CMLL:8/5/06の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
1枚約1時間30分です。
SlamBamJam製。
8/4/06の大会より。
@3本勝負:ブルー・パンテル、ラ・マスカラ、ヴォラドールJr対ミステリオッソII、オリンピコ、サングレ・アステカ
いきなり連携や第3者へのダイブと1本目を短く飛ばしてきましたね。
2本目も凄いムーブが繰り出されます。
何気にやっていたエプロンにおける控えとの攻防も素晴らしいです。
3本目はルードの支配からになりますが
ここでもテンポが落とさない連携技を見せ
派手なクライマックスにつなげました。
只反撃ポイントはパンテルよりヴォラドールが担当した方が良かったと思いますね。
他よりも地味でインパクトに欠けていました。
ベテランのパンテルがキャプテンに位置づけられるのは当然なんだけど
こういう内容なら敢えて譲っても良かったのでは。
後は尺がやや短めなので1本目冒頭で
最初のパンテル対オリンピコから動かすのではなく
1対1を3回行ってからにして軽く厚みを増して欲しかったですね。
好勝負に少し届かず。
A3本勝負:ダミアン666、ヘクトール・ガルザ、ペロ・アグアーヨJr対ドス・カラスJr、ドクトル・ワグナーJr、レイ・ブカネロ
いつも通りの乱戦ですが前の試合の波を受ましたか、
ハイ・テンションでいつもやらないような技も見られます。
3本目はまったりし過ぎで乱戦の勢いが失われているものの
観客をのせているのでそんなに退屈ではありません。
悪くない試合。
B3本勝負:エル・イホ・デル・サント、ミスティコ、ネグロ・カサス対アトランティス、ブラック・ウォーリアー、ウルティモ・ゲレロ
トリオなのにわざわざサント、カサス入場後に
ウォーリヤーが入場口まで近づいていって
ミスティコの定番、入場ステージからのダイブをやったのは無理矢理過ぎましたね。
その後完全に仕切りを入れたのでブーストの意味もなかったですし
これにはちょっと笑ってしまいましたよ。
試 合はやや省いてミスティコとウォーリヤーの対面まで持っていくと
アトランティス、ゲレロが入ってきて乱戦に持ち込みフィニッシュです。
最初のはミスティコ対ウォーリヤー(記念大会のマスク・マッチのカード)で試合を動かす前振りでしたか。
2本目はマスク引き裂きや素晴らしいダイブで盛り上げて
ミスティコがウォーリヤーにミスティカを決めて幕。
これも上記とつながっていて方法論としては良いのですが
もっと良いやり方があったように思います。
記念大会でもそうでしたが対面して初手ミスティカ即積み、っていうのもあっけない。
3本目は連携技やスポットの入れ方などテンポ良く構成しておりダイナミックです。
これは素晴らしかったですよ。
客?へのインタビューが大事な場面で入ったり
前回の試合のフィニッシュ・シーンを今回も同じものを使うにも関わらずプレイ・バックしたりする
映像面ではケチをつけたい所はありましたけどね。
中々良い試合でした。
総 評
ルード色を薄めに動きを売りに構築していく@と
スター選手がルード色を含め大きく展開させて構築するB。
2つのストリームの良試合が収録されており
ビッグ・イベントでこそないものの良い大会ですよ。
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
B3本勝負:イホ・デル・サント、ミスティコ、ネグロ・カサス対アトランティス、ブラック・ウォーリヤー、ウルティモ・ ゲレロミスティコは登場するとステージから下にいたウォーリヤーにダイビング・クロス・ボディ。
クローズラインへ。
ウォーリヤーは避けるとショルダー・スルーで花道に叩きつける。
ビッグ・ブーツ。
スピン・キックでリングに入れる。
場外に出すと持ち上げてエプロンに落としてぶつける。
ミスティコはダウン。
何とか起き上がるもウォーリヤーにやられたようでまたダウン。
カサス対アトランティス。
レスリングからカサスがアーム・ドラッグ。
サント対ゲレロ。
サントがリスト・ロック。
脚を取られて倒されるもヘッド・シザースを決める。
仕切り直し。
ゲレロが脚を取って倒す。
サントは倒されながらも両脚で首を挟み回転して倒す。
起き上がられるも回転して倒す。
起き上がられた所で足を腹に当て跳びあがる。
ボディ・シザースで飛びつきアーム・ドラッグ。
ヘッド・シザースを決める。
もう1回。
ゲレロが足を払いカバー。
サントはすぐ返すと足を払いカバー。
ゲレロがすぐ返し構える。
握手を交わす。
ミスティコ対ウォーリヤー。
ウォーリヤーが蹴りつけてミスティコを倒すや
アトランティス、ゲレロが入ってきて控えのカサス、サントを蹴り落とす。
ウォーリヤーが振ったミスティコにゲレロがヒップ・トスを決めて花道に落とす。
ゲレロはミスティコをロープの上に横にする。
ウォーリヤーがそのミスティコにダイビング・レッグ・ドロップを決める。
入ってきてサントとカサスはゲレロが掴んでスイングしギブ・アップさせる!
ルードが先取(6分)!
ゲレロはケモニートを持ち上げるとサントの上に落とす。
ウォーリヤーがミスティコのマスクを引き裂く。
ミスティコを蹴り倒していく。
場外に蹴りだす。
サントをロープに振ると連携でパワー・ボム+フェイス・バスター。
続けてカサスをコーナーに振ると連続攻撃。
ミスティコをリングに入れるとロープに振る。
打ち上げてマットに叩きつける。
蹴り倒す。
コーナーに振りウォーリヤーがスプラッシュを狙う。
ミスティコは避けるとアトランティス、ゲレロの攻撃も避けチョップ。
ウォーリヤーにスーパー・キックを叩き込む。
サントがゲレロにニー・ストライク。
カサスがアトランティスを蹴り飛ばす。
サントがゲレロにハリケーン・ラナ。
場外に出た所でエプロンから飛びつきヘッド・シザースを決める。
カサスがアトランティスを花道まで追いつめる。
ミスティコはウォーリヤーをロープに振るとバック・ブリーカー。
マスクを引き裂く。
ウォーリヤーがビッグ・ブーツでミスティコを倒し突進。
ミスティコはモンキー・フリップで落とすと側転・バク転からのダイブ。
アトランティス、ゲレロが入ってきたカサスにドロップ・トー・ホールドを決めコーナーにぶつける。
サントをロープに振りクローズラインを放つ。
避けられたので続いてゲレロが打ち上げる。
サントはその先にいたアトランティスにドロップ・キックを叩き込む。
ゲレロがコーナーのカサスにハイ・ニーを狙うも避けられ転落。
カサスがアトランティスにエプロンからテーズ・プレス。
サントがゲレロに斜めのトペ・スイシーダ。
ミスティコとウォーリヤーが入る。
ミスティコはロープに走るとミスティカを決めギブ・アップさせる!
これで1−1になる(4分)!
ゲレロ、アトランティスがサントをコーナーに振る。
アトランティスが突進。
サントは蹴り飛ばすとゲレロにボディ・シザースで飛びつく。
持ち上げられるもゲレロにアーム・ドラッグ、同時にアトランティスへヘッド・シザース。
アトランティス、ゲレロがクローズラインを放つ。
避けられたので続いてゲレロが打ち上げる。
サントはその先にいたアトランティスにヘッド・シザースを決め落とす。
ゲレロにも回転してのアーム・ドラッグで落とす。
カサス対ウォーリヤーに。
張り手の打ち合い。
ウォーリヤーがスピン・キック。
ロープに振ろうとする。
カサスが防いでスリーパー。
ウォーリヤーは顔を引っかいてすぐに逃れるとロープに走りビッグ・ブーツへ。
カサスは耐えてみせる。
もう1発打ってみろと言う。
打ってきた所を受け止めるとレッグ・クラッシャー。
ゲレロが入ってきて張り手。
張り手の打ち合いに。
ゲレロがロープに走りクローズライン。
カサスは耐えて倒れない。
ゲレロがもう1発狙う。
カサスは体を逸らして避けると低空ドロップ・キック。
(女性客へのインタビューに変わる)
その間にアトランティスが股間を蹴り上げられた様子。
ミスティコ対ゲレロ。
ゲレロは張り手を決めて倒すとチョーク・スラム。
ミスティコは起き上がると張り手を放つ。
受け止められるも肩車される状態に持って行き変形ハリケーン・ラナで落とす。
スライディング・キックへ。
避けられ突進。
打ち上げられるもエプロンに着地。
そこから後ろに跳びヘッド・シザース。
コーナー上でアピール。
アトランティスが隙を突こうとする。
ミスティコはリングの中に飛び入り防ぐ。
ロープに走りハンド・スプリングを見せる。
アトランティスの手を掴むとコーナーに駆け上がり回転してのアーム・ドラッグ。
アトランティスが花道に出る。
ウォーリヤーが入る。
クローズラインへ。
ミスティコは避けると肩に乗る。
そこからヘッド・シザースで落とす。
三角跳びからスプリングボード式コークスクリュー・ダイブ。
カサスがアトランティス、ゲレロにドロップ・キックを放つも避けられる。
アトランティスがカサスに蹴りを放つも避けられ羽交い絞めしていたゲレロに誤爆。
カサスはアトランティスを羽交い絞めにして倒す。
サントがスワントーン・ボムを決める。
その先にいたゲレロに回転してのサンセット・フリップで1,2,3!
カサスもアトランティスを丸め込み1,2,3!
テクニコの勝利となる(5分)!
試合結果
@3本勝負:ブルー・パンテル、ラ・マスカラ、ヴォラドールJr対ミステリオッソII、オリンピコ、サングレ・アステカ(2−1)A3本勝負:ダミアン666、ヘクテル・ガルザ、ペロ・アグアーヨJr対ドス・カラスJr、ドクトル・ワグナーJr、レイ・ブカネロ(2−1)
B3本勝負:エル・イホ・デル・サント、ミスティコ、ネグロ・カサス対アトランティス、ブラック・ウォーリアー、ウルティモ・ゲレロ(2−1)