TOPルチャ・リブレCMLL 2012年 →CMLL:Best of 2013 Part.5

CMLL:Best of 2013 Part.5の分析


名勝負 なし
好勝負 ショッケルvs.ネグロ・カサスvs.ルーシュ(11/11/13)

3本勝負:ルーシュvs.ショッケル(11/18/13)

@3本勝負:ルーシュ、レイ・エスコルピオン、マキシモvs.ネグロ・カサス、テリブレ、ショッケル(6/28/13)
 ショッケルらが奇襲を仕掛け、そのままリングを制圧。
 ルーシュが1対3で盛り返し、マキシモもキスを炸裂させる。
 このキスはもっと目立つ場面でも良かったですけどね。
 トペで勢いを加えると今回の目玉であるカサスとルーシュが激しい打撃争い。
 2本目もルーシュとカサスの遺恨が止まらない。
 カサスとルーシュはいずれカベジェラ戦でもやるでしょうね。
 他が2人のテンションに追いつけないほどの激しさがあった。
 この2人のみが大きく引っ張っているという意味で飛びぬけた評価はできないものの特別な熱を感じさせました。
 好勝負に少し届かず。

A3本勝負:ルーシュ、テリブレ、ヴァンゲリスvs.ショッケル、ネグロ・カサス、ヴァリエンテ(9/3/13)
 ルーシュの陰鬱さが素晴らしいですね。
 テリブレ、ヴァンゲリスも1人にむらがって
 ルードとしての悪辣さを鮮烈にアピールできている。
 ヴァンゲリスは意外にアピール力がありますね。
 またルーシュと絶賛抗争中のカサスも
 良い意味でベビーフェイスと思えないえげつないストンピングを見せます。
 ショッケル、ヴァリエンテもその熱に浮かされてのっていますね。
 派手さにはかけるもののヒートを感じられる一戦。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Bショッケルvs.ネグロ・カサスvs.ルーシュ(11/11/13)
 2014年トップ・クラスの遺恨を巻き起こすルーシュ。
 ルーシュだけではなくショッケル、カサス間も激しくぶつかる3ウェイです。
 めまぐるしく場を入れ替えながら打撃戦を繰り広げる。
 無駄にダウンするのではなく、打撃の余韻を引きずりながら戦場を少し離れる形。
 このスピード感のコントロールは絶妙ですね。
 容赦なく顔にストンピング、技を打ち込み合います。
 カットしながらの打ち合いの中で、最初にカサスが脱落。
 ルーシュvs.ショッケルとなりますが、この一騎打ちは次回に持ち越し。
 ルーシュがあからさまなロー・ブローでDQを取りに行きました。
 メキシコだと割かしあることとはいえ、もっと見たかったなぁ。
 ぎりぎり好勝負。

C3本勝負:ルーシュvs.ショッケル(11/18/13)
 感情振り絞った激突。
 ショッケルも伊達に経験を積んでいないですね。
 遺恨の見せ方を良く分かっています。
 攻防もしっくりかみ合っていて
 技で盛り上げるべき所は技で盛り上がり、
 打撃で荒っぽい雰囲気を出すべき所は雰囲気を押し出している。
 また丸め込みで変化つけたりと絶妙です。
 後半にかけてルーシュが動ける部分に任せすぎているきらいもあるが素晴らしい内容でしたね。
 ぎりぎり好勝負。

D3本勝負:ルーシュvs.ネグロ・カサス(11/22/13)
 ルーシュがナルシスト・アピールと共に頭部への執拗な攻撃。
 レフェリーの制止も聞かない暴走っぷりでDQ。
 2本目も飛ばして攻め続けます。
 しっかり理由をつけてカサスが凌ぎ、ニア・フォールの攻防へ。
 2本で終わるものの憎しみと技術の詰まった内容でした。
 好勝負に届かずも中々良い試合。


注目試合の詳細

なし

試合結果

@3本勝負:ルーシュ、レイ・エスコルピオン、マキシモvs.ネグロ・カサス、テリブレ、ショッケル(2-1)(6/28/13)
A3本勝負:ルーシュ、テリブレ、ヴァンゲリスvs.ショッケル、ネグロ・カサス、ヴァリエンテ(9/3/13)
Bショッケルvs.ネグロ・カサスvs.ルーシュ(DQ)(11/11/13)
C3本勝負:ルーシュvs.ショッケル(2-1)(11/18/13)
D3本勝負:ルーシュvs.ネグロ・カサス(2-0)(11/22/13)