TOPルチャ・リブレCMLL 2008年 →CMLL:Sin Piedad 8/29/08

CMLL:Sin Piedad 8/29/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚約2時間45分です。
SlamBamJam製。

@3本勝負:ダミアン666、ウォーリヤー、ピエロシートvs.マスカリータ・ドラダ、ファンタジー、オリンピコ
 所々で待ちが見えたりして間延びしましたが
 ダイブを事前に配置したりしてフィニッシュ・シーンの印象は良いですね。
 っていうかそんな事はどうでも良いんです。
 ここで語らなきゃいけないのはドラダなんですね。
 サグラダの方の名前で有名なミゼット・レスラーで
 WWEや初期ハッスルなど幅広い団体に参戦しているので見た事ある人も多いと思うのですが
 サグラダな身体能力はあんなものじゃなかった。
 相手が通常レスラーでこそ真の実力は発揮されるようで
 トペで飛びつき回ってのアーム・ドラッグなど
 構成ムーブが普通より1ムーブ多い
 驚天動地のムーブが次々と繰り出されます。
 もう凄いの一言。
 いやはや生で見たくなりましたよ。
 平均レベル。

A3本勝負:ファンタズマJr、ラ・マスカラ、ラ・ソンブラvs.フェリノ、ヘビー・メタル、ミステリオッソII
 やけに変則的な見せ方に拘るなと思ったら
 1大会に1つぐらいあるわざと消化不良を狙った試合ですね。
 ルード側は良いレスラーが揃っているので
 面白いスポットも幾つか見られました。
 悪くない試合。

Bルーザー・アドバンス・コントラ・マッチ:マ ルセラ、プリンセサ・スヘイvs.アマポーラ、レディ・アパッチェ
 CMLLでは良くある敗者が残って賭け試合を行うと言う物。
 トーナメントだったりマスクだったりもするようですが
 今回は敗者チーム同士が連続で試合を行い髪を賭けます。
 試合は不意打ちから始めいつもの劣化ルチャとは違うなと思っていたら
 連戦への土台作りに徹していたんですね。
 連戦の方もその土台を活かして大技の打ち合いで
 気持ちのぶつかり合いが伝わってきます。
 まあまあ良い試合でした。

C3本勝負:ウルティモ・ゲレロ、アトランティス、ネグロ・カサスvs.アレックス・シェリー、クリス・セイビン、ソンジェイ・ダット
 ルチャでは見られない多次元的なというか
 トリオス・シーンをTNA組が異文化を持ち込みました。
 それに対しCMLL組もそれなりに対応して面白い試合に仕上げています。
 お国対決ですから当然盛り上がりも素晴らしいものがありました。
 まあまあ良い試合。

D3本勝負、マスクvs.マスク:ミクトランvs.ドラゴン・ロホJr
 ロープ・ワークとハイ・フライングが控えめでバランスが悪く
 少しくどいカウント2.9プロレスだったな、という印象です。
 ドラゴン・ロホは人気のある割りに余り魅力を感じなかったですね。
 悪くない試合。

E3本勝負:ブルー・パンテル、ドス・カラスJr、ドクトル・ワグナーJr vs.ブラック・ウォーリヤー、ミステル・ニエブラ、レイ・ブカネロ
 ダイブの無駄打ちや不必要な煽りが多く微妙な試合でしたが
 こんなに格の違うカードでは当然でメインとしては弱い。
 只ワグナーが格好良いから許す。
 入場曲イントロの高揚感、ベテランならではの雰囲気とゆったりした仕草。
 まさにメヒコ版武藤って感じで惚れた。
 少し悪い試合。

総評
 ミスティコ、アグアーヨJrの2大巨頭が欠場で
 いまいちなカードになってしまいました。
 女子マッチがMOTNというのはちょっと寂しい。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし 

試合結果

@3本勝負:ダミアン666、ウォーリヤー、ピエロシートvs.マスカリータ・ドラダ、ファンタ ジー、オリンピコ(2−1)
A3本勝負:ファンタズマJr、ラ・マスカラ、ラ・ソンブラvs.フェリノ、ヘビー・メタル、ミステリオッソII(2−0)(DQ)
Bルーザー・アドバンス・コントラ・マッチ:マルセラ、プリンセサ・スヘイvs.アマポーラ、レディ・アパッチェ
カベジェラ・コントラ・カベジェラ:アマポーラvs.レディ・アパッチェ
C3本勝負:ウルティモ・ゲレロ、アトランティス、ネグロ・カサスvs.アレックス・シェリー、クリス・セイビン、ソンジェイ・ダット(2−1)
D3本勝負、マスクvs.マスク:ミクトランvs.ドラゴン・ロホJr(2−1)
E3本勝負:ブルー・パンテル、 ドス・カラスJr、ドクトル・ワグナーJr vs.ブラック・ウォーリヤー、ミステル・ニエブラ、レイ・ブカネロ(2−1)