン、テンプラリオ、ティタン、ヴォラドールJr.、ザンドーカンJr.)vs.チーム・インターナショナル(アクション・アンドレッティ、ドノヴァン・ダイジャック、リオ・ラッシュ、マイケル・オク、マイク・ベイリー、ロビーX、ロッキー・ロメロ、石森太二、ザ・ビースト・モートス、TJP)(8/29/2025)

世界ライト・ヘビー級王座vs.マスク:MJF(ch)vs.ミスティコ(92.Aniversario 9/19/2025)
好勝負 世界ライトヘビー級王座戦:MJF(ch)vs.ザンドーカンJr.(8/15/2025)

3本勝負:ミスティコ、ネオン、ティタンvs.グラン・ゲレロ、ウルティモ・ゲレロ、ストゥーカJr.(8/22/2025)

@世界ライトヘビー級王座戦:MJF(ch)vs.ザンドーカンJr.(8/15/2025)
 試合前にMJFがマイクで煽りまくり。
 厭味ったらしさは言語分からずとも伝わりますが、
 マネージャーがスペイン語に訳すので更に熱量ある状態で試合開始。

 MJFが活き活きとアメリカン・ヒールとして
 すかしてズルして馬鹿にします。
 わざと力を抜いた雑な技を織り込むのも上手いですね。

 焦らした上でザンドーカンの反撃。
 フェンスに干したMJFへの強烈なトペは素晴らしかった。

 MJFのマイクに出たミスティコ、他ドラダとかではなく、
 ザンドーカンだからこそMJFのヒール・ワークに完全に合わせに行けましたね。

 素晴らしいパフォーマンスでした。

 欲を言えば後3分は伸ばして
 ザンドーカンの攻めシーンももう少し増やして欲しかったか。

 そこだけ惜しい13分の試合ですが完成されています。

 ぎりぎり好勝負。
 
A3本勝負:ミスティコ、ネオン、ティタンvs.グラン・ゲレロ、ウルティモ・ゲレロ、ストゥーカJr.(8/22/2025)
 アピールで韻を踏んでルード制圧とテクニコダイブ。
 更にケモニート同士のおまけ付と、
 1本目ということで短めではあるもののサービス満点の内容。

 2本目はルードが制圧し直して、
 ケモニートのリベンジもあり。
 フォール取った後ルードが3人組み合って合体アピールをしたりと
 こういう細かな所が良いですね。

 3本目はキレキレのムーブで盛り上げます。
 演舞してアピール時に仕切っていたので、
 まだまだこれからかなと思った所で終わったので、
 それまでの期待値と比べると比較的あっさり終わった印象ですが、
 ボリュームはともかく攻防の質は3本目も高かったです。

 ぎりぎり好勝負。

Bトルネオ・シベルネティコ:チーム・メヒコ(アンヘル・デ・オロ、アトランティスJr.、ディスフント、マスカラ・ドラダ、ミスティコ、ネオン、テンプラリオ、ティタン、ヴォラドールJr.、ザンドーカンJr.)vs.チーム・インターナショナル(アクション・アンドレッティ、ドノヴァン・ダイジャック、リオ・ラッシュ、マイケル・オク、マイク・ベイリー、ロビーX、ロッキー・ロメロ、石森太二、ザ・ビースト・モートス、TJP)(8/29/2025)
 この形式の定番ゲストとなっているロビーXらは
 期待通り間違いのないパフォーマンスを見せます。
 ドノヴァンもメキシコ仕様にキャラをデフォルメしつつ、
 攻防の質を落としていないですね。
 
 またCMLLによく出ているロメロ、モートスも
 チーム・インターナショナル側に回ったことで厚みが増していますね。

 これだけ大勢だと一人二人微妙なレスラー、手が合わないレスラーが見られるものですが、今回は皆無。

 しかも大物に配慮しての中途半端な決着もなし。

 ダイブ後全員乱闘で仕切ることで
 長時間化を可能にして最初の脱落まで40分。
 そこからコンスタントに脱落ありますが、合計タイムはなんと80分超え。
 正直長すぎる印象もありますが、
 それでも豊潤なアクションの数々に満たされます。

 そしてクライマックスの組み合わせが
 ミスティコvs.ベイリー、TJP。
 このカードで想像され得る通り実力者が最後もしっかり締めてくれました。

 97年のに次いで歴史上2番目に良いトルネオ・シベルネティコでは。

 ぎりぎり名勝負。

Cバンディード、ミスティコvs.アンヘル・デ・オロ、エチセロ(9/5/2025)
 アメリカで活躍中のエチセロ、バンディード参戦とあって
 カード見ているだけで楽しみになりますね。

 1本勝負ということもありルチャの型に当てはめずに進めて行きますが、
 それでも面白く期待に応えてくれます。

 特にエチセロのバランス感覚は見事。

 普段組まない2人ながら連携もばっちしで充実の内容に仕上がっています。

 好勝負に少し届かず。

D世界ライト・ヘビー級王座vs.マスク:MJF(ch)vs.ミスティコ(92.Aniversario 9/19/2025)
 MJFはホームランダーのコスチュームにて登場。
 
 試合が始まればいきなりマスクを引き裂き、鉄柱攻撃でミスティコを血祭りに。
 ミスティコのマスクが真っ赤に染まり、
 MJFにも血がつくレベルで強烈なビジュでしたね。

 ミスティコも華麗さよりも荒っぽさを出してストーリーを補強。
 ダイブ決めるもリングに上がれないダメージ表現はユニークでしたね。
 過剰な振る舞いながら今回はありと思わせるくらいの流血量でしたから。

 MJFもドライバーやツームストン系にスポットをまとめ
 一発一発で強烈に試合のドラマ性を高めていきます。
 MJFのスタイルはメキシコの雰囲気に想像以上にハマっていますね。

 複雑なニア・フォールはないですが
 シンプルに、完璧にまとまりました。

 メキシコのピュアリティと国境を越えた交流により生まれたマジック・タイム。

 文句なしに名勝負。

 (執筆日:9/?/25)