TOPルチャ・リブレCMLL 2010年 →CMLL:Sin Piedad 12/3/10

CMLL:Sin Piedad 12/3/10の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚、約2時間です。
SlamBamJam製。
Samurai TVからの流用です。

12/3/10の大会より(アレナ・メヒコ)
@ダーク・エンジェル、ルナ・マヒカ、マルセラvs.エステレジータ、下田美馬、ティファニー
 下田の動きがおばさん臭く、細かい動きの質が落ちていますね。
 他も含め攻防にむらがあり1つの試合を作り上げる事が出来ない。
 オープニングとしてはもう少し盛り上げたかった。
 ひどい試合。
 
Aデルタ、ストゥーカJr、ヴァリエンテvs.ユーフォリア、ポルヴォラ、サングレ・アステカ
 まずはヴァリエンテとアステカが数珠レスリングを見せています。
 予想以上に長くやって魅了してくれましたね。
 ミスがありながらもデルタと交錯する形でヴァリエンテのムーンサルト
 デルタと交錯する良い形でヴァリエンテ・ムーンサルトに繋げフィニッシュです。
 2本目も良い変化をつけていますね。
 特にヴァリエンテのキレが際立っていました。
 アステカら控えが入ってのルード制圧で3本目へ。
 3本目はちょっと混雑していますね。
 もう少しすっきりさせてインパクトがダイレクトに伝わるようにしたいものです。
 まあまあ良い試合。

Bイホ・デル・ファンタズマ、ラ・マスカラ、ラ・ソンブラvs.アヴェルノ、エフェスト、メフィスト
 1本目はすぐアヴェルノらが仕掛け制圧です。
 2本目、介入、複数人スポットが出てメフィストXファンタズマもヒートしましたが、
 全然上手く1つの試合の中に収まっていませんね。
 最後はメフィストがマスク剥ぎする形でフィニッシュ。
 悪い試合。

Cマスカラ・コントラ・マスカラ、3本勝負:エレクトリコvs.ペケーニョ・ウォーリアー
 どちらもそこそこ身長があるために
 ミニの凄さよりインパクトの弱さ、という弱点の方が目立ちますね。
 時間帯に求められるスポットこそあるものの意思疎通が結構あるので
 空白が生まれテンポが乱れている部分が多々あります。
 ウォーリアーはミニ6マンだともう少し良さそうな印象を受けたんですけどねぇ。
 マスクを賭けた価値を感じさせない内容で、少し悪い試合。

D3本勝負:ラティーノ、ミスティコ、ショッケル、ストロング・マンvs.アトランティス、フェリノ、へクトール・ガルザ、ネグロ・カサス
 1本目は意図のない乱戦。
 何も見所がないまま、やりすぎて反則を取られる結末です。
 2本目、抗争中のラティーノXガルザはハード・ヒットで良かったし、
 ミスティコのムーブ、フェリノの補佐力も光ったものの
 実質1本勝負の構成で8マン・タッグでは個が場に働きかけるにも限界がありますね。
 少し悪い試合。

Eカベジェラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:レイ・ブカネロvs.ミステル・アギラ
 隠れていたアギラが不意打ちしてスタート。
 悪徳レフェリー、ティランテスが関わってきてアギラ優位の裁定を下します。
 1本目はその影響を大きく受けた内容で高速カウントでフィニッシュ。
 ここでコミッショナーが出てきて正統レフェリーに変更されるので
 ティランテスへのリベンジで盛り上げる事は出来ない。
 折角犠牲を払ったのにこれでは駄目ですね。
 そもそも攻防自体も予想通りでいまいちです。
 避けられるための動きとか相手から離しすぎです。
 最初から無理のあったカードとはいえ実にがっかりした。
 悪い試合。

総評
 定番の大会でしたがいまいち。
 コントラ戦に頼りすぎず王座戦の価値を高めないとまずいんではないか。
 (執筆日:5/14/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし 

試合結果

@3本勝負:ダーク・エンジェル、ルナ・マヒカ、マルセラvs.エステレジータ、下田美馬、ティファニー(2-1)
A3本勝負:デルタ、ストゥーカJr、ヴァリエンテvs.ユーフォリア、ポルヴォラ、サングレ・アステカ(2-1)
B3本勝負:イホ・デル・ファンタズマ、ラ・マスカラ、ラ・ソンブラvs.アヴェルノ、エフェスト、メフィスト(2-0)(DQ)
Cマスカラ・コントラ・マスカラ、3本勝負:エレクトリコvs.ペケーニョ・ウォーリアー(2-1)
D3本勝負:ラティーノ、ミスティコ、ショッケル、ストロング・マンvs.アトランティス、フェリノ、へクトール・ガルザ、ネグロ・カサス(2-0)
Eカベジェラ・コントラ・カベジェラ、3本勝負:レイ・ブカネロvs.ミステル・アギラ(2-1)