TOPルチャ・リブレCMLL 2010年 →CMLL:FSE 5/1/10 & 5/8/10

CMLL:FSE 5/1/10 & 5/8/10の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚、約1時間205分です。
SlamBamJam製。

4/25/10の大会より(アレナ・コリセオ)
@3本勝負:アルカンヘル・デ・ラ・ムエルテ、ロコ・マックス、スカンダロvs.アンヘル・デ・オロ、アンヘル・デ・プラタ、アストロ・ボーイ
 アルカンヘルらがテンポの良い乱闘を見せ、
 そこに要所に絞ったスポットでアンヘル2人が中々のムーブを披露です。
 またアストロも始末する、と評するにふさわしいキレのあるフィニッシュで貢献です。
 良い内容でしたが、ルードが制圧してフィニッシュ、という
 定番シーンをまさかの3本目で行うというブックなんて盛り下がる。
 悪くない試合。

A3本勝負:アトランティス、ストロング・マン、ヴォラドールJr vs.ミスティコ、テリブレ、テハノJr
 ミスティコXヴォラドールは入場するなり場外で激突。
 ミスティコは規律に囚われないルードっぷりで良いですね。
 そのままテリブレらも乱闘を仕掛けて1本です。
 2本目も乱戦の延長。
 中途半端な反撃でしたが、ヴォラドールがミスティコにミスティカを決めフィニッシュ。
 しかし1,2本目をこんな形にしてしまったために3本目は他を活躍させなくてはならない。
 そしてそこにはストロング・マンが入っているんですよね。
 受ける事によるマイナス・イメージを扱いきれていない攻防でした。
 未来への煽りとしては有効な内容でしたが、この試合としてはちょっとバラバラ。
 悪くない試合。

5/2/10の大会より(アレナ・メヒコ)
Bブルー・パンテル、メトロ、サグラドvs.ユーフォリア、ヴァンゲリス、ヴィルス
 1本目はユーフォリアらが制圧するものの
 煽りきれていないまま3人でのジャベでフィニッシュです。
 2,3本目はテクにコが誤爆から反撃するも中身が薄く、印象に残らない内容。
 敢えて良かった選手を上げるならメトロか。
 見せ方をちょっとだけ意識しています。
 悪い試合。

CヴォラドールJr vs.ミスティコ
 入場口で殴り合い、ヴォラドールがステージ・ダイブ。
 その後はミスティコが場外で甚振り、
 花道でパワー・ボム、ブレーン・バスターを打ったりします。
 前回見た光景で、そのシーンの中で技がシーンを作るための
 ワン・オブ・ゼムでしかないという欠点も同じく。
 ミスティコが様々な技をトライしヴォラドールが力尽きる形で1本。
 2本目はヴォラドールがミスティカを決め追いつきましたが、
 ここは短くしても良いので大きく一気に動かしても良かったですね。
 3本目。
 鏡合わせ後ダイブからクイックへと技を変質させ盛り上げています。
 フィニッシュは只の丸め込みながら流れの上での事ですからまあ良し。
 まあまあ良い試合。

総評
 メインは抗争としては一番ホットなカードなので見てみても良いかもしれない。
 試合としてはちょっと物足りないし、個人的には前回の方が好きですけど。
 (執筆日:5/14/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし 

試合結果

@3本勝負:アルカンヘル・デ・ラ・ムエルテ、ロコ・マックス、スカンダロvs.アンヘル・デ・オロ、アンヘル・デ・プラタ、アストロ・ボーイ(2-1)
A3本勝負:アトランティス、ストロング・マン、ヴォラドールJr vs.ミスティコ、テリブレ、テハノJr(2-1)(DQ)
B3本勝負:ブルー・パンテル、メトロ、サグラドvs.ユーフォリア、ヴァンゲリス、ヴィルス
C3本勝負:ヴォラドールJr vs.ミスティコ(2-1)