CMLL:CadenaTres 10/9/10の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
10/5/10(Arena Mexico)の大会より
@3本勝負:ペケーニョ・ウニベルソ2000、ペケーニョ・ヴィオレンシア、ペケーニョ・ウォーリアーvs.アストラル、ペケーニョ・オリンピコ、ショッケルシート
中途半端に背があり迫力がないだけになってしまっている。
一番小さいのはショッケルシートだが
補佐を受けて一応技を決められるというレベルで圧倒はされない。
全体的にミニならではのスピード感が足りず、
3本目の最後のフィニッシュも弱いものでした。
悪い試合。
A3本勝負:フエゴ、サグラド、ストゥーカJr vs.デムス3:16、ポルヴォラ、ヴィルス
デムスらルードがレスリングを仕掛けるも
仕掛ける程上手くないし、受けるテクニコも微妙な反応。
ポルヴォラはシングルでは安心して見れたのだけど
どうもトリオの状況判断能力はまだまだ弱いようですね。
2本目以降も低調。
テクニコが良い所を出させる前にルードが潰してしまっています。
それはテクニコの主張が弱いのであり、
ルードも空気を読めていないって事で両方が悪い。
悪い試合。
B3本勝負:ヘクトール・ガルザ、ミステル・アギラ、オリンピコvs.アトランティス、ドラゴン・ロホJr、ウルティモ・ゲレロ
アギラが使えず対するアトランティスが能力を少しも発揮できず。
オリンピコは元パートナーとの対決を期待していたものの
組み合わせの相手は何故かロホで首を傾げてしまう。
ガルザは煽りだけでまともにゲレロと戦った印象すら残っていない。
実体のない内容で悪い試合。
Cメキシカン・ナショナル・ライト・ヘビー級王座戦、3本勝負:ヴォラドールJr(ch)vs.ラ・マスカラ
基本的なシークエンス中の丸め込みで
あっさりと挑戦者のマスカラが1本取ってしまいます。
土台とはいえもう少し何かやりようがあるでしょう。
2本目。
1本取っているマスカラが攻防を常に制していく展開ですが
ヴォラドールは焦りを表現できず引き込まれる物がありません。
最後にヴォラドールが雪崩式ハリケーン・ラナを決めカウント3。
3本目。
ヴォラドールがいなしながら攻防を作り上げ、
マスカラもそれについていってニア・フォールを生みます。
しかし場外による場面転換は効果をなしていないし、
間や見得を扱いきれていないのでドラマは生まれず。
若手同士では中々物にならないのが今のCMLLの辛い所です。
悪くない試合。
総評
中身ではなく王座交代劇という事実が売り。
(執筆日:8/16/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@3本勝負:ペケーニョ・ウニベルソ2000、ペケーニョ・ヴィオレンシア、ペケーニョ・ウォーリアーvs.アストラル、ペケーニョ・オリンピコ、ショッケルシート(2-1)
A3本勝負:フエゴ、サグラド、ストゥーカJr vs.デムス3:16、ポルヴォラ、ヴィルス(2-1)(DQ)
B3本勝負:ヘクトール・ガルザ、ミステル・アギラ、オリンピコvs.アトランティス、ドラゴン・ロホJr、ウルティモ・ゲレロ(2-1)
Cライト・ヘビー級王座戦、3本勝負:ヴォラドールJr(ch)vs.ラ・マスカラ(新チャンピオン!)(2-1)