TOPルチャ・リブレCMLL 2024年 →CMLL:Best of CMLL 2024 part.5

CMLL:Best of CMLL 2024 part.5の分析


名勝負 なし
好勝負 3本勝負:ウルティモ・ゲレロvs.ブルー・パンテル(11/30/2024)

世界ヒストリック・ミドル級王座戦:フリップ・ゴードン(ch)vs.ロッキー・ロメロ(12/13/2024)

@トルネオ・ラ・レイエンド・デ・アズール決勝:ミスティコvs.エチセロ(11/29/2024)
 序盤の押さえた攻防の中にも
 ハイフライの予兆混ぜて
 1本勝負で大事な熱量の微調整が効いています。

 エチセロがラフに煽り、ちゃんとその後も段階を踏んでいます。

 グラウンドテクも上手く織り交ぜ幅のある攻め。
 
 元のスタイルの違いから時々緩い工房もありますが
 30分弱のロングマッチをやりきりました。

 好勝負に少し届かず。

A3本勝負:ウルティモ・ゲレロvs.ブルー・パンテル(11/30/2024)
 リングに入ろうとしたパンテルをゲレロが襲撃。
 足にも狙いをつけドミネイトしていきます。
 観客の空気の捉え方はベテランの妙ですね。
 体の負荷を抑えつつも雰囲気を作っています。

 逆転の丸め込みで切れ味鋭く1本。

 2本目は手短めに3本目に繋げます。

 3本目。
 ゆったりとした攻防ですがベテラン同士なのでそこをベースに
 巧みにムーブを一つ一つ見せていきましたね。

 ムーブの強度を見せれないならと
 ダイブを連発したりしてハイ・スポットを表現。

 ムーブの強度は若手に遠く及びませんが、
 攻防のストーリーは豊潤で見事でした。

 ぎりぎり好勝負。

B世界ヒストリック・ミドル級王座戦:フリップ・ゴードン(ch)vs.ロッキー・ロメロ(12/13/2024)
 序盤の抑えたギアの中でも
 間違いのないアクションを見せます。

 いまやCMLLのトップルチャドールとなった
 ロメロがベースラインを安定化させますが、
 フリップも自己本位にならず良い試合運びです。

 フリップもまたレスラーとしての旬を迎えたのではないかと感じさせますね。

 素晴らしい試合です。

 ぎりぎり好勝負。

 (執筆日:12/?/24)