TOPルチャ・リブレCMLL 2001年 →CMLL:11/13/01

CMLL:11/13/01の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約2時間10分です。
Highspotsにてビデオで購入。

@3本勝負:タルザン・ボーイ、マスカラ・マヒカ、フエルザ・ゲレラvs.ブルー・デーモンJr、ヴィジャノIV & V
 1本目は安定した内容。
 ただここから流れを作るのかと見せかけて特に意味のないシーンがあったりしますね。
 2本目は打撃濃度を増してルードが支配します。
 ヴィジャノ側に孤立の意識があったのでしょうか中途半端になっていますね。
 3本目もヴィジャノがスピードに乗ったムーブが出来ないのがネックに。
 単純に盛り上がる方向性に照準が合わない。
 これでは最後にルードがひっくり返してもたいしてインパクトを受けない。
 悪くない試合。

A3本勝負:エミリオ・チャールズJr、ベスティア・サルバヘ、スコルピオJr vs.ラヨ・デ・ハリスコ、ブラゾ・デ・プラタ、ミステル・ニエブラ
 1本目はトペを絡めて手早く終了。
 2本目はショッケルが現われチャールズの恋人に言い寄ります。
 それにチャールズが気を取られて2−3になりテクニコが逆転に成功と言う展開。
 それまでの支配シーンもレベルが低く、完全にストーリーのために組まれただけです。
 ひどい試合。

B3本勝負:レイ・ミステリオJr、フェリノ、アンティファズ、ブラック・ウォーリアーvs.ニチョ・エル・ミジョナリオ、フベントゥー・ゲレラ、ブラック・タイゲル、ヴィルス
 基本的に出来る選手が揃っているのに
 それを上手くポテンシャルが引き出されていない印象です。
 2本目の極端な短さといい(せめてルードの乱戦化を入れましょう)
 手抜きではないが力を入れていない内容でした。
 平均レベル。

Cアポロ・ダンテス、シエン・カラス、マスカラ・アニョ2000、ウニベルソ2000 vs.ジャイアント・シルバ、リズマルクJr、ヴィジャノIII
 シルバがどうせ試合を支配するんだろ、という思い込みを覆し意外に動かしてきますね。
 リズマルク、ヴィジャノもしっかりアピールしていて楽しめました。
 ただはじめから1本勝負だと分かっていたらそこまで意表を突かれた様に感じなかったかもしれない。
 平均レベル。

Dタッグ王座戦、3本勝負:ウルティモ・ゲレロ、レイ・ブカネロ(ch)vs.ネグロ・カサス、エル・イホ・デル・サント(11/2/01)
 1本目はゆったりとしながらも心地よいレスリング。
 それぞれ自分の形に変化させていますし細かい反撃も利いていますね。
 2本目はルードの連携技からダイブ2発でリングアウト・フィニッシュ。
 2本目とはいえやや単純過ぎますか。
 ルードといいつつマスク引き裂き等あくどい事もしませんしね。
 3本目。
 カットから大技へとスライドさせていきますが
 良くも悪くもどう決着をつけるんだ、と混迷していきました。
 場外へのトペ・スワントーンからラ・マヒストラルは確かにフィニッシュとしてふさわしいですけどね。
 良い試合だがこの2タッグの王座交代劇から想像していた特別性はなかった。
 平均的な良試合。

総評
 特にビデオで手に入れる必要はないかな。
 (執筆日:11/21/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@3本勝負:タルザン・ボーイ、マスカラ・マヒカ、フエルザ・ゲレラvs.ブルー・デーモンJr、ヴィジャノIV & V(2−1)
A3本勝負:エミリオ・チャールズJr、ベスティア・サルバヘ、スコルピオJr vs.ラヨ・デ・ハリスコ、ブラゾ・デ・プラタ、ミステル・ニエブラ(2−0)
B3本勝負:レイ・ミステリオJr、フェリノ、アンティファズ、ブラック・ウォーリアーvs.ニチョ・エル・ミジョナリオ、フベントゥー・ゲレラ、ブラック・タイゲル、ヴィルス(2−1)
Cアポロ・ダンテス、シエン・カラス、マスカラ・アニョ2000、ウニベルソ2000 vs.ジャイアント・シルバ、リズマルクJr、ヴィジャノIII
Dタッグ王座戦、3本勝負:ウルティモ・ゲレロ、レイ・ブカネロ(ch)vs.ネグロ・カサス、エル・イホ・デル・サント(新チャンピオン!)(2−1)(11/2/01)