CMLL:Best of CMLL 2023 part.4の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | 3本勝負:ミスティコvs.ソベラーノJr.(9/1/23) 世界ウェルター級王座戦:ティタン(ch)vs.マスカラ・ドラダ2.0(9/29/23) メキシカン・ナショナル・タッグ王座戦:マグナス、ルギド(ch)vs.フトゥロ、ネオン(10/13/23) 3本勝負:ミスティコvs.テンプラリオ(10/13/23) |
@3本勝負:ドラゴン・ロホJr.、ティタンvs.マスカラ・ドラダ、テンプラリオ(9/1/23)
ドラダが出てくる前にロホがテンプラリオを奇襲。
先に主導権を握ると、花道から場外に投げ落とし、マスクを剥ごうとしてやりたい放題の1本。
2本目も合体技でリング制圧する流れ。
ドラダとテンプラリオが面白いタッグ・ワークで反撃し3本目へ。
シングルから仕切り直したり、最後がややあっさり目な所もありましたが、
それぞれの可能性を感じさせる面白い攻防でしたね。
好勝負に少し届かず。
A3本勝負:ミスティコvs.ソベラーノJr.(9/1/23)
登場したミスティコにソベラーノが詰め寄って冒頭ステージの攻防。
掴んでソベラーノが先取します。
ダウンするミスティコ相手に見事なアピール、煽りで2本目。
定番通り短めながら普通よりも充実感があり、
ソベラーノの魅力が詰まっていますね。
ミスティコはそこまでワークとしては良くなかったものの
それを補って余りあるソベラーノの抜群のワークと
凄い試合をするためのスポット盛りだくさんで盛り上がりました。
ぎりぎり好勝負。
B世界ウェルター級王座戦:ティタン(ch)vs.マスカラ・ドラダ2.0(9/29/23)
優美な演舞の中にスケールを広げる組み合わせと切り返し。
フェンスを使った攻防やジャベの掛け合いで気持ちを見せるシーンなど
様々なシーンが生まれていきますが、
アクションの前に2人のルチャドールがあって
その間の関係性の糸が切れていないのが素晴らしかったですね。
これからどんな攻防を生み出すのか、
ワクワクしながら見守らせた内容です。
文句なしに好勝負。
Cメキシカン・ナショナル・タッグ王座戦:マグナス、ルギド(ch)vs.フトゥロ、ネオン(10/13/23)
全員ほぼ初見ですが、
活動している領域は近いのか
攻防の段取りはスムーズで、
意欲的にムーブをつないでいきます。
優れたチェーン・アクションに惚れ惚れしましたね。
ミッド・カードに思わぬ掘り出し物でした。
ぎりぎり好勝負。
D3本勝負:ミスティコvs.テンプラリオ(10/13/23)
ミスティコが入場するとそのままリングに走り込んでアクション・スタート。
そのまま早期決着で1本。
2本目はその流れからテンプラリオの反撃で手短に1本ですが、
テンプラリオが自分のリズムをちゃんと作っていますね。
3本目本番。
テンプラリオが煽りながら良いリード・ラインを引いて
それにのせたミスティコの良質なハイ・フライ。
お互い次につなげるタイミングを適切に調整しながら
切り返しも工夫して熱戦に仕上げました。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:10/?/23)