TOPルチャ・リブレClassic Lucha 1989年 →Classic Lucha:1989 Part 3

Classic Lucha:1989 Part 3の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚約2時間です。
SlamBamJam製。

@3本勝負:シクロン・ラミレス、アポロ・ダンテス、スペル・アストロvs.ネグロ・カサス、ブルー・パンテル、エミリオ・チャールズJr
 キレのある動きと控えの飛び出しで
 ポイントをしっかり押さえた一戦です。
 3本目開始時のルード支配も遅いと思いきや意外にフィットしている。
 中々良い試合。

Aピラータ・モーガン、ホンブレ・バラ、エル・ヴェルドゥーゴvs.マスカラ・サグラダ、アトランティス、スペル・アストロ
 テクニコ1人対ルード3人の攻防をフューチャーした、
 1本試合という事を考えると中々持って異質な試合に仕上がっていると言えます。
 それぞれの動きも歯車として噛み合って面白かったですが
 どうしても似たようなシーンになりますので
 もう1段階そこから展開を動かして欲しかったですね。
 中々良い試合です。

B3 本勝負:リスマルク、ポピテクス、アトランティスvs.エミリオ・チャールズJr、ジェリー・エストラーダ、ピエロスJr
 今ではロートルの印象のあるピエロスですが
 流石にこの頃は動きが良いですね。
 テクニコが圧倒する1本目やルードが盛り返す2本目も
 ルチャの魅力的な攻防を中心に
 高品質に仕上げていますよ。
 中々良い試合。 

Cマスク/ヘアvs.マスク/ヘア、 3本勝負:MS1、ティエラ・ヴィエント・イ・フィエゴvs.アトランティス、サタニコ
 かなりのものが賭けられている割りには
 それなりのクオリティで完成しちゃってますね。
 連携は良かったと思いますが
 最後の攻防にふさわしいだけのヒートにはたどり着いていない気がする。
 平均より少し上。 

D3本勝負:エディ・ゲレロ、エル・ダンディ、アポロ・ダンテスvs.ピラータ・モーガン、アリー・ロメロ、エミリオ・チャールズJr
 脚攻めにより孤立や一通りの攻防で
 かなりのロング・マッチを実現しています。
 只そこまでのカードかと聞かれるとやや疑問ですけどね。
 まあまあ良い試合です。 

Eヘア・マッチ、3本勝負:ジェ リー・エストラーダvs.ジャヴィアー・クルーズ(10/22/89)
 (1、2本目のみ収録で3本目はPart 4に入っています)
  素早い攻防から鉄柱などのラフ・ファイトで流血と
 定番の展開から、かなりの消耗具合の中ダイブを果敢に打ち合う、という激戦模様に持っていきます。
 やや過剰気味な気もしますが
 クライマックスは案外良く出来ています。
 平均的な良試合。

総評
 どうしても画質は悪いですが
 意外にクオリティの高い試合が幾つかあって楽しめました。
DVD Rating:★★★☆☆

注目試合の詳細

Aピラータ・モーガン、ホンブレ・バラ、エル・ヴェルドゥーゴvs.マスカラ・サグラダ、アトランティス、スペ ル・アストロ 
  いきなりルード軍が襲いかかりテクニコをリングから追い出す。
  リングに戻ってきたサグラダにダブル・ビッグ・ブーツ。
  アストロにはダブル・クローズライン。
  バラ、ヴェルドゥーゴはアトランティスをコーナーに振る。
  アストロをアトランティスにぶつける。
  もう1回狙う。
  アストロはジャンプしてコーナー上に着地するとムーンサルトで激突を防ぐ。
  アトランティスを打ち上げる。
  打ち上げられたアトランティスがモーガンにドロップ・キックを決めて落とす。
  ヴェルドゥーゴを殴りつけて落とす。
  サグラダがバラにドロップ・キックを決め落とす。
  今度はルードが追い出される形に。
  仕切りなおしでサグラダ対バラ。
  バラがいきなりクローズライン。
  もう1発狙う。
  サグラダは避けるとショルダー・スルー。
  ドロップ・キックへ。
  バラは避けるとコーナーに振ろうとする。
  サグラダは振り返すとモンキー・フリップ。
  飛びついてアーム・ドラッグに持っていく。
  バラがサグラダの胸に張り手を決め突進。
  サグラダはショルダー・スルーを決めて落とすとダイブを狙おうとロープに走る。
  モーガンが不意打ちを狙おうと入ってきたので止めてアトランティスにタッチ。
  アトランティスはモーガンを投げて落とす。
  戻ってきたモーガンにグラウンドからのモンキー・フリップ。
  飛び越えてからのアーム・ドラッグ。
  ロープに端ってヘッド・シザース。
  蹴り飛ばされるも突進してきたモーガンをモンキー・フリップで落とす。
  フェイク・ダイブを入れる。
  ヴェルドゥーゴ対アストロ。
  ヴェルドゥーゴはショルダー・スルーを決める。
  コーナーに振る。
  アストロはコーナーに飛び乗ると後ろにクロス・ボディ。
  ヴェルドゥーゴは後ろに流すとクローズラインへ。
  アストロは避けると飛びあがって外す。
  セカンド・ロープからムーンサルトで着地しアーム・ドラッグ。
  ヴェルドゥーゴがロープに走る。
  アストロが側転からフライング・ヘッド・バッド。
  落ちたヴェルドゥーゴに619のフェイク・ダイブ。
  サグラド対バラに。
  サグラドがクロス・ボディへ。
  バラは避けるとコーナーに振る。
  コーナーを使って裏に回ったサグラドをモーガンが羽交い絞めにする。
  バラが蹴りかかるも避けられモーガンに誤爆。
  サグラドがコーナーに座る。
  バラが張り手を狙う。
  サグラドは防ぐと腹にパンチを入れかがませる。
  バラを飛び越えてモーガンにアーム・ドラッグ。
  モーガンがセントーンを狙う。
  サグラドは避けて自爆させカバー。
  バラ、ヴェルドゥーゴがエルボー・ドロップを投下するも避けられモーガンに誤爆。
  サグラドは後転しヴェルドゥーゴにボディ・シザースで飛びつく。
  そこから首投げへ。
  同時にバラにはフライング・ヘッド・シザースを狙う。
  バラとヴェルドゥーゴが押し飛ばして防ぐもサグラドはモーガンにぶつける。
  バラとヴェルドゥーゴがエルボー・ドロップにいくも避けられモーガンに誤爆。
  バラとヴェルドゥーゴが突進。
  サグラドは避けると同時にロープを下げ2人を落とす。
  モーガンの足も払って場外に落とす。
  フェイク・ダイブからポーズ。
  アストロ対バラ。
  バラがアストロをコーナーに振る。
  もう1回狙う。
  アストロはコーナーに飛びのりムーンサルトで裏へ。
  ヴェルドゥーゴが羽交い絞めにする。
  アストロはその状態のままバラにドロップ・キックを決めるとヴェルドゥーゴにアーム・ドラッグ。
  アストロはモーガンを押すとセカンド・ロープからムーンサルトへ。
  誰ともあたらないが着地すると回転してフェイク。
  アトランティス対ヴェルトゥーゴ。
  アトランティスがクロス・ボディへ。
  ヴェルトゥーゴは避けるとコーナーに振ろうとする。
  アトランティスは振り返すと突進。
  ショルダー・スルーに返されるもエプロンに着地し手をとる。
  コーナー上へ。
  エプロンのモーガンが体勢を崩そうとしてくる。
  アトランティスはそれを避けるようにバラへミサイル・キック。
  ヴェルトゥーゴにはアーム・ドラッグを同時に決める。
  モーガンが羽交い絞めにする。
  アトランティスはその状態のままヴェルトゥーゴを蹴り飛ばすとモーガンにバック・エルボー。
  ヴェルトゥーゴの足を払ってカバー。
  バラがエルボー・ドロップを狙うも避けられる。
  アトランティスがモーガンにバック・ブリーカー。
  ヴェルトゥーゴにも。バラにも。
  やったなと近づいてきたアストロにも間違えてバック・ブリーカー。
  アトランティスは場外に出てアストロに大丈夫かと気遣う。
  サグラドが入りバラにクロス・ボディを狙う。
  バラは避けるとロープに走る。
  サグラドがショルダー・スルー。
  ドロップ・キックで落とす。
  入ってきたモーガンにもドロップ・キック。
  突進。
  打ち上げられるとその先の場外にいるバラに激突。
  モーガンがリングに入ろうとしたアトランティスに突進。
  アトランティスはかわしてコーナーにひっかからせるとドロップ・キックで落とす。
  アサイ・ムーンサルトで追撃する。
  アストロはヴェルトゥーゴにドロップ・キックを決めて落とすと
  619のフェイクから蹴り飛ばしロープ越しのトペ・アトミコ。
  場外カウントアウトになったようでアトランティス組の勝利!

試合結果

@3本勝負:シクロン・ラミレス、アポロ・ダンテス、スペル・アストロvs.ネグロ・カサス、ブ ルー・パンテル、エミ リオ・チャールズJr(2−1)
Aピラータ・モーガン、ホンブレ・バラ、エル・ヴェルドゥーゴvs.マスカラ・サグラダ、 アトランティス、スペル・アストロ(場外カウントアウト)
B3本勝負:リスマルク、ポピテクス、アトランティスvs.エミリ オ・チャールズJr、ジェリー・エストラーダ、ピエロスJr(2−1)
Cマスク/ヘアvs.マスク/ヘア、 3本勝負:MS1、ティエラ・ヴィエント・イ・フィエゴvs.アトランティス、 サタニコ(2−1)
D3本勝負:エディ・ゲレロ、エ ル・ダンディ、アポロ・ダンテスvs.ピラータ・モーガン、アリー・ロメロ、エミリオ・チャールズJr (2−1)
Eヘア・マッチ、3本勝負:ジェ リー・エストラーダvs.ジャヴィアー・クルーズ(2−1)(10/22/89)