CMLL:2/13/10の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚、約1時間30分です。
SlamBamJam製。
2/12/10の大会より
@3本勝負:イホ・デル・ファンタズマ、マキシモ、ヴァリエンテvs.アトランティス、レイ・ブカネロ、ウルティモ・ゲレロ
1本目はルード制圧、定番花道側のロープ・スポットですぐにフィニッシュ。
2本目はダイブで反撃という定番の展開で1−1。
3本目はムーブのヴァリエンテ、コメディーのマキシモ、どちらにも突っ走れず中途半端な物に。
最後のフィニッシュだけ予想を覆していて面白かったですね。
悪い試合。
A3本勝負:ブラゾ・デ・プラタ、ラ・ソンブラ、ストロング・マンvs.フェリノ、ミステル・ニエブラ、ネグロ・カサス
プラタとストロング・マンが組めば場の方向性が決まってしまう。
ソンブラやフェリノの身体能力なんて物は不要になるのです。
なるべくしてひどい試合となる。
Bメキシカン・ライトヘビー級王座戦、3本勝負:ミスティコ(ch)vs.ヴォラドールJr
ミスティコもこの境地まで来たか、という感じ。
観客を見て反応を引き出せるルードです。
自分勝手でそれでいてクールなルードです。
軸がぶれずルードとして見事なアピールとなっています。
一方で試合は伸び悩んでいます。
コーナーへのパワー・ボムといった過激な技を次々と出しすぎるきらいがありますね。
ただでさえハイ・フライヤーで技種が限られているのですから試合運びはもう少し柔軟に捉えて欲しかったですね。
特に2本目は思わぬ形で1本目を取られたミスティコに早く追いつこうと言う焦りがあったなら
それはクールなルード・カラーと対照的で3本勝負の中の良いメリハリになったはずです。
またテクニコのヴォラドールにロープ悪用なんてさせるなら
体を張るよりも気持ちを攻めて布石を打つべきでした。
これなら単なる、してやったり、で終わってしまう。
ミスティコのルードとしての魅力を堪能できるものの
ミスティコとヴォラドールの攻めのバランスが悪く特筆すべきレベルにいけず。
平均的な良試合。
総 評
メインはまずまずですが、どちらかといえばヴォラドールよりもミスティコ・ファン向きです。
(執筆日:12/19/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
Bメキシカン・ライトヘビー級王座戦、3本勝負:ヴォラドールJr(ch)vs.ミスティコミスティコが不意打ちでヴォラドールを倒した様子。
起こしてスーパー・キック。
観客にアピールしてみせる。
ライガー・ボム。カウント2。
蹴り飛ばす。
マスクを引き出す構え。
ロープに走りニーで落とす。
観客にもたれたヴォラドールに張り手を打っていく。
リングに戻す。
スナップ・メアからマスクを引っ張り引き裂く。
観客にアピール。
ロープに振るとクローズライン。
ヴォラドールは避けると背中にのる。
キャッチされるも脚で首を挟んで倒すとクロス・フェイス。
タップさせる(3分)!
ミスティコがヴォラドールを花道に連れて行きパワー・ボム。
観客にアピール。
(CM)
2本目。
ミスティコがコーナーへのパワー・ボム
衝撃で場外に転落したヴォラドールをリングに戻す。
ヴォラドールへの声援に耳をふさぐ。
クローズラインへ。
ヴォラドールは避けるとヘッド・シザースを決め落とす。
トペ・コンヒーロ。
場外カウントをカット。
クローズラインへ。
ミスティコはかわすとスーパー・キック。
階段を持ってくるとそこへのパワー・ボム。
抱えると鉄柱にぶつける。
リングに戻る。
場外でヴォラドールが起き上がったのを見るとコーナーに駆け上がりダイビング・ボディ・アタック。
リングに戻るとトペ・スイシーダ。
エプロンに上がるとアサイ・ムーンサルトへ。
ヴォラドールが脚を上げて迎撃。
エプロンに上がるとアサイ・ムーンサルト。
リングに戻りミスティコをエプロンに上げる。
ミスティコは振り払うとジャンピング・キック。
スプリングボード式クローズライン。
アピール。
起こすとボディ・リフト。
そこからダブル・ニー・ガット・バスター。
カバーするもカウント2。
ヴォラドールがクローズラインへ。
ミスティコはちょっと待てと手を出す。
レフェリーにあれは何だ、と場外を指差してからヴォラドールのマスクを剥ぐ。
そしてインサイド・クレイドルで1,2,3!
ミスティコが追いつく(10分)!
ヴォラドールがスナップ・メアからマスクを完全に引き裂く。
完全にちぎれたのでレフェリーが別のマスクを渡す。
ヴォラドールが再びマスクを引きちぎる。
コーナーでアピール。
ミスティコが背後からジャンピング・キック。
ヴォラドールがタックル。
両者掴みかかり殴りつける。
ミスティコが蹴り飛ばす。
ヴォラドールがロープの反動を使って蹴り飛ばす。
ミスティコがソバットで止める。
アピール。
スーパー・キックでエプロンに出す。
殴りかかる。
ヴォラドールは受け止めると殴りまくる。
ミスティコがジャンピング・キック。
ふらついたエプロンのヴォラドールに場外へのサンセット・フリップ・パワー・ボム。
リングに戻りアピール。
エプロンに上がってきたヴォラドールに殴りかかる。
ヴォラドールはガードするとジャンピング・キック。
コーナー上へ。
ミスティコがジャンピング・キック。
スパニッシュ・フライを決めるもカウントは2。
クローズラインにいくも避けられる。
両者そのままロープに走りハンドスプリングからバク転で着地。
ミスティコがミスティカを狙う。
ヴォラドールは着地するとロープに走りミスティカを狙う。
ミスティコがフェイス・バスターに切り返す。
ラ・マヒストラルを狙う。
ヴォラドールが潰す。
ロープに腕を絡ませロック。
1,2,3!
ヴォラドールが新チャンピオンに(5分)!
ミスティコは花道に下がるも納得いかずリングのヴォラドールにトペ・スイシーダ。
マウント・パンチ。
タイツを引きちぎる。
マスクを剥ぎ取りベルトを奪うと裁定を下したレフェリーに叩きつける。
ベルトとマスクを持って帰っていく。
試合結果
@3本勝負:イホ・デル・ファンタズマ、マキシモ、ヴァリエンテvs.アトランティス、レイ・ブカネロ、ウルティモ・ゲレロ(2−1)A3本勝負:ブラゾ・デ・プラタ、ラ・ソンブラ、ストロング・マンvs.フェリノ、ミステル・ニエブラ、ネグロ・カサス(2−0)
Bメキシカン・ライトヘビー級王座戦、3本勝負:ミスティコ(ch)vs.ヴォラドールJr(新チャンピオン!)(2−1)