CMLL:89 Aniversario 9/16/22の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | マスカラ・コントラ・マスカラ:アトランティスJr.vs.ストゥーカJr. |
@@メキシカン・ナショナル・トリオス王座戦:ダルス・ガルデニア、エスピリトゥー・ネグロ、レイ・コメタ(ch)vs.アルカリス、ゲレロ・マヤJr.、スティグマ
A3本勝負:ユーフォリア、エチセロ、メフィストvs.ネグロ・カサス、スターJr.、ティタン(2-1)
Bバトル・ロイヤル:アヴェルノvs.フエルザ・ゲレラvs.アトランティスJr.、ドラゴン・ロホJr.
Cコッパ・インディペンデンシア決勝:アンヘル・デ・オロvs.ミスティコvs.ヴォラドールJr.
3人がちゃんと絡んで、
しかもそれがハイ・テンポ。
ルチャらしくダイブも頻繁に織り交ぜられます。
バリケード外にまで及んだり、ステージ・ダイブも見せたりと
派手なアクションになっていますね。
一方で演舞間の接続詞が物足りず課題点もない訳ではない。
最後はオロがルードとしてステップ・アップする演出で〆。
好勝負に届かずも中々良い試合。
DCEdPI準決勝:アヴェルノ、ウルティモ・ゲレロvs.アトランティス、フエルザ・ゲレラ
ECEdPI準決勝:アトランティスJr.、ストゥーカJr.vs.ドラゴン・ロホJr.、エル・ソベラノ
FCEdPI決勝:アトランティスJr.、ストゥーカJr.vs.アヴェルノ、ウルティモ・ゲレロ
Gマスカラ・コントラ・マスカラ:ラ・ハロチータvs.レイナ・イシス
決してスキル的には世界一流とは思いませんが、
大一番に対して真摯に向かいあっていますね。
自分の全力を尽くすマスカラ戦のあるべき姿ですが、
トペをかわされてバリケード激突、
ステージ・ダイブまで見られるとは思いませんでした。
ハイ・フライとロープ・ワークを使って
テンポ感も落とさず観客をリードし続けましたね。
体を張ってステージを上げ続けるのは単純。
ただ事前に決めていたとはいえ
これまでにない負荷を体にをかけ続けて
その中で気持ちを強く持ち続ける覚悟は並大抵のものではありません。
2人のパフォーマンスに拍手。
好勝負に少し届かず。
Hマスカラ・コントラ・マスカラ:アトランティスJr.vs.ストゥーカJr.
負け残りがマスカラ戦に挑むのも萎えますが、
一方で勝ち残ったタッグがマスカラ戦というのも理不尽さがあって
ちょっとメキシコ独特な慣習ですね…。
それはともかくとして
試合はアトランティスが入場と同時にロープ越しに花道からクロス・ボディ。
ストゥーカもマスク引き裂きで一気に惹きこむことに成功しています。
試合時間短縮したとはいえ複数試合をこなしており、
疲労感も蓄積しているはずですが、メインとしてビッグ・スポットを惜しみなく披露。
フォールの見せ方は流石にセミよりも豊かですね。
アトランティスがトペにいくもかわされバリケードの上に墜落する恐ろしいシーンを経てクライマックス。
それぞれのフィニッシャーも認知されているので、
分かりやすい形で一気にまとめ上げました。
CMLLらしい見応えのある内容。
今年になってCMLLも復調傾向にありますね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:9/?/22)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ウニベルサル王座トーナメント準決勝:ティタンvs.ニエブラ・ロハ(4/22/22)Aウニベルサル王座トーナメント決勝:ミスティコ(優勝!)vs.ティタン(4/29/22)
B世界ライト・ヘビー級王座戦:ニエブラ・ロハ(ch)vs.バルバロ・カベルナリオ(新チャンピオン!)(7/15/22)
Cレジェンダ・デ・プラタ決勝:テンプラリオvs.エル・ソベラノJr.(7/29/22)
DCMLL世界ヘビー級王座戦:エチセロ(ch)vs.ユーフォリア(8/19/22)
EGPインターナショナル・トルネオ・シベルネティコ:アトランティスJr.、エル・ソベラノJr.、ミスティコ、ストゥーカJr.、ティタン、テンプラリオ、ウルティモ・ゲレロ、ヴォラドールJr.vs.エル・メシアス、ケニー・キング、リンセ・ドラド、マット・テイヴェン、オラクロ、ロビー・イーグルス、ロッキー・ロメロ、タイガー・マスク (8/19/22)