TOPルチャ・リブレCMLL 2025年 →CMLL:Best of CMLL 2025 part.6

CMLL:Best of CMLL 2025 part.6の分析


名勝負 なし
好勝負 ミスティコvs.バンディード(6/27/2025)

トルネオ・ラ・レイエンド・デ・プラタ決勝:ネオンvs.マスカラ・ドラダ(7/25/2025)

MLWナショナル・オープンウェイト王座戦:ウルティモ・ゲレロ(ch)vs.ブルー・パンテル(8/8/2025)

@ミスティコvs.バンディード(6/27/2025)
 初シングル。
 それに見合う雰囲気ある装いで手合わせ。

 お互い勢いのあるトペで挨拶。
 一進一退を行いつつ、
 観客の気持ちが入るようにミスティコのスポットをベストに配置しています。

 レスラー・スキル的にはバンディードの方が上でしょうが、
 CMLLでのポジション差を適切に察知するその嗅覚は素晴らしかった。

 ぎりぎり好勝負。
 
A3本勝負:ネオン、ティタンvs.アンヘル・デ・オロ、バルバロ・カベルナリオ(7/4/2025)
 ルードの調整力、テクニコのムーブ力。
 お互いがちゃんと仕事をした1本目。
 2本目はルードが煽り力を押し出して 
 そのまま2-0になってしまうのでは、という攻め込み。
 攻防量もあっての2本目決着なので高い集中力を持って3本目へ。
 
 3本目始める前にケモニートの攻防を入れたのも盛り上がりましたね。

 3本目は惜しみなく見せ場を連発。
 テクニコがムーブに寄ってしまって
 3本目までの過程をどこまで背負えているかで言うと
 ちょっと物足りなさはありましたが、見応えのある内容でした。

 好勝負に少し届かず。

Bメキシカン・ナショナル・トリオス王座戦:エル・コバルデ、フェリノJr.、イホ・デル・ストゥーカJr.(ch)vs.ドラゴン・レジェンダリオ、ドラゴン・ロホJr.、ドラゴン・デ・フエゴ(7/11/2025)
 演舞も切れ味良く、フォールを交えることで
 緊張感をもって1本勝負ならではの良さを生み出せていますね。

 トリオの展開に依存せず
 敢えて1対1の攻防も多めに。
 それで勝負してくるだけあって見応えは上々でしたね。

 ルードのセコンド介入を効果的に使った上で
 最後のまとめ方も良かった。

 好勝負に少し届かず。  

Cトルネオ・ラ・レイエンド・デ・プラタ決勝:ネオンvs.マスカラ・ドラダ(7/25/2025)
 ドラダがリングに飛び込むや演舞スタート。
 
 浮遊感のある飛翔と共に
 リング内外、空間を大きく使って飛び回ります。

 一気にスターダムを駆け上がったネオン。
 トップのドラダに比類するムーブを見せ、
 攻防もそういうストーリーで補強します。

 入場ステージからのスワントーンに
 フェンス上の攻防も惜しみないビッグ・マッチ仕様のスポットを連発。

 ドラダは今年ビッグ・マッチを何度も成功させていますが、
 今回も例にもれず豊潤なニア・フォール合戦。
 
 決勝にふさわしい派手な内容でしたね。

 文句なしに好勝負。

DMLWナショナル・オープンウェイト王座戦:ウルティモ・ゲレロ(ch)vs.ブルー・パンテル(8/8/2025)
 昨年、初対決で素晴らしい試合をしたベテラン対決再び。

 ゲレロが奇襲。
 観客を上手くのせて一気に引き込むテクは流石。

 パンテルもここに来て若返ったような溌溂さを相変わらず見せます。

 ゲレロの強制的な試合の変化、
 見せ場作りが効果的に働き、
 次々と生まれる攻防のフローに酔いしれます。

 相性良すぎてお互い晩年になるまで
 戦う機会がなかったのが惜しまれる程ですが、
 この調子なら今からでも数え歌に昇華していきそうですね。

 最後はあっけないフィニッシュでしたが、
 53歳と64歳の最高のプロレスでした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/25)