Classic Lucha:Best of 1995の分析
名勝負 | ウェルター級王座戦、3本勝負:シコシス(ch)vs.レイ・ミステリオJr.(AAA 9/22/95) |
好勝負 | カベジェラ・コントラ・カベジェラ:シルベル・キングvs.ミゲル・ペレスJr.(CMLL 9/22/95) |
@ウェルター級王座戦、3本勝負:シコシス(ch)vs.レイ・ミステリオJr.(AAA 9/22/95)
立体的な演舞の様式性と、
レスリングにおけるジャベなどのリアリティー。
キャリアの浅いミステリオはシーンの中身を画一的にする傾向がありましたが
この試合においては自由に組み合わせていますね。
ミステリオがスプリングボードをミスしたもののジャベで先取。
2本目もジャベで魅せた後、シコシスがムーンサルト。
ジャベで取り返すという伝統的なタイトル・マッチの様相となっています。
3本目は派手なダイブを計5発打ち合いますが
ここにおいてもそのダイブをつなげるための
理、流れの裏打ちがありましたね。
最後もリングアウトなどの不透明決着ではなく
王座移動のエンディングまである。
ぎりぎり名勝負です。
(執筆日:?/?/12)
Aカベジェラ・コントラ・カベジェラ:シルベル・キングvs.ミゲル・ペレスJr.(CMLL 9/22/95)
シルベルのキレは流石ですね。
トータル・パッケージ。
ミゲルも技のヒットした瞬間に力を入れエネルギッシュな印象を与え、
一方でハードな受け身も光っている。
試合は自爆ネタやフットワーク、ロープ・ワークによる加速といった様々な要素があります。
ある時間帯はこの要素と特定したり、幅広い要素を含める事で散漫になったりするものだけど
この試合は不思議な事にばらばらなようでいて
その細切れの断片が半分偶発的に組み合わされ化学反応を起こしています。。
シルベルvs.ダンテス、ダンテスvs.ハリスコに並ぶCMLLヘビー級を代表する素晴らしい試合。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:?/?/12)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ウェルター級王座戦、3本勝負:シコシス(ch)vs.レイ・ミステリオJr.(新チャンピオン!)(2-1)(AAA 9/22/95)Aカベジェラ・コントラ・カベジェラ:シルベル・キングvs.ミゲル・ペレスJr.(CMLL 9/22/95)